ソマリランド
自称独立国ソマリランド
ソマリアの風聞を鵜呑みにしていくとここは全く別の国としか思えない。
観光客が殆ど来ないせいか?人は基本的に親切この上ない。
そのソマリランドの中でも抜群のホスピタリティー(おもてなしの心)を示してくれたのがこの国の観光省のスタッフの青年だ。
ハイヤーしたタクシーがボッたくりと教えてくれまた無料で英語の喋れるガイドを案内してくれたのは序の口で
「ガット(麻薬効果のある葉)はやるかい?」
と、通常他の国なら犯罪に相当する(ソマリランドやジブチでは普通です、誤解の無いように・・・)行為を平気で薦めてきたり
「ソマリランドの女の子を抱いたことあるかい?」
と公的機関の職員の発言とも思えない、紳士的な質問を投げかけた事だろう。
こちらが『ガットよりも煙草が好きだしソマリ人の女の子を抱いた事はないよ』と答えると
「そうか!それなら両方とも俺が案内してやるよ!」
と、さらに一歩奥に突っ込んで、犯罪行為や売春の斡旋ともとれる提案までしてくれる親切さは今まで・・・
そしてこの後も見た事のない徹底ぶりであった。
HIVが怖いという理由で実現はしなかったが
『公的機関の人間がそんな事言って大丈夫か?』
と、自称独立国が正式に認められる事はないんじゃ、と他人事ながら心配になってしまう彼らの親切さに敬意を表してゴルコ遺産に認定しようではないか・・・
独立広場のモニュメント