そしてまたヤウンデへ(ドゥアラ:カメルーン)

カメルーン

 



2005.09.18(日)

 長かった赤道ギニアとの・・・もとい、カムエアーとの死闘を終えて戻ってきたドゥアラ。

 空港でバイクタクシーを捉まえて値段を交渉すると普段より高い2000CFA(400円)という値段。それでは乗れないと他に乗り換えようとすると「じゃあそうばの1000CFA(約200円)で!」となる。それならばと乗ると走り出した直後にまた値段を上げようとしてきたので慌ててバイクから飛び降りる。「オゥ!ジャッキー・チェン!!」、周りで見ていたギャラリーは拍手喝采だ。そして私が『それじゃあ乗らないよ!』と言い放つと「分かった、その値段で行ってやるよ!」と相手も根負けしたのか、私の要求通り、つまり相場の値段になる。こちらの方が役者が一枚上だったという事だろう。

 乗ったバイクタクシーは当社比3倍は出ているだろうと思われる猛スピードで市内へ向かう。そもそも交通法規だの運転マナーだのとは無縁のアフリカだ。カオスの中を激走するバイクタクシーにしがみついて乗るのは疲労していた身にはいい出来事とは言えない。

 そして今までかかっていたよりも半分ぐらいの時間で市内へ到着すると彼は凄い笑顔で「どうだい?早かったろう??ちょっと値段に色をつけてくれないか??」と聞いてくる。『早かったというよりも怖かった』とも思ったが彼のフレンドリーさと何が何でも少しでも多く稼ぎたいという気迫に今度はこちらが折れた恰好だ。200CFA(約40円)チップで払い『メルシー(ありがとう)』と礼を言う。どうやら相手の方が役者が1枚も2枚も上だったという事だろう。

 宿泊したのは前と同じ教会系の宿泊施設、『予約していたのにまた一日遅れてゴメン』とやると向こうも心得ていたもので笑顔で迎えてくれた。

 ドゥアラでやる事は無かったが、疲労を抜くのとこれからの旅に備える意味を含めて2泊する事に決めたのだ。

泊まっていたミッションカトリックで、煙草はカートン買い。



20050919(月)

 気付かないうちに想像以上に疲労していたようだ、昨晩風邪をひいてしまい一日安静に・・・

 通いの屋台で食べるスパゲッティーの味は平板だが外れは無い。

2005.09.20(火)

 一応は回復したが出発を一日遅らせることにする。この日も基本的にはやる事がない、市内を散策し、カードリーダーやUSBケーブルを探してみるも空振りだった。

2005.09.21(水)

 十分に回復したのでついに移動する事にする。目的地はヤウンデ・・・
 そしていよいよ中部アフリカ最後の2カ国へ・・・

 静かだった日は終わりを告げようとしていた・・・

乗ったのはもちろんCV Bus


 






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