オーストリア
1Euro=150円(当時のレートをイメージし易い様に大雑把な値で出してます)
2006.10.22(日)
旧市街自体とシェーンブルン宮殿と庭園群の2つが世界遺産として登録されている街ウィーン。旧市街はただ歩けば良いだけなので残る標的はシェーンブルンとなるのがアマチュアのツーリストの定番だ。だが、私の今日のメインは2つ、旧市街内にあるシュテファン教会南搭とドナウタワーが目指す標的だ。この2つを抑えれば中心からとやや郊外に出た所からウィーンの全景が掴めるからだ。ウィーン市内乗り放題の交通パスを5ユーロ(800円)で購入して観光へ向かう。
交通標識と地下鉄駅
最初の目的地はシュテファン教会南搭、3ユーロを払い階段を登る。展望スペースは改修の所為か?パイプに足場、それにネットは景観を損ねるが、まあ街の全図を掴むのには支障はないだろう。
シュテファン教会南搭から
昼食を取り、交通機関利用しながら気になる所をブラブラする。ドナウタワーは夕景と夜景のつもりだった。
昼食は芸の無いピザとコーラ。3段目左:国立オペラ座。4段目:ベルヴェデーレ宮殿
軍事博物館
最下段左:セセッション館
2段目はゴミ処理施設フンデルトヴァッサー
郊外の公園から
外から眺めただけという完全にやっつけ仕事のシェーンブルン宮殿
夜が近づいてきたのでそろそろドナウタワーへと向かう。
ドナウタワー
戻る途中の眺め
夜景も仕留めた今、ウィーンは終わったといってよいだろう。明日はまた別の国へと出発だ・・・
2006.10.23(月)
朝はややのんびりと出発してバスの停留所へと向かう。バスターミナルでないのは不安だが、ここは”西側”だ。間違えることはないだろう。
次の目的地はドイツ・・・、と、言いたい所だが、私の進路は真逆と言って良い東側、スロバキアの首都ブラスチラヴァ。その後は残っている東欧の国を片付けつつアジアへと突入するつもりだった。
「ベルリンは?」私に取って今回の旅行全体の最終目的地はドイツ、その首都ベルリンだ。だが、まだ他に訪れなければいけない国が残っている今、ドイツを訪れるのは早過ぎだった。
「ユーラシア横断は?」ヨーロッパ最西端と言われるロカ岬は私は以前すでに訪れている。ここから行ってユーラシア陸路横断者になる事は事は容易いが、私の目的はそこにない。単純に難易度を考えればユーラシア横断より東欧完全制覇の方が遥かに面倒だし時間も手間暇もかかる。私が今回のミッションで目指しているのはそこだった。
それに美味しい物は最後に食べるという嗜好の問題もある。まだ周ってない西ヨーロッパの国々はなるべく全旅行の終盤に訪れればよいだろう。これから行くアジアはもちろんの事、まだ南北アメリカ大陸もオセアニアも未踏の地だ。
今回のセカンドミッションはオーストリア旅行。目的地を踏んだ今、後は帰路をどうするかだけだった・・・