アルジェリア
2006.02.24(金)
金曜日となりイスラムの休日となる、どのみちリビアビザの結末がわかるまでまだ時間があるので興味のあった世界遺産であるローマ遺跡のティパサに日帰りで訪れる事にした。
首都アルジェから僅か90km、週末の日帰りショートトリップにもってこいの場所だ。
最初にシェルシェルと言う治安の悪い国に似つかわしくない何かコミカルでキュートな街に行きそこからは歩きだ。
シェルシェルの広場にあったモスク?ちょっと忘れた・・・
博物館?だったかな?実は忘れた・・・
良く見ると中央の木に掘り物がある海岸沿いの公園。センスが今一つ分からん・・・
街中にある遺跡
何も無い閑静な街、その中に息づくローマの遺産。
ティパサにも期待は高まっていく。
街中から灯台を眺めて・・・
街を少し歩いて行くと遺跡の入口が見えてくる。
アルジェリアでは世界遺産に外国人料金はかからない(以前はあったらしい)、モロッコと比べて世界遺産を見るには妙に安いと感じる20AD(アルジェリア・ディナール、約30円)を支払って中に入る。
ティパサの中のマップ
遺構と言っても形を完全に留めている物などは殆どないこの遺跡・・・
海岸沿いに出て離れて眺め、過去ににここで人が過ごしていたと考えると何か変な気になってしまう・・・
遺跡から眺めた海岸、見事なツートン!
この静かな遺跡で海を眺めながら太古のロマンに思いを馳せる。
旅行界きってのロマンチストと呼ばれたこのプロフェッショナルに一番適したシチュエーション。
だが、その穏やかな気持ちはまさかの団体日本人客に出会ったことによって見事に覆される。
(当時の記事は⇒「恐るべきは..団体日本人..!(ティパザ:アルジェリア)」)
だが、この驚きこそが旅行というものだ。
そしてただの街並にマックもどき
ローマ遺跡のティパサ・・・
どこまでも青い海、殆ど廃墟となった人の生活の爪痕・・・
そしてそれ以上に衝撃を与えた「日本人団体客」
ここを訪れて得たの物、それははっきりとこう言えるだろう・・・
「変な満足感だった」
と・・・