中華人民共和国

西安→蘭州

基礎データ(2019外務省HPより抜粋し一部加筆)
1.面積:約960万平方キロメートル(日本の約26倍)
2.人口:約13億人
3.首都:北京
4.民族:漢民族(総人口の約92%)及び55の少数民族
5.言語:漢語(中国語)
6.宗教:仏教・イスラム教・キリスト教など
7.通貨:中国元 1元=約17円 ※いずれも2006-2007年当時

※ブログの日付は旅行当時に合わせてますが、帰国後10年以上経てから記事を書いているので実際のアップ日は2021.1.25です。

2007.07.06(金)

 06:30時、蘭州駅へ到着

蘭州駅


 駅から左程離れていない華陽賓店に宿を取る。
 空いていたのはトイレシャワー付きのシングルのみ、3つ星だけあって部屋は綺麗で1泊98元にさらにデポジット(預託金)102元を支払う。

 午前中はこのままのんびり。

 13時ホテルを出て、牛肉麺を食べ、西安から連絡を取り続けている敦煌旅行社へ向かう。
 ここで話す為に特に予定のなかった蘭州くんだりまで来てるのだ。

 担当の王氏は親切で色々と調べて教えてくれたが、ここで7/1から変わった手続きで許可証やらなにやら全部手配すると4000元(7万円弱)近くなる。陸路でちょっと寄り道するなら3万から高くても5万円ぐらいが目安なのでちょっと予算オーバーだ。
 どうするか散々悩んだが纏まらずここでの手配は断念し、チベットへの中国側の玄関口と言われるゴルムドまで前に進むことにした。

 悩んだ時は目的地に近付けるだけ近付いてから考える

 ツーリストの鉄則だ。

 あそこまで行けばまた違った回答が出るだろう。 

蘭州市内


 17:30時頃まで色々と話し込んだが、結局ここに来た事は空振りだ。
 だが終わったが悔やんでも仕方が無い。
 
 蘭州と言えば黄河の街
 なんてことは知らなかったがガイドブックに書いてあったのでそう思う事にして観光することにした。

蘭州市内

黄河沿い


 白塔山公園
 黄河をケーブルカーで渡り山頂に行ける見晴らしの良い公園だ。
 ここがハイライトらしい。
 
 18:30時、チケットを買いケーブルカーで山頂へ向かう。
 何故か往復は買えなかった。

白塔山公園へ


 18:40時
 山頂には到着したが白塔山公園へは入れてもらえない、チベットの手配に引き続いて本日2度目の空振りだ。

白塔山公園


 そもそも黄河というネーミングから、河も泥色なので見栄えも悪い。
 今日は曇天も重なってるから、小汚い川を上から眺めるだけなら入らなくても構わない。
 それに河ならはケーブルカーで散々上から眺めている。

 と、「 公園に入る価値無し」と負け惜しみして下る事にする。

 まだケーブルカーは動いていたが行に往復が買えなかったので乗る気も失せて歩くことにした。
 
白塔山公園から


 街に戻って夕食にはチャーハンを頼んだが、野菜抜きが通ぜずに玉砕
 今日3度目の空振り、バッターアウトだ。

 仕方なく別の店に行ってテリヤキ丼を注文して食べる。

 偏食が恨めしいが治せないものは治せない。
 これが私の宿命だと受け入れるしかないだろう。

市内とテリヤキ丼。黄河は遠景でもアップでも見事に汚かった。



 ネットカフェでサーフィンしているとひょんなことから中学の同級生に繋がり、またそこからもう一人繋がる事になる。
 彼らと最後に話してから15年以上は経っている。

 こんなことが起こるなんて昔は微塵も想像しなかった。
 改めてインターネットの凄まじさを思い知る。


2007.07.07(土)

 もうやる事は無いが今日移動してもゴルムドは日曜朝なので上手くない。
 インフラの整っているここでもう1泊することにしてトイレ共同シャワー無しの部屋へ移る。
 部屋はシングルで綺麗だし料金も40元にデポは60と料金と半額以下なのでこれで十分だ。

 ホテルのレセのお姉さんに野菜抜きを中国語で書いてもらいレストランでチャーハンを注文する。
 この紙を持っておけば他所でも今後野菜抜きに不自由はないだろう。

 言葉が使えなくても道具を使えるから人間なのだ。

華陽賓店から。最下段左は別の宿


 日中はネットカフェで沈没。

 17:00時
 夕方になり蘭山公園へ向かう。

蘭山公園へ


 オープンタイプのリフトは足元こそ不安を覚えるものの開放感が遥かに勝る。

景色が楽しい。


 目当ては夜景だが、動き出しやや早い時間。
 昨日の白頭山の公園閉鎖が頭にチラついていたからだ。

蘭山公園


 リフトの終点も既に好みの景色だったがさらにそこから少し離れた城を模した展望台へ向かう。

山頂


 景色の良い公園で街を眼下に楽しむ。
 白塔山より圧倒的にこっちの方が好みだ。

 しばらく景色を楽しんだが、今は日が暮れるのは遅いし、リフトの時間もある。
 夜景まで粘るのは断念して降りることにした。
 
山頂とリフト
 
市中


 夕食はチャーハン
 「野菜抜き」の手書きメモは、偏食を保証する「約束手形」だった。


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