中国最西端の街、カシュガルに到着・・・
敦煌からウルムチで1泊を挟んで・・・
「世界3大鉄道」の一つと言われる「シル鉄(シルクロード鉄道)」でやってきた・・・
「・・・」
「・・・・・・・」
「????」
「えっ!世界3大鉄道なんて聞いたことも無いって??」
お答えしよう!先ずはシベリア鉄道(通称シベ鉄)、そしてチベット鉄道(通称チベ鉄)、そして私が今回利用したシルクロード鉄道(通称シル鉄)の事なのですよっ!!
「へっ?お前たった今自分が乗ったからって適当に3大に仕立て上げたろうって??それに(シル鉄)なんてダサいネーミング誰も使ってないって???」
「うぬぅぅぅぅ~・・・・」
「おのれぇ~・・・・」
前々から言おう言おうと思っていたが・・・・
このHPに限り・・・
「俺が”ルール”だっ!」
「俺が”神”だっ!!」
「俺が白と言えば・・・黒いものでも・・・”白”なのだっ!!!」
「分かったか!!虫けらどもめぃ・・・フハハハハハハハハハハハハ・・・・!!!」
「ハッ・・・・!!」
どうやらこの温厚な私としたことが・・・
ちょっと”感情に走り過ぎて”しまっていたようだ・・・
まあいい、前置きが長くなってきたので本題に移ろう!
シル鉄を選んだ理由はたった一つ、「バスより楽だから」という事だけだが・・・
景色も含めて堪能したので・・・
まあネタもないので今回は特別に”紹介”してみよう・・・
先ずは敦煌⇔ウルムチ間・・・
ちなみに2030時初、翌日1230頃ウルムチ着、約14時間・・・
これがシル鉄さん、青と白のラインが眩しいのです・・・
硬臥が満席で取れなかったので・・・リッチに軟臥です。私は上段のベッド!!
こんな感じの景色の中を・・・
そして・・・晴れてればサンセットもバッチリと・・・
「えへえへえへへへへ・・・・」
うーん!ご馳走さま・・・
といってもこれは前座で・・・
本番のシル鉄は・・・ウルムチ⇔カシュガル間のコイツ!!
ちなみに1200頃ウルムチ発、カシュガルへは翌日1200頃着、約24時間
スタートのウルムチ駅(写真は夕方に撮影)
ちなみに今回も硬臥が取れなかったので・・・またしても奮発して軟臥!!
でも財布が・・・財布が・・・えっえっえっ・・・(涙)
ウルムチ駅には軟臥専用の待合室まで会って下界の混雑とは無縁・・・なんか・・・エグゼクティブ気分・・・!
ちょっと遅れて到着したシル鉄さん、ウルムチ始発かと思っていたらハミ始発でした・・・知らなんだ・・・
そしてこれがシル鉄の最大の特徴!なななんと・・・「2階建て(注:敦煌⇔ウルムチ間は普通の1階建の列車)」なのです!これに乗りたかったのです!!
ちなみに私の乗った軟臥はこんな感じ
エアコンの射出口の数は若干やり過ぎの感もあるが・・・
「暑い所で凍えて死ぬなら本望であります」
そして硬臥は・・・通常3段ベットの所が2階建てのために2ベットと軟臥との差があまりないので・・・取れれば断然こちらを勧める。混雑の時期でこのチケットが1週間待ちになっていたのが残念。
話を戻して・・・軟臥でも2階席が欲しかったのだが・・・
2階席はどどど~んと2人用コンパートメントと豪華で・・・ちなみに見てたらタバコや果物をもって客車のサービス係が入っていってた(料金込かどうかは不明)
これが軟臥の上階、2人用コンパートメント!いつの日か・・・でも無理だろうな・・・
でも私のコンパートメントはある意味特別コンパートメント!その理由はというと・・・
1階でも2階でも無い中階にあるコンパートメント、1車両に2個ある。写真の中窓の辺りが私のコンパートメント!
ということでちょっとだけ”プレミアム感”ありでありました・・・でも・・・
ちなみに硬臥車両だと3段ベットになるが窓が上まであるので・・・寝ながら景色を堪能出来る。こっちの方が良かったのかも・・・でもチケット取れなかったし・・・
ついでに硬座はこんな感じ。人が邪魔していい写真が撮れなかった・・・
食堂車も綺麗!でも1食15元らしく・・・カップラーメンで過ごしてしまった・・・
そしてこれが”選ばれた者のみ手にする事が出来る(1説に拠ると乗客全員)”「シル鉄乗車票」、プラスチック製、記念に欲しかったが・・・下車時に回収されるのが残念・・・!!
車両の説明はこのくらいにして・・・
道中の景色等などを・・・
乾燥地帯を走ったり・・・
トンネルを何個もくぐって山岳地帯の山間を抜けたり・・・(列車が走る最高高度は2990mらしいです)
草原&山の景色を見たり・・・
夕陽は山に沈むのでちょっと残念だが・・・
カシュガルに近づくにつれ、緑を多く目にしたり・・・
うーん、デリシャス・・・・
そして列車はカシュガルに到着・・・
ふぅ~・・・・
今回利用した「シル鉄」・・・「チベ鉄」に引き続いてこのプロフェッショナルをここまで堪能させるとは・・・
中国の鉄道、なかなかに恐るべしと言ったところであろう・・・