世界一の...(テヘラン:イラン)

Category: 謎2nd 中東編

2007.01.23


 私は街の全景をみるのが好きである。今まで訪れてきた都市では市中に展望台があれば登り、郊外に小高い丘があれば訪れてきた...

 高いところから見下ろす街の景色は私にとっては格別なものである。
 そしてテヘランにはうってつけの場所があった...


 今回のターゲットは

 「テレキャビン…」

 テヘラン郊外にあるトーチャール山にかかっているロープウエイ(以下、現地と同様にテレキャビンと記す)は実は全長約7.5km、高低差約2500m、テヘランの標高が1000mを超えているのでテレキャビンの終点は実に3750mという凄まじい物だ。

 分かり易くいうと富士山を麓から頂上ま繋いでいる様な物である。

 何よりも魅力的なのは「ただ乗ってれば頂上付近まで行ける」という「お気軽さ」だろう…

 歩き方にも「晴れた日にはスモッグで覆われたテヘランの街並が頂上から見渡せる」と書いてある。

 ここに行かなければ「私にとってはテヘランに行ってないのも同じ」と言える様な場所であろう...


 それにここは「世界最長・最高度」にあるロープウエイとまで言われている...

 「世界一…」

 この言葉の持つ響きには抗いがたい誘惑がある...

 私もある意味「世界一」を目指して旅を続けていると言っても過言ではないだろう...

 今までの旅で行った場所で「世界一」というのは

1.ジェリコ(イスラエル・世界一標高の低い場所にある町)
2.バールベック(レバノン・人工的に切り出した世界一大きな石がある場所)
3.ポドゴリッツァ(モンテネグロの首都・今現在世界で一番新しい国の首都)

 等々...

 えっ?それだけかって...
 
  まあまだほかにもあるかも知れないが、まあ本当の事を言うと世界一なんてもんどうでもいいし、何よりも「簡単に行けなければやる気がしない」というのは私の持つ性質なので、こんなもんじゃないのかなぁ...



 話がそれてしまったのでまた元に戻していかに私がこのターゲットを仕留め、街の全景を堪能したか?お伝えすることにしよう...


 テヘランに到着したのは日曜日の早朝、既に火曜日のマシュハド行の夜行列車のチケットを手に入れているので実質3日ある。早速行くつもりだったが土日月が休みのために自動的に出発日の火曜日に決定。火曜日しか時間がなかったので天候による運行中止が危ぶまれたが幸いなことに快晴で、幸先は良いスタートだ。

 ホテルのレセの人によると乗継ながらで1時間位だろうということだ。それと運行時間が短いので1100時位にはテレキャビンの乗場に到着した方がいいということだ。

 ホテルを1000時に出て、教えて貰った通りにメトロの終点まで行ってバスを探す。ここから直行があると言われていたが実はなく途中大通りで乗り換えて目指すことになる。


 こんな所で乗換えなんて...


 ここまでに既に時計は1100時を過ぎていた…

 乗換えたバスがテレキャビンの入口に到着したのは1200時、さらに乗場まで約30分、ゆるい傾斜を登って到着…



 やっと辿り着いたテレキャビンの乗場の入口



 所要2時間半...

 7合目までのチケットを買おうとするも、運行時間の関係で5合目までしか売って貰えなかった...


 ホテルのレセの人の読みはちょっといい加減すぎる...、もっと多めに見積もってくれていれば


 まあ後悔しても始まらない、そもそも私が起きたのが遅かったというのも問題だろう、とにかく今は前に進むのみだ...
 









 テレキャビンは想像以上に楽しいものだった。

 その距離の長さ、ぐんぐん上がって行く高度、小さくなる街並...グレートだ...


 こんな所を通ってます...



 ちなみにこれがテレキャビンの雄姿





 五合目に到着したとき、幸運にも7合目までのチケットを売ってくれたので、これで最長距離を楽しめることになる。




 そして7合目に到着、下からの所要約35分...


 テレキャビンの終着駅・7合目




 終電の時間があったので残念ながら山頂は無理だ。




 終着駅から見た山頂




 しかも、山頂付近はスキー場になっていて、ただのトレッキングシューズでここにいるのは私だけの様だ...、うーむちょっと浮いているが...


 スキー場・山頂で乗せて貰ったリフトから撮影





 まあいい、山頂も見れたし、白銀の世界も目にすることが出来たのだ!











 後は街並...

 これが見れればこのターゲットは仕留めたと満足して帰れるだろう...




 よし!これだっ!!!

 トーチャール山頂付近からのテヘラン全景...



 「...」

 「...」


 「うーむ薄々勘付いてはいたが...」


 街を見るには離れすぎているし、それに標高も高すぎたようだ...







 まあいい、気持ちを切り替えよう...

 取合えず街は見たことにしておこう!



 それに「世界一のロープウエイに乗ったツーリスト」

 ということは、ちょっとだけ省略して

 「世界一のツーリスト」

 と言い換えても間違ってはいないだろう...


 「んっ?つい最近このネタ使っていたような気もするが...」


 まあいいだろう...






 とにかくこのテレキャビン...

 乗るだけの価値はあった と言っておこうか...




追記

その後友人からの連絡で実はここが世界一でないことが判明、
世界一のロープウエイはベネズエラのメリダで全長12.7km、標高差3188m、終点の標高4765m、往復3時間以上というものらしい...

記事内容の訂正をしておく...





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