ナイジェリア
2005.10.11(火)-15(土)
ジョスのプラトー(バス乗場)を出発して次の目的地へ向かう。
ジョスのプラトー
向かう場所は首都アブジャ、ナイジェリアでの第一優先ターゲットだ。
時間的距離で約3時間半、ミニバスではなくプジョーを使う。料金は少し高いが大した差ではない。
08:30時に出発したバスは12:00頃に到着。
アブジャ到着直前に見たデザイン・ハウス、飛行機がかぶさっている!
到着してまず目についたのはその広さとカノやジョスと比べて人口密度が薄い事だった・・・
遠くにアブジャが見える。道は広いがまだ整備中といった感じか?
そして到着直後に道を歩きながら
バイタクを掴まえてホテルを数軒当たった後、シェラトン・ホテルのすぐ脇にある素敵なロッジ・タイプの宿にチェック・インする。首都だけあって宿代は1500円程度と少し貼るが市内の中心というグッド・ロケーションとトイレ・シャワー付、レストラン併設、そして市内のどこにいこうが『シェラトン・ホテル』と告げさえすればこのホテルに戻ってこれるという特典付きは掛けた費用に十分見合うものだろう。
泊まったホテル。駐車場もちゃんとある。
ここ首都アブジャについては若干の説明を要するだろう。
それまで首都だったナイジェリア一(西アフリカ一)の人口(1200万人)を誇る港町のラゴスから、国土の中心にあるという立地条件からアブジャに遷都するという計画が持ち上がったのが1976年、正式に首都になったのは1991年と比較的新しい年でありなんと市街地中心部分(官庁・ビジネス街)のマスタープランは、日本の建築家丹下健三氏によるものだ。人口は80万人弱、 これまで訪れてきたカノが390万人、ジョスでさえ88万人だったことを考えると人口大国と言われるこのナイジェリアでは中都市規模の人口しかいないという形になる。
ただ、これからの発展を見越した都市設計をしてあるので都市の広がりに比して現在の人口が少なく、これまで人のラッシュを感じていたナイジェリアの他の都市から比べると何とも心地よい感じがする。
良質の宿を確保したこともあり、この街では少し長居をしつつ十分にここを堪能することにした。
シェラトン・ホテルにヒルトン・ホテル、ちなみにラゴスにはシェラトンもヒルトンも無い。
奥に見えるのは巨大なナショナル・モスク
中の写真は不可だったが親切に見せてくれて満足。新しいだけあって綺麗。
中心付近の十字架のある建物がナショナル・チャーチ
これもでかい!ナイジェリアは北部はイスラム、南部はキリスト教優勢という宗教分布。こちらは中には入れず・・・
人口の薄さを感じるアブジャの市内
緑も多い、高層ビルもかなり見かけるがスカスカといった感じ。
アブジャ市内のミニバスやタクシーは緑色を基調とする。
市内には大規模なショッピングモールは無いがビル単位でのショッピング・アーケードがちょこちょこ点在する。ネットカフェもその中に・・・
こちらは郊外(というか市内の縁)にある庶民型のマーケット
アブジャで食べた食事など・・・
水のパックは10円ぐらい、どこでも買える。そして3段アイス、もうちょっと味が濃ければ・・・
ここの観光案内所(というよりも観光庁)は親切で色々と教えてくれて、市街の全景が見えるアソ・ロックに訪れる事に・・・
アソ・ロック
上はラジオ局になっていて登るのには一応許可が必要、若干の金を請求されたが簡単に断れた。
頂上にある休憩所、ジュースの売子がいれば良かった・・・
アソ・ロックからの景色
降りて歩いて行った動物園付近、中には入らず。
アブジャでは大使館との嫌な思い(参考:激闘の記録 第12話 お上・・・)もあったが、総じていい感じで街も見れて回れて満足だ。
人工的に作られた都市で歴史の浅さから無機質な感じもするが、それが却って良かったのかもしれない。
4泊を終え、次に向かう都市はラゴス、ナイジェリアでは最後のターゲットだ・・・
ホテルの裏ぐらいから撮影した景色。このあたりに屋台飯もあったので通って食べていた。
左端はシェラトン・ホテル