私は必ず首都には宿泊してきた。たとえ宿代が高くとも．．．そして見所がなくても．．．
例外はある。
レソトと沿ドニエストルとアラブ首長国連邦だ！
この３カ国は隣国から簡単に日帰りで行け、尚且つ一日あれば十分見て周れるという計算があり、そしてその通りに任務を果たしてきた．．．
ここモンテネグロは分離独立に伴い世界で一番新しい国に．．．
そしてその首都ポドゴリッツァ．．．
他の旅行者の風評によると見所はなく、そして物価も高く安宿はノーチャンスで素通りする所と決まっていた。
しかし．．．
私は「プロフェッショナルの矜持」にかけ．．．
この世界で一番新しい首都には泊まらなければいけない．．．
みんな素通りするから何があるかさっぱり分からないからだ！！
それに首都というからには「何か」があるに違いないのだ！！
そしてそれを見極める力量が他の「アマチュア共」には備わっていないのだ！！
到着したのは１２月１２日の夕方．．．、次にアルバニア方向に抜けるので２泊はして中一日でポドゴリッツァを見なければいけない．．．
早速ホテルを探しに歩くも市の中心は軒並み４５ユーロ(約７０００円）を超え、一番安かったのはついたバスターミナルの近くにあった市の中心から1ｋｍ以上離れていた３５ユーロ(約５５００円）のホテルだ．．．これでもロンプラの最安値よりはまだ安い．．．
いまから他の街に行ってホテルを探すには遅すぎる。
それに「世界で一番新しい首都」を心行くまで見るためには止むを得ない．．．
宿泊をここに決めることにした．．．
そして１３日．．．
丸一日かけて．．．．．．
へっ？？？
たった２時間で．．．
見所、それも他の場所にあったら見所ともいえないようなたいしたことのないものが．．．
全部見終わり？？？
今の私なら分かる！
このポドゴリッツアを素通りしていったほかの旅行者たちの訳が．．．
そしてはっきりした事がある。
「他の街に泊まって日帰りで見に行けば十分だった」
と．．．！！
こんな所に「３５ユーロ」も支払い２泊もしてしまったのは
「プロフェッショナルらしからぬ、痛恨事のミスであった」．．．
写真は一応観光案内所で薦められた市内の見所の一つ！
ミレニアムブリッジ．．．
んっ．．．？？後は．．．
まあ行ってみてからお楽しみあれ．．．その何もなさを．．．
