日本 中華人民共和国
日本→中国
基礎データ(2019外務省HPより抜粋し一部加筆)
1.面積:約960万平方キロメートル(日本の約26倍)
2.人口:約13億人
3.首都:北京
4.民族:漢民族(総人口の約92%)及び55の少数民族
5.言語:漢語(中国語)
6.宗教:仏教・イスラム教・キリスト教など
7.通貨:中国元 1元=約17円 ※いずれも2006-2007年当時
※ブログの日付は旅行当時に合わせてますが、帰国後10年以上経てから記事を書いているので実際のアップ日は2021.1.18です。
2007.06.28(木)
10:30時、時差で日本より1時間巻き戻り上海がスタート。
新鑑真号で同室だった4人とタクシーをシェアして外灘(バンド)地区にあるユース、キャプテン・ホステルへ向かいドミトリーに荷物を置く。
この都市は漫画「蒼天の拳」で「魔都」として知られることで有名だが、「蒼天の拳」が知られているかどうかが定かでないのでブログタイトルにしてみたものの、これ以降文中に登場することは無い・・・
金輪際・・・
と、与太話はこの辺にして、休むことなく街に出る。
次の目的地へのチケット探しだ。
上海市内
日本を出国する時は、小刻みに移動しつつ、可能ならラサ(チベット)を目指そうと考えていた。
だが、フェリーで2日間廃人の様な生活を送る内に何もかも面倒くさくなり一気にラサへと気分は変わっていた。
4元でメトロのチケットを買い、南京東路駅から上海南駅へ
上海南駅
さらにまた4元支払い上海駅へ。
因みに「鉄道駅」は中国語で「火车站」となり、車が车なのでで鉄道が火車、駅は站となるのだが、こうしたズレがどうしても違和感を感じ、3度目(香港トランジット含む)の中国なのに全く慣れないのが残念だ。
上海駅
外国人用のチケットオフィスを訪ねてもラサ行の答えは全て「メイヨー(中国語の無い)」一色。
(※ブログ「謎の日常」の「恐怖!メイヨーアタックの洗礼!(上海:中国)」を参照)
望みはしないが、ある程度刻みながら進むしかないらしい・・・
16:30時、上海駅から南京東路駅へメトロで戻りマックでセットを頼む。
日本最後も上海最初もマックで食事というのは奇しくもの縁を感じる。
と、言いたい所ではあるがそもそも大都会から大都会への移動なのでその気なら簡単に出来るミッションだとも付け加えておこう。
上海駅と南京東路付近。ファーストフードは吉野屋まで揃っている。
夜は有名な外灘(バンド)地区を河口にそって散策
外灘:一番上は外灘から見た浦東地区丸い球2個の建物が東方明珠塔
さらにフェリーに乗り上海一高い「東方明珠塔」のある浦東地区まで足を延ばす
浦東地区と東方明珠塔
塔こそ登らなかった物の、国際都市上海の夜景を堪能。
22:00時、外灘に戻り、吉野家の牛丼とまたしてもマックに寄りチョコサンデーを楽しむ。
一日楽しんだが、次の目的地はまだ決めかねていた。
2007.06.29(金)
10:00時今日のユース代、65元を支払ってホステルを出て朝マック。
10:45時、メトロで北京西路へ出て歩いて静安寺エリアを抜け上海駅へ
北京西路から静安寺を抜け上海駅へ
外国人用のチケットオフィスへ寄ると「明日の夕方の西安行」が買える一番遠いチケットだった。
経路上にある南京も観光するかどうかは悩んでいたが、一旦先に進みたいと火が灯いた心は止まらない。
次は西安で決まりだ。
軟臥の上(2段寝台の上、因みに硬臥が3段寝台、軟座(良いシート)、硬座(安いシート))を490元で購入。
チケット問題がこれで解決したので後は上海の観光だ。
取り敢えずメトロに乗り、街の中心とも言われる人民公園で降りる。
人民公園付近
このエリアを観光しながら同じ黄浦区の外灘にあるホステルへ歩いて向かう。
途中マックでチョコサンデー、どうやらマイブームらしい。
黄浦区内
食べ終わって少し休み、また外灘をブラブラとする。
悩んだが東方明珠塔は対岸で眺めるだけで満足することにした。
外灘の夜景
夜は昨日と同様吉野家だ。
2007.06.30(土)
12:00時、チェックアウトギリギリの時間で荷物を預けてホステルを出発。
朝マックといきたがったが、昼過ぎなのでフィレオフィッシュセットで手をうつ。
そしてコーラのペットを買って有名な観光地、豫園へ向かう。
豫園へ
出発は夕方予定。
上海の見所であと見たかったのはここぐらいだ。
豫園、左下の写真に景観を壊さないスターバックスが写っている。
ここは明代の私庭園らしいがリニューアルで綺麗になり過ぎ、明代らしき雰囲気はあまり感じない。
セカンドミッションで訪れた北京でも歴史的建造物は全て観光地化され過度に整備されていたことを思い出す。
どうやらここは歴史からくる「わびさび」や「趣」とは無縁の場所らしかった。
最後に見たい景色は外灘から見る浦東地区の東方明珠塔
16:00時、ホステルで荷物をピックアップしてメトロで上海駅へ向かう。
軟臥は専用の待合室、少しプレミア感が漂っているが、待っている人を見るとそれも簡単に消失する程度の物だ。
だが、待合室があるだけVIPなのだろう。
そう言えば駅構内は、水は3元、ヌードルは5元と市中に比べて激高だ。
上海駅。待合室の電光掲示板が日本語表示されていた。
鉄道は延安行。
目的地は西安。
途中下車なので降りれるかどうか?
このプロフェッショナルの不安など、全くあずかり知らぬとばかりに列車は定刻通り18:00時に出発。
結局、上海で寄った食事処はマックと吉野家だけだった・・・