マチュピチュを超え(玖珠-中津:大分)

玖珠-中津



2024.06.22(土)

05:30 道の駅童話の里くすで目を覚ます。
 旅行も終盤に近付いてきたので車内の様子を仮眠時と運転時で撮影。
 次回の参考のつもりだが、毎回撮って後に生かした試しはない。
 旅行の準備は何時だって新鮮なままだ。

仮眠時(カーテン類は流石に外した後)

運転時


05:45 準備を終えて出発。
 今日は県内陸部で未訪問の耶馬渓からスタートし、宇佐、杵築と経て国東半島を周り中津で泊まる予定だ。
 朝早い出発は、例によって自然系で無料なら日が昇りさえすれば観光出来るからだ。
 それと県庁所在地でもない中津に宿泊するのは訳ありだが、今回は秘密で良いだろう。

06:48 深耶馬渓一目八景展望台に到着。
 直近の駐車場は有料なので、やや奥にある無料駐車場に停めそこから歩く。
 雨が微妙で気になるが敢えて・・・面倒なのと大丈夫だろうと甘く考え傘は持たずにいく。

深耶馬渓一目八景展望台


 一目八景展望台への道すがら、「見晴らし台」の案内に気付く。
 展望台からただ見るだけのつもりだったので想定外。
 ただ朝早い出発はこうした時に余裕を作るための物でもある。
 ゴールが分からず登るのは面倒だが、少し寄り道すれば良さそうなので取り敢えず向かう。

見晴らし台へ


 見晴らし台から見えたのは山頂側の景色だけ。
 見下しを期待していたので残念だ。

橋を渡り一目八景展望台へ


07:00 一目八景展望台耶馬渓を代表する名所
 早朝で独占できたのは悪くないが、景色は見上げる形で好みとまではいかない。
 ここで雨、見晴らし台まで持ちこたえてくれて助かった。

一目八景展望台


07:20 戻る時に少し濡れたがそれほど酷くはならず、一目八景展望台の無料駐車場を出発。

08:00 耶馬渓橋青の洞門に到着。
 雨は激しく、一瞬観光を躊躇する程だ。
 最初は洞門手前の駐車場に停めたが、両方に近い橋側の駐車場へと移動する。
 今度は傘を持って車を降りる。
 青の洞門は享保20年(1735年)、禅海和尚が旅人の安全の為、30年かけて掘り抜いて造った洞門で、日本最古の有料道路だそうだ。
 また大正時代に竣工した八連アーチの耶馬渓橋石造りとしては日本最長で国の重要文化財だ。
 
耶馬渓橋、青の洞門

現在は車が通れるように拡張されている。


08:25 雨は激しかったが、洞門の観光がメインだったのでそれ程濡れずに出発。

09:48 日田市の豆田町
 天領時代の町並が残り小京都と呼ばれるらしいがそもそも天領って何時だろう??
 町横の市営豆田西駐車場から歩いて観光。
 雨はそこそこ降っているが、時間帯もあり他の観光客もかなり目につく。
 道路も建物も良く整備されていて古都感は少ないが悪くはない。
 町を歩いていると親切そうなお婆さんが店から出てきて話しかけてきた。
 ちょっと寄っていけばという誘いは嬉しかったが、残念ながら今日も先を急いでいた。

豆田町


10:10 出発
11:07 ファミリーマート玖珠(614円)でブランチ

ファミリーマート玖珠


11:48 玖珠から国道387で宇佐に向かう道中。
 展望所があるので思わず寄り道。
 東奥山七福神というらしい。

東奥山七福神


 さらに進むと「宇佐のマチュピチュ」の看板が。
 スルーして通り過ぎたが、どうも気になって仕方が無い。
 アイ・ルーズ、私の負けだ。
 道を戻り案内に従う。 

12:07 宇佐のマチュピチュに到着。
 ご丁寧に本家マチュピチュとその比較まで。 
 と、いうか比較が無ければ誰も気付かないのでは?
 人に薦めるかどうかは微妙だが、本家訪問ありかつ暇なら一見の価値はあるかもしれない

宇佐のマチュピチュ、王座っぽい椅子もあった。

マチュピチュ風景観


 思いも寄らない景観に心打たれ・・・
 というより単に乱されただけだが先へ進む。

12:53 宇佐神宮に到着。
 神亀2年(725年)創建、伊勢神宮に次ぐ第二の宗廟だ。
 宇佐神宮表参道駐車場に駐車する。
 
宇佐神宮


13:48 宇佐神宮表参道駐車場(12:49から400円)を出庫。
 改修中の場所もあり、全ては見れなかったがそれでも満足だ。

 国道213から県道35、655と進む。
14:20 富貴寺へ到着。
 養老2年(718年)、仁聞菩薩の開基と言われる寺で、阿弥陀堂(富貴寺大堂)は、日本三阿弥陀堂のひとつに数えられ、現存する九州最古の木造建築物であり、国宝に指定されている。
 残念ながら雨で、その国宝の阿弥陀堂は拝観禁止だったが、何が何でも見たい物でもないので、訪れただけで十分だ。

富貴寺


 富貴寺から県道655から県道29へ
14:44 途中にあった国東市安岐町両子の展望所へ

展望所


15:00 さらに県道29を進み両子寺(拝観料300円)へ
 ここも養老2年(718年)建立と古い寺だ。
 奥の院岩屋洞窟は趣があり、訪れて良かった。
 それに参道両脇の石像仁王像も国東半島最大だ。 

両子寺

石像仁王像、全景に拘り迫力は出せず


 両子寺を出て県道を南下。
16:25 杵築城(400円)に到着。
 1394年に築かれた守江湾を望む城だ。(天守は1970年の再建)
 天気は相変わらずの雨だったがここからの眺望は期待以上だった。
 
杵築城


17:00 出発。
17:12 IDEX杵築(172円/l)で18.1l(3098円)給油。これまで263km走行。
 観光するには遅い時間になっていたが、213号を国東半島を周回する形で進む。
18:07 国東半島の北端付近の道の駅くにみで自販機でペットボトル(140円)を買って小休止。

道の駅くにみ


19:40 中津サンライズホテル(2泊分、支払いは楽天、7000円)に到着、朝食(洋食、300円)もついでに申し込む。
21:01 ダイレックス中津(1275円)で夕食とオヤツ。
 理由は雨だけではないがここは2泊で少しゆっくりするつもりだ。

中津駅

 本日の出費は13527円
 耶馬渓、宇佐神宮、杵築城等、名にし負う観光地を訪れたが、「宇佐のマチュピチュ」のインパクト(名前だけ)に心奪われた一日だった。






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