松戸→大洗
2023.06.05(月)
今年も旅行の季節がやってきた。
有休をまとめて1月間連続にする。
定数で行う仕事なので私のシフトを穴埋めする同僚には迷惑をかけるが、この辺りは割り切りが必要だ。
我慢しても会社から見返りは無い。
やりたい事をやる時間は限られているので、それを可能な限り優先するだけのことだった。
いつも旅行に行くしばらく前は楽しみにしているが、直前になればなるほど「また行くのか」と行く気がそがれてしまう。
この直前の「やる気なさ」の原因は、私が何もせず安穏としているのが一番で、「変化が面倒くさい」と感じているからだ。
ただ出発さえすればスイッチが入り、余計な事を考えずに動き続けられるのも分かっているし、「普段を違うものを見続けられる」のはこの「面倒くささ」以上に魅力的なのでやはりまた旅行に出てしまうのだろう。
14:00 出発、茨城県の大洗港へと向かう。
高速を利用する、或いは国道6号線からが最適ルートではあったが高速も6号も気分が乗らず。
ニュータウン方向から霞ヶ浦→太平洋沿いと少し遠回りのルートを選択する。
今回の目的地は北海道。
大洗から19:45時に出航する商船三井フェリー、さんふらわあさっぽろ号で苫小牧へと向かう。
下道でも出航時間までは余裕だ。
15:30頃。道中の休憩中に出発時の車を撮りたくて。
16:52 大洗のENEOSでENEKEYを利用して17.3l(165円/l)給油(2854円)
私のN-VANは4WDのターボ仕様、タンク容量が25lしかないので小まめな給油が必要だ。
16:57 船内で何が買えるか分からないのでファミマで専揚げパンサンド(178円)、専チョコチップメロンパン(128円)を税込計306円で購入。
17:15 大洗港着。
勝手が分からず車輌の待機列に行ったら最初に受付が必要で、受付用の駐車場も満車だったので少し横の空いてるスーペースに無理やり止めて自動チェックイン機でチェックイン。また戻り、車を待機列に移す。
北海道への行き方は仙台まで、或いは青森まで車で行き、そこからフェリーという別の選択肢もあった。
また帰路は函館から青森に渡り、時間が余れば東北も少し見たいと考えていたので、特に青森から函館なら、函館発で北海道一周と分かり易いルートが作れるのが魅力的だった。
ただ悩んで大洗から苫小牧にしたのは、高速代+ガソリン代+フェリー代を考えると金銭もそんなに変わらないし、北海道に入った時の疲労度も明らかに少ないからだった。
それに一気にフェリーで長距離移動して上陸の方がより旅感も出そうし、洋上から三陸の複雑なリアス式海岸を見るというオプションもついてくる。
ネットで2か月前に予約して少し安くなり車代込みで31350円。
今日日飛行機の往復を買ってもお釣りがくる金額だが、車と一緒の旅行なので止むを得ない出費だろう。
19:00 車を積み込んで小腹が空いたので持って来たビスケットとさっきファミマで買ったパン、それに家から水筒に詰めて来たウーロン茶で夕食とする。出向前に食事を済ませるのは風情が無いが泣く子と地頭と空腹には勝てなかった。
19:45 商船三井フェリー、さんふらわあさっぽろ号で出航
一番安いツーリストタイプの部屋は雑魚寝ではあるものの一人一人に仕切りが作れるタイプで微妙にプライバシーが守られていてほっとする。
フェリーターミナルとツーリストの部屋。雑魚寝ながら仕切り有りは有難い。
出航前に眺めた船上からの大洗港
さっきファミマで買ったパンとビスケット。持っていたお茶もここで消費
20:00 館内に入浴設備も付いていたがそれを知らず、車内にお風呂セットを置いてきたのでお預けだった。
それ以上に昨日あまり眠れなかった疲れもあり、20時には寝てしまった。
本日の出費はフェリー代込みで34510円
1年振りの旅行のワクワクよりも疲労が上だった。