ナイジェリア
2005.10.09(日)-11(火)
カノを出て次に向かうのは中部の都市ジョスだ。
首都アブジャをダイレクトに狙撃する手もあったが移動時間を考えると夕方以降に到着とあまり有難くない結末を迎える事もあってそれを避けるために一度中継ポイントを設ける形にしたのだ。
未知な都市につくには日没後は良くない、治安の悪いと言われる国なら尚更の事である。これをやり続ける事が出来るのは私がプロフェッショナルだからだろう、バンギでは真夜中に治安の悪いPK5(ペーカーサンク)に着いたような気がしないでもないが・・・
バイクタクシーでモーター・パークに到着するといきなり囲まれる、客引きだ。あまりにもうっとおしのでついついお茶目に『KILL YOU!』と言ってあげると中の一人が過剰に反応して「チン・チョン・チャン!(中国人を馬鹿にするときの言い方)」と、こちらも負けじと『FOOLISH、I’m Japanese! MOTHER FUCKER FUCK YOU!!』と丁重に切り返して差し上げる。
そのまま揉めかけたが周りの人間が止めに入ったのでこちらもちょっと落ち着くためにペプシを飲んでからジョス行のミニバスを掴まえる。
悪くは無い出足だ。
ミニバスは順調に進む、幹線道路が舗装というのは実に心地良い。
途中停車した場所で、緑はイスラム色。
乗ったのは何の変哲もないミニバス、アフリカで良くお世話になるトヨタ・ハイエース。ナイジェリアが他の国と違うのは詰込過ぎが無い事
ジョスへの道中で車のウィンドウ越しに撮影、結構気持ちいい道路だった。
幹線上の賑わい
ジョスには15:00時に到着。カノで出会ったタビフーフから教えてもらった宿に泊まる。
ロンプラを持っていたとはいえこれまでは大分手探りで無駄も多かったが、すんなり決まるというのは有難い事だ。
テレビがあるというサプライズ付だったが、夜は停電でテレビが全く映らないというのもまたサプライズだった。
その日は街に少し出て、久しぶりのネットを楽しむ。
翌日、ここはカノ程広い都市ではなく見所も歩いて回れる範囲なので一日で勝負をかけることにする。
ジョスの中心街
上を歩ける「カノ・ウォール」、昔の城壁。
ジョスにあるのに「カノ・ウォール」とは実に紛らわしい・・・
ただし歩いたからと言って大した景色は眺められない。
こんな建物も・・・
博物館
そして動物園
交通博物館
これは違うか・・・
鉱夫のモニュメントと鉱山博物館
鉄道駅
郵便局と市内
市の中心に再度戻って・・・
なんかマク〇ドナルド風・・・
マーケットとここで食べた食事、肉とソースとシンプル、大体これにコーラをつければ満足!
この都市も普通に観光して写真もそれほど問題なく撮れる・・・
ナイジェリア・・・
当初聞いていた悪評とは裏腹に・・・
どうやら中々いい国らしい・・・