カシュガルへの道・・・[副題:シル鉄に乗って](カシュガル:中国)

2007.07.24


 中国最西端の街、カシュガルに到着・・・


 敦煌からウルムチで1泊を挟んで・・・



 「世界3大鉄道」の一つと言われる「シル鉄(シルクロード鉄道)」でやってきた・・・


 「・・・」


 「・・・・・・・」


 「????」


 「えっ!世界3大鉄道なんて聞いたことも無いって??」


 お答えしよう!先ずはシベリア鉄道(通称シベ鉄)、そしてチベット鉄道(通称チベ鉄)、そして私が今回利用したシルクロード鉄道(通称シル鉄)の事なのですよっ!!


 「へっ?お前たった今自分が乗ったからって適当に3大に仕立て上げたろうって??それに(シル鉄)なんてダサいネーミング誰も使ってないって???」




 「うぬぅぅぅぅ~・・・・」





 「おのれぇ~・・・・」





 前々から言おう言おうと思っていたが・・・・



 このHPに限り・・・


 「俺が”ルール”だっ!」


 「俺が”神”だっ!!」


 「俺が白と言えば・・・黒いものでも・・・”白”なのだっ!!!」


 「分かったか!!虫けらどもめぃ・・・フハハハハハハハハハハハハ・・・・!!!」











 「ハッ・・・・!!」



 どうやらこの温厚な私としたことが・・・




 ちょっと”感情に走り過ぎて”しまっていたようだ・・・





 まあいい、前置きが長くなってきたので本題に移ろう! 



 シル鉄を選んだ理由はたった一つ、「バスより楽だから」という事だけだが・・・

 景色も含めて堪能したので・・・

 まあネタもないので今回は特別に”紹介”してみよう・・・



 先ずは敦煌⇔ウルムチ間・・・

 ちなみに2030時初、翌日1230頃ウルムチ着、約14時間・・・

これがシル鉄さん、青と白のラインが眩しいのです・・・


硬臥が満席で取れなかったので・・・リッチに軟臥です。私は上段のベッド!!



こんな感じの景色の中を・・・



そして・・・晴れてればサンセットもバッチリと・・・







 「えへえへえへへへへ・・・・」





 うーん!ご馳走さま・・・










 といってもこれは前座で・・・





 本番のシル鉄は・・・ウルムチ⇔カシュガル間のコイツ!!

 ちなみに1200頃ウルムチ発、カシュガルへは翌日1200頃着、約24時間




 スタートのウルムチ駅(写真は夕方に撮影)



 ちなみに今回も硬臥が取れなかったので・・・またしても奮発して軟臥!!

 でも財布が・・・財布が・・・えっえっえっ・・・(涙)


 ウルムチ駅には軟臥専用の待合室まで会って下界の混雑とは無縁・・・なんか・・・エグゼクティブ気分・・・!



 ちょっと遅れて到着したシル鉄さん、ウルムチ始発かと思っていたらハミ始発でした・・・知らなんだ・・・


 そしてこれがシル鉄の最大の特徴!なななんと・・・「2階建て(注:敦煌⇔ウルムチ間は普通の1階建の列車)」なのです!これに乗りたかったのです!!


 ちなみに私の乗った軟臥はこんな感じ


 エアコンの射出口の数は若干やり過ぎの感もあるが・・・
 「暑い所で凍えて死ぬなら本望であります」


 そして硬臥は・・・通常3段ベットの所が2階建てのために2ベットと軟臥との差があまりないので・・・取れれば断然こちらを勧める。混雑の時期でこのチケットが1週間待ちになっていたのが残念。



 話を戻して・・・軟臥でも2階席が欲しかったのだが・・・
 2階席はどどど~んと2人用コンパートメントと豪華で・・・ちなみに見てたらタバコや果物をもって客車のサービス係が入っていってた(料金込かどうかは不明)
 これが軟臥の上階、2人用コンパートメント!いつの日か・・・でも無理だろうな・・・


 
 でも私のコンパートメントはある意味特別コンパートメント!その理由はというと・・・

 1階でも2階でも無い中階にあるコンパートメント、1車両に2個ある。写真の中窓の辺りが私のコンパートメント!



 ということでちょっとだけ”プレミアム感”ありでありました・・・でも・・・


 ちなみに硬臥車両だと3段ベットになるが窓が上まであるので・・・寝ながら景色を堪能出来る。こっちの方が良かったのかも・・・でもチケット取れなかったし・・・



 ついでに硬座はこんな感じ。人が邪魔していい写真が撮れなかった・・・




 食堂車も綺麗!でも1食15元らしく・・・カップラーメンで過ごしてしまった・・・


  
 そしてこれが”選ばれた者のみ手にする事が出来る(1説に拠ると乗客全員)”「シル鉄乗車票」、プラスチック製、記念に欲しかったが・・・下車時に回収されるのが残念・・・!!




 車両の説明はこのくらいにして・・・


 道中の景色等などを・・・



 乾燥地帯を走ったり・・・
 



 トンネルを何個もくぐって山岳地帯の山間を抜けたり・・・(列車が走る最高高度は2990mらしいです)



 草原&山の景色を見たり・・・
 


 夕陽は山に沈むのでちょっと残念だが・・・



 カシュガルに近づくにつれ、緑を多く目にしたり・・・






 うーん、デリシャス・・・・




 そして列車はカシュガルに到着・・・







 ふぅ~・・・・




 今回利用した「シル鉄」・・・「チベ鉄」に引き続いてこのプロフェッショナルをここまで堪能させるとは・・・





 中国の鉄道、なかなかに恐るべしと言ったところであろう・・・





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