セネガル
2005.12.28(水)
ジガンショールについたのは昼過ぎ、本当はガンビアに一気に突入したかったが上の地図を見てもらえば分かるようにガンビアはセネガルに囲まれてるのでここでショートストップだ。
通りがけの駄賃とばかりに午後一杯観光すれば十分だろう。
早速ホテルを出て街に繰り出す。
ジガンショールの街並
白人観光客が当たり前のように存在する。これまではそんなことあまりなかったのに・・・
マルシェ
工房になるのかな?その入り口、中にも入っているが特に目を引くものは無かった。
ちょっとびっくりした近代的な病院
ここがアフリカでなければこんなものにびっくりする訳が無い・・・、まあこれも偏見か?
ジガンショールの街並
なんかのモニュメント、中央にある物から類推すると「偉人のパンツ」を飾ったのでは?
川の眺め
舟のボロさ加減がいい味わいを出している、のか?
川付近の街並
奥の錨のモニュメント、手前はエキストラのセネガル人
マルシェ
これはちょっと高級住宅っぽく見えたので・・・
首都でさえしょぼいアフリカ諸国、地方都市なら尚更しょぼい、一応街歩きをメインに旅行してるので写真にこそ残せるなら残すがおそらく他のアマチュアのツーリスト達なら「何故こんな写真を撮り続けているのか?」と疑問を持たれても仕方ないだろう。
ジガンショール、ここはこれで終わりだ・・・
と・・・
思いきや・・・
何やらカラフルな、不思議な建物が目に飛び込んできた・・・
なんだ?このあざやかさは??
Allianceってことは・・・なんかの教育機関、学校なのか?
不思議な配色を持つこの空間、私は少し気になって中に入れるかどうかを確かめたくなってきた。
入口、うーん実にカラフルです。
受付のお姉さんに「見学させて!」というと「いいよ!」とあっさりとOKに。
そして中の一場面
そして建物
正面から、うーん何か面白い・・・
ステージもある。そして中の図書室
絵の展示、そしてアフリカではまず考えられなかった消火器が当たり前のように壁に掛けられている。そして中庭
扉にカラフルな外観。色の多彩さを表現するのにこのプロフェッショナル、カラフルしか知らないボキャブラリーの貧弱さを誇る。
そしてなんと中にちょっとした軽食コーナーまで!!
私はこの軽食コーナーでジュースを買いのんびりとくつろぐ、外に出れば何もないアフリカだが・・・
この空間は明らかに違っていた。
うまく表現できないが・・・
原色を多用してカラフルな仕立てであるにも限らず、外の喧騒やうっとおしさから完全に離れてくつろげるのでる。
『セネガル恐るべし・・・』
私がプロフェッショナルとしてこう感じるのも無理からぬ事だろう。
ひとしきり休憩を終え外に出る。
回廊も鮮やか!
そしてもう一度外観を・・・、これが学校なんて・・・いいぞ!
ジガンショールの観光を終えホテルに戻る。
ランドアバウトにジガンショールとある。手前のえぐられた道路のボコボコが見物
夕暮れ時
泊まったホテルの屋上から。
目の前に広がるのはいつものアフリカらしい景色。
ちなみにホテルの屋上部屋に宿泊していた。
昼間いいものが見れたので今日はローカル飯ではなくちょっと奮発してホテルのレストランでピザを食べる事に、ついこの間ギニアビサウでピザを食べたばかりだがピザは好きだからしょうがないだろう。
そしてここで食べたピザは・・・
今までの人生で一番美味しかった!!!
これがそのピザ様。
夜自室でゆっくりとくつろぎながらこう思う。
カラフルだった不思議な空間、そしてベスト・ピザ・イン・マイ・ライフ・・・
ジガンショール、何もないセネガルの中都市・・・
ここに来る事が出来て本当に良かったと・・・!
でももう見るものないから明日移動しようっと・・・
注:後で知人の「ほほほん氏」が教えてくれたところ、「Alliance Franco-Senegalaise」はフランスの文化会館というのが正解であり、フランスがやってるからこそ、デザインは別としてきれいに維持されているという事だった。妙に納得。