イラン

ヤズド→エスファハーン(バス)

基礎データ(2018外務省HPより抜粋し一部加筆)
1.面積:1,648,195平方キロメートル(日本の約4.4倍)
2.人口:8,000万人(2016年,世界人口白書2016)
3.首都:テヘラン(約800万人)
4.民族:ペルシャ人(他にアゼリ系トルコ人,クルド人,アラブ人等)
5.言語:ペルシャ語,トルコ語,クルド語等
6.宗教:イスラム教(主にシーア派),他にキリスト教,ユダヤ教,ゾロアスター教等
7.通貨:イランリヤル(IRR) 1IRR=100ディナール。10000IRR≒140円で計算。

※ブログの日付は旅行当時に合わせてますが、帰国後10年以上経てから記事を書いているので実際のアップ日は2021.11.13です。

2007.09.24(月)

 04:00時 バスは郊外のテルミナーレ・ジェイ(東バスターミナル)へ到着。
 ただ着いたのは良いものの、まだ早過ぎでターミナルはクローズ。
 1時間待ってようやく中に入れたが、街に出るには早過ぎたのでさらに2時間待つ事になる。
 エースと一緒に重くなった腰を上げたのは到着してから3時間も経った7時過ぎの頃だった。

 タクシーをシェアして市内に出て、アミール・カビールのドミを40000IRR(約520円)で取り、ついでに朝食をお願いする。

 エスファハーンも前回訪れている。
 気に入った所でも見直しながらのんびりと過ごせれば十分だ。
 食事の後、ネットをして適当に時間を潰し、夕方まで宿でまったりと過ごす。

朝食は12000IRR(約170円)、右は煙草


 宿を出て観光に向かったのは16時過ぎ。
 迷うことなくかつて「世界の半分」と言われた「エマーム広場」へ向かう。

 勿論前回も訪れている場所だ。

 これを足し算すると

 ハーフ+ハーフ=1 
 世界の全てを制覇した。
 Q.E.D.

 と、胸を張って言えるだろう。

エマーム広場。中段左:マスジェテ・エマーム、右、下段:マスジェテ・ジェイフ・ロトゥフォッラー


  ハーフ&ハーフでも、それは半分のピザの上にもう半分重ねだけ。
 結局は1/2でしかない、とも言えるが、

 旅行者で大事なのは自分にだけ都合がいい理屈だ。

 そしてそんな理屈がどうでも良くなるほど、エマーム広場は良い広場だった。

最下段中央と右はバザールの入口にある閉鎖のチャイハネ。中段右はアーリー・ガープー宮殿


 偶然の要素も強いとは言え、またここに来れた事は幸運だった。
 残念なのは水景が稼働しておらず、またエマーム広場が一望できるチャイハネが閉鎖(フォーエバーと言われたが本当かどうかは不明)してたことだが、それもでここは十分に素晴らしい。

枯れた水景。これも時期的な物なのかどうかは不明

マスジェテ・ジェイフ・ロトゥフォッラーの入口付近

陶磁器類、エマーム広場


 ここは幾ら居ても飽きない。
 日が暮れるまでここで過ごす。

エマーム広場夜

夕食はちょっとお洒落そうなレストラン

ケバブライスにコーラ、アイスなど色々頼んで40000IRR、宿代と一緒なので現地食より高額。

食後にまた夜景を眺めて。


 夕方以降はエマーム広場をがっちりと楽しみ、宿に戻ったのは22時頃だった。

2007.09.25(火)

 宿で朝食を摂り、10:30時に出てシェアタクで郵便局へ。
 日本までの航空便が3kgで315.200IRR(約4400円)。
 宿や食事代を考えると高額だが、マップ集めをしている私からしたら安全に届くなら十分にペイする額だ。
 郵便局のスタッフが200IRRをおまけしてくれる。
 少額過ぎてお釣りが無かったのか?
 ファールシー(イランのペルシャ語)が喋れないので聞けなかったが、兎に角親切だった。

 エマーム広場まで歩いて後はネットカフェで時間を潰す。
 8000IRR(約110円)で一時間なので財布に痛みを感じない。
 使ったのは3時間ほど。
 後1時間やればドミに泊まれる値段だと考えると暇つぶしにしては贅沢な金の使い方だった。

郵便局とそこら辺の横断幕

 
 その足で向かったのはスィー・オ・セ・ポール(橋)
 長さ300m,幅14mで1602年アッバース朝時代に完成した橋で、ここも前回来て気に入ってた場所だ。

スィー・オ・セ・ポール。因みにスィー・オ・セとは33の意味でアーチの数の33個を指す


 またエマーム広場付近に戻り夕食をちょっと良さげなレストランで摂り夜景を楽しむ。

夕食はトータル44000IRRと宿代を越えてしまった


 夕食後シーラーズに行っていたレイ氏と再会する。
 なんだかんだで今日もまったりと過ごしてしまった・・・

2007.09.26(水)
 
 まったりに加速度が付き、さらにダラダラと過ごす。

14時頃の市内


 お決まりのエマームに行くとビシュケクで知り合った大学生、ロハスの2人組にばったりと出会う。
 ルート的に被るのは予め分かっていたがそれでも再会は嬉しい物だ。

やはりエマーム広場。今回はマスジェテ・エマームに5000IRR(約70円)で入場

イスラムなのにアフリカっぽい絵にモナリザも



 夕方、サンドイッチにジュースを頬張ってからタクシーでハージュ橋に行き、チャイハネでお茶してからザーヤンデ川沿いにスィー・オ・セ・ポールを目指して歩く。

2層構造のハージュ橋。長さ133m幅12m、アッバース2世の1666年


 スィー・オ・セが一番有名だが、同じくアッバース朝時代に建てられたハージュ橋やチュービー橋もデザイン的に好みだ 
 
ハージュ橋

上段左はチュービー橋

近代的なフェルドゥスィー橋、最下段はまた戻ってきたスィー・オ・セ・ポール


 まったりとしつつ、何だかんだで観光してしまう。
 エスファハーンはのんびりするにも何か見るにも良い街だ。


2007.09.27(木)

 エマーム広場とザーヤンデ川を楽しんだ今、今日こそは堕落の限りを尽くそうと日中はほぼネットカフェに引き籠る。

 流石に夕食くらいはとレイとエースとレストランで食事。

食事


 食後の一服とばかりにシーシャ(水タバコ)屋を聞いたら、何故か説法を聞く場所に2ヶ所も行く羽目になる。

 堕落した自分への懲罰がこれだったのだろうか?
 内容は全く理解できなかったので、真相は藪の中だ・・・

説法はこんな感じ。



2007.09.28(金)

 朝食を摂ってからは同宿の外国人たちとずっと話し込む
 オージー、ジャーマン、中国、日本と多国籍軍だ。
 
 エースはここからカシャーンを目指し一足先に旅立った。
 
 18:30時、サンドイッチとコーラで夕食を済ませ、バスで駅へ向かう。
 駅に到着してからおやつを少し買って長距離移動に備える。
 出発は21:30時の予定だ。

市バスと駅、カラフルで楽しい。



 そして実際に出発したのは予定より2時間遅れの23:30時だった・・・



※エスファハーンの過去記事は下記参照。
「東欧見聞録」「世界の半分(エスファハーン:イラン)
「謎の日常」
「セカンド・ミッション」「世界の総てを...(エスファハーン:イラン)」「世界一の…(エスファハーン:イラン)
「セカンド・ミッション+1」「世界の半分で・・・(エスファハーン:イラン)」「さらばエース!!(エスファハーン:イラン)

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