6-5 イエメン情報(2006/4/10-5/9)

Category: G情報

イエメン情報


1:VISA:ドバイ(UAE)にて取得: 60日有効30日シングルビザ、要写真2枚、パスポートコピー1枚、120DH、朝0830-1030の間に書類を提出すれば当日1200-1400受領になるが、1030-1230の間の提出だと翌日受領になる。私は1100の提出であったが翌日以降週末の為、目に涙を潤ませながら縋りつく様にお願いしたら当日にして貰えた。
注、オマーンでは約60US$、国境では約90US$(この辺りは人からの伝聞なので詳細は不明、特に国境での取得については旅行人のHP等では人によって値段が違う場合が書かれていたのでよく調べたほうが良い)と聞いていたので一番安いドバイで取得した。


2:両替情報(通貨はイエメンレアルYRにて表記)
1US$=196YR(サナア・サユーンのF/Bにて、空港では1US$=190YR)
サナアでUS$を直接引き出せるBankあり、ManakhaHotelの情報ノートに場所が記載されている。


3:経路情報

全般:長距離を結ぶ大型バス及び中距離・近距離をカバーするプジョー(シェアタク)とそれほど困ることは無い。シェアタクは前列から3-4-3と西アフリカのテイストが漂い、車両のレトロさもそれに趣を添えている。大型バスは基本的にAC付で2-2列なのでゆったりとして快適であった。
また都市内でバス・プジョー乗場を探す際は「ファルザ・行きたい地名」(Ex:「ファルザ・サナア」と言うと行きたい場所にダッバーブ等を乗り継ぎながら行く事が出来る。

3-1:Say’un⇔Shibam:プジョー:100YR:所要約20分
注:帰りはShibamのメインストリート前で待つ事になるが日陰がないので日中はとても暑い。

3-2:Say’un→Mukalla:シェアタク:800YR:4/12/0550発→1100着:要パーミッション

3-3:Mukalla→Sana’a:MAIDAMA TRANSPORT:2000YR:4/13/1820発→4/14/0730着:要パーミッション
注:Mukalla→Adenと抜けようとしてパーミッションを取得したがパーミッションを持っていても外人はバス会社でチケットが買えずに止むを得ずサナアに抜けた。以前はムカッラ→アデンのルートの方が問題なかったが現在は不可(シェアタクは可能だったが護衛の分の料金を支払う為に倍額となる。私は1800YR×2=3600YRと言われた)。またSay’un→Sana’aも1ヶ月前に購入できていたバス会社は現在は不可で、以前購入できなかった会社が現在は購入可と状況は流動的。Say’unやMukallaでは予めバス会社を辺りまくると思っていたほうが良い。

3-4:Sana’a→Aden:YEMITICO(大型バス):1400YR:4/14/0840発→1630着
Sana’aはバーバルヤマン(イエメン門)付近にバス会社多数、AdenではMansoarh地区に到着
Aden→Sana’a:プジョー:1400YR:5/1/1600発→2200着
AdenはSheikh Othman地区にプジョー乗り場があり、Sana’aのバーバルヤマンから北に5分ぐらい歩いた所に到着。プジョーは何故か前から3-3-3と中列が楽になっていた。

3-5:Aden→Ta’izz:YEMITOCO:600YR:4/16/1400発→1700着

3-6:Ta’izz⇔Ibb:シェアタク:300YR:所要約1時間、Ibb⇔Jibla:4WDシェアタク:50YR:所要約30分

3-7:Ta’izz→Zabid:シェアタク:1000YR:所要約2時間半(休憩有)
注:この料金はHodeidahまでと同一料金、Zabid行がなく同乗者がHodeidahでもZabidでも同料金と言っていたので交渉しなかったがZabid→Hodeidah間の距離を考えると明らかに高すぎる。交渉するか、大型バスの途中下車をするか、1つ手前の町、或いは奥の町行きを探す方が良いと思われる。

3-8:Zabid→Hodeidah:シェアタク:300YR
注:私の利用したのはプジョー(乗用車型)、荷台オープンなら200YR

3-9:Hodeidah→Sana’a:大型バス(アラビア語表示なので会社名不明):900YR:4/20/0700発→1230着

3-10:Sana’a→Sharjah(UAE)→Amman(Jordan):AirArabia:185US$:インターネットで予約、要クレジットカード
3-10-1:Sana’a→Sharjah:5/9/1200発→1530着(時差+1hr)
3-10-2:Sharjah→Amman:5/10/0330発→0530着(時差-1hr)
注:Sharjahでは一時出国したが、そのまま出国しないでも良かったかどうか不明、預けた荷物はAmmmanで受け取れるが念を入れてSharjahでチェックインする際に調べてもらった方が無難。
このルートは週2便あったが、もう一便はSharjahで2泊となっていた。
詳しくは
http://www.airarabia.com
で調べると良い。


4:国境情報:オマーン→イエメンは特に問題なし、イエメン側でオマーンレアルをイエメンレアルに両替可


5:都市情報


全般:イエメンはホテルの料金がホテルの質に比例してそれほど高くない値段で比較的いいホテルに宿泊することが出来る為、「安いが一番」よりも「ミドルバジェッド」のホテルを狙って宿泊している。ちなみに安宿のほうは安いところで300-500ぐらい、700-800YR出せば大抵の大きな街には必ず存在する。

価格全般:Cola(ビン):30YR、Cola(ペット):60YR、チキン1/4:80-150YR:ライス:70-100YR、基本的に地方価格や日本で言う富士山価格をあまり見かけなかったが、ローカルレストラン等で計算に弱いのか良く間違えて請求してきたり、同じものでも日によって微妙に値段が変わる「変動相場制」をとっていたり、基本的にはCola1本でも値段を確認してから購入した方が無難、油断していたらAdenで50YRとボッてきたので信用しないに越したことはない。

交通全般:市内を走る公共バスは7人乗客を乗せる「ダッバーブ」やハイエース型のミニバス、中型のマイクロバスなどがある。色と番号で表記してあることが多いがアラビア語を読めないので良くは理解していない。


5−1:サユーン情報

A:宿泊:Palace Say’un Hotel:1100YR:シャワー、トイレ、TV、ファン付、受付で若い男は1200YRと言ってくるが年配(老人、多分オーナーかマネージャー)の男が出てくると自信満々に1100YRと言ってくれる。ここにはプチ情報(日本人旅行者の置いていったコピー等ホンの少々)がある。またパーミットやSana’a行のBus会社はここで相談すると良い。PhotoCopyはやってくれたが1枚20YRと劇高。Sana’aでは3YRなのにボリすぎで市中のコピー屋は10YRだった。

B:通信(ネット):市中のネットカフェで日本語読み可能、2YR/1min

C:見所:Sultan’s Palace:500YR:ここしか見所はないが料金は高い。好みによる。

D:注意点:パーミッションはPalace内のツーリストポリスから取れるがいい加減。でも必要


5−2:ムカッラ情報

A:宿泊:Gulf Hotel:ダブルのみ3500YR:シャワー、トイレ、AC、冷蔵庫、TV付。川沿に一目見て分かるキラキラしたホテル。中々立派でレセもしっかりしているが惜しむらくはトイレットペーパーがない事。でも満足。

B:市内交通:Say’unからは郊外のシェアタク乗場に到着するのでそこからミニバスで「シュリ(20YR)」と言えば川の中腹ぐらいの所まで行ける。

C:通信(ネット):90YR/1Hrで日本語読み可能な所があった。

D:注意点:パーミッションを取って、ここからアデンに抜けようとしたが、私のいた現在、アデン⇔ムカッラ間の都市に危険な場所があったので大型バスの会社は尽く「外人にはチケットは売れない」と言って来た。Sana’a行は唯一MAIDAMAという会社のみ売ってくれた。またシェアタクでアデンという選択はあったが「護衛一人分の料金(要するに座席2人分)払え」と言って来たので断念した。また、ツーリストポリスも人によっては「賄賂請求」してくるので注意!
それと、この辺りの情勢は流動的なので毎回変化していると思われるのでよく確認したほうが良い。


5−3:アデン情報

A:宿泊:Rimbaud Tourist House:2150YR(交渉後):シャワー、トイレ、TV、AC、冷蔵庫付。
あの憧れの天才詩人「アルセーヌ・ランボー」が滞在していた商館で、どうしてもここに泊りたいと決め打ちして滞在を決めた。ちなみに宿泊は2階のシングルで「ランボーの住んでいた部屋」だと言われた。しかしながら雰囲気はそれなりにあるものの設備は老朽化していて、また大量のゴキブリがいたのでそれほどお勧めできない。 ちなみに「ランボーの詩」など1編たりとも知らず、ここに泊るぐらいなら他にしておけば良かったと後悔した。

B:市内交通:Sana’aからのYEMITICOバスはMansorah地区に到着、ここからCrater地区までダッバーブで30YR。Crater地区がアデンの中心となりここからTawahi地区へは30YR
空港からSheikh Othman地区まではダッバーブ30YRで乗場から徒歩15分ぐらいの所に到着できる。

C:地図および観光案内所:市内の書店でアデンの市街図が800YRで購入可能。

D:見所
D-1Crater地区
D-1-1:アデンタンク:貯水池:100YR:料金を考えるとまあまあ。
D-1-2:Tower of Silence:アデンタンクの裏側付近。ロンプラには地図が載っている。塔(廃墟)は無料でこの付近からCrater地区の全景が見渡すことが出来る。
D-1-3:Sira Island:海岸沿いから道路で500m程で渡れる。要塞があり入れるらしい。また遊園地があり入園料100YR、観覧車100YR
D-1-4:Aden Mall:ショッピングモール:UAE等と比べると当然ながら大した事は無いがそれでもそこそこに立派で「なんでイエメンにこんなものが…」とビックリする。中にATMもありVISAのカードでお金を引き出せた。昼食を食べに行ったが中にあるフードコートが1300頃なのにやってなかったのにはまたビックリであった。
D-2:Ma’alla地区:共産圏時代の街並み。ちょっと「おっ!」とする。通過で十分。
D-3:Tawahi地区:ここからGold Mohur Bayへ行く。徒歩で1時間、シェアタクもあってTawahiから30YR、Sheratonもあった。

5−4:タイズ情報

A:宿泊:AL SHREEF TOURIST HOTEL:1500YR:TV、シャワー、トイレ、冷蔵庫、ファン付。カビル門前からTahrir Stを真っ直ぐに北上すると左手にある。8階建ての高層で屋上に上がって市の全景が見れる。惜しむらくはエレベーターがあるのだが不定期に止まってしまう事があったのでそれだけが残念である。

B:市内交通:ダッバーブが市内にあり、Hodeidah行のシェアタク乗場まで20YRで乗り継ぎ2回(合計40YR)、Ibb行なら20YR、「ファルザ(行き先)」と言えば「ホデイダ行のシェアタク乗場と言う意味らしい。

C:通信(ネット):90YR/1hrほど、日本語は南極星が3分ぐらいでダウンロードできた。

D:市内の見所
D-1:タイズ博物館:500YR:イマーム時代の残虐写真が貼ってあると「歩き方」には載っていたがそんなに大したものではなかった。
D-2:Sabir山:カビル門前から乗合いの4WDがあり中腹まで70YR、頂上までは行かず、客が全員降りた時点で降ろそうとしてくるので「行ける所まで行かせる」事、頂上行きのダッバーブの市内の発着場は分からなかったので、この中腹から「アロウシ(頂上??)」といってヒッチ、ダッバーブ(100YR)で頂上に辿り着いた。本当の頂上は通信塔があり、軍事施設になっているので行けず、その近くの3角点標で我慢した。尚、頂上まで行くとタイズの景色は全く見えないのでタイズの景色だけでいいなら最初4WDの行ける所まで行ってから下に下りていけば十分いい景色が見れる。

E:郊外の見所
E-1:Jibla:行き方はTa’izz⇔Ibb(300YR・約1hr)⇔Jibla(50YR・約30Min):アルワ女王のゆかりの地、2つの異なるミナレットを持つアルワ女王のモスクあり
E-2:Zabid:Hodeidahの方が近く日帰りに向いているがタイズからジブラへ行ったのでこちらに記載。古の学問都市で世界遺産

5−5:ホデイダ情報

A:宿泊:Al Jazira Hotel:3500YR:シャワー、トイレ、AC、TV、冷蔵庫付:中級の歩き方ではBristol Hotelとあったが名称を変更

B:見所:特に…??、まあ紅海に沈む夕陽が見れればいいのでは???

5−6:サナア情報

A:宿泊(Tahrir広場付近に宿が集中)
A-1:Manakha Tourism Hotel:シングル700TR、TV付。日本語情報ノートあり、共同トイレは汲置きで水を流すが清潔でないときが多い。但し日本人の旅行者が多数集まるのでツアー等の人集めには最適。
A-2:AL BATOOL:シングル1200YR:シャワー、トイレ、TV付。トイレはアラブ式、宿は清潔
A-3:ALSHAMRI PLAZA HOTEL:シングル2000YR(交渉後):シャワー、トイレ、TV、冷蔵庫、ファン付。エレベーターあり!!3ツ星で一見して良さげ、但し屋上階の展望レストランはちょっと?いや、大分値段が高め、頼んで屋上に上がらせてもらえる。

B:市内交通
B-1:日本大使館:タフリール広場の南側に「ハッダ・ホテル方面行」のダッバーブ乗場があり、赤の7番、40YR。日本大使館はここで降りて徒歩20分位の所
B-2:イミグレーション:バーバルヤマン北のダッバーブ乗場から14番のマイクロバスで15YR
B-3:市内から空港:Taxi借上げで1000YR、夜間は1200YRがミニマムだが1500YRぐらいが相場、尚昼間時ならダッバーブ、ミニバスの乗継(空港→ハッサバ(20YR)→タフリール(30YR))も可能

C:通信(ネット):タフリール広場北東にあるネットカフェで日本語読書き可能、1600まで60YR/1hr、それ以降は90YR/1hr

D:地図および観光案内所:サナアの地図は400YR-500YRぐらいでタフリール前の郵便局前の露店や本屋などで購入可能。観光案内所は無く、Ministry of TourismがHasaba St(タフリール広場北のダッバーブ乗場から約20分:20YR)にありその中にTourist Promotion Boardがあり、パンフ等はそこで無料で貰える。私の場合は「パンフレット1部の他にポスター7枚、絵葉書5枚、それにCD付の雑誌(土産物屋で5US$くらいで売っていたのと同じものだった)」と妙に豪勢だった。残念ながら地図はおいていなかった。

E:市内の見所

E-1:旧市街、おもちゃの様な家が多数、Old Sana’a Palace、Taj Talha Hotelの屋上は無料で上がらせて貰えるので登ると良い。尚バーバルヤマンと旧市街の両方が見渡せるバーバルヤマン前のTaj Sana’a Hotelは屋上に上がるのに200YR(最初は500YRと言ってきた)であった。

E-2:遊園地:Hodeidahに行くルートの、Sana’aの検問に付く前にある。タフリールもしくはバーバルヤマンからアスル地区(ダッバーブ:20YR)へ行き、「マラーヒー(遊園地)」行きに乗る(ミニバス:35YR、注:徒歩も十分可能)。また公園(無料)も近くにある。見晴しは良いが、景色自体はそれほどでもない。

F:郊外の見所(日帰り可能)

F-1:Hajjara:要塞のように見える都市、外から見た町の景色が良い。中に入ると大したことが…。
Sana’a⇔Hajjaraの経路は
Sana’a⇔Mankah:シェアタク:500YR:所要約2時間半
注:サナアはイエメン門近くに乗り場がある。
Manakah⇔Hajjala:シェアタク:行50YR、帰り75YR:所要15分
注:行は人数が揃っていたので強気で交渉、と言っても現地人は50YRの所を最初200YRと言ってくるダメ振りを発揮、帰りは金曜の日中と言うこともあり車両はオープンでスカスカだったが殆ど通りかからず、相手も強気で100YR→75YRまでしか下げてくれなかった。


F-2:Wadi Dahar:Rock Palace(入場料:500YR)が見所:Tahrir広場からの行き方はTahrir→Jarma(ダッバーブ:20YR:所要約15分)→シャムラン(ミニバス:30YR:所要約20分)→Wadi Dahar(荷台オープン型4WD:50YR:所要約15分)、帰りはこの逆順だがWadi Daharからシャムランに戻る便は少ないので待つ時間も考慮した方が良い。

F-3:Shibam、Kawkaban:珍しい双子の都市、Kwakaban(崖の上にある都市からの景色が特に良い)
経路は
Tahrir⇔Jarma(Sana’a市内):ダッバーブ:所要10-15分:20YR
Jarma→Shibam行プジョー乗場:シェアタク:30YR
プジョー乗場→Shibam:プジョー:所要1時間:150YR
Shibam→クロス?(英語が分かるものがそう言っていたので正式な名称は不明、実際はKawkaban行の車道のT字路):荷台オープン型4WD:50YR
クロス→Kawkaban:???:所要20分:100YR:(実際は無料でヒッチとなってしまったので料金は確認していた値段)
Kawkaban→Shibam:徒歩:約30分:(登りも可能だが約1時間)
Shibam→Jarma(Sana’a市内):プジョー:150YR:約1時間ちょっと
注:Sana’a市内でJarmaからShibam行のプジョーがあると聞いていたが行は見つけられずにワンクッション置く形となった。帰りは何も言わずにJarmaに戻ってきたのでどこかに乗場があると思われる。この他にはJarma→シャムランといってシェアタクの手もある。
Shibam⇔Kawkaban間はShibamで確認したらダイレクトは無いと言われたが、双子の都市なので無いわけが無いと思うが不明。旅行者にはShibamの裏手に出て崖(歩道あり)道を登るのが一般的。尚タクシーの借上げは500YRぐらい。


G:郵便:日本までの航空便が1kg:3680YRでこの後は500g毎780YR加算されそれに手数料??が加わる。料金表に10kgまであった事を確認、最大は不明。尚、参考までに3.350Kgで7580YR+379YRで7960YR(1YR硬貨は流通していない為)であった。この手数料が重さによって変化するかどうかまでは不明。

H:その都市で取得したVISA
H-1:イエメンレジストリー:イミグレにて書類代200YR:要パスポート及びビザページのコピー:イエメンビザの上に3角形のスタンプにサインと日時が記される。
注:ビザの延長にいったのだが時間が遅く(1230頃)、よく分からないまま「まあこれでいいや」と取り合えず取得した。しかし確認した所、「パスポートに入国日が記されている為に、レジストリなど全くもって意味が無い!」と分かったので誰にもお勧めしない。この特典は…??、「どう考えても無い!!」
H-2:イエメンExit Visa:イミグレにて書類代200YR、Visaのシール代300YR、シール代の領収証のコピー代10YR(イミグレ内のコピー屋):要パスポート及びビザページのコピー:申請日から2週間有効なので可能ならビザが切れる直前が良い。
注:上記の料金の他に申請用紙(すべてアラビア語)の代筆屋(イミグレ内に常駐)に料金を支払って記入してもらうのだが、「昨日のレジストリーで無駄にお金を支払わせた」と文句をつけていたら記入は役人の方がしてくれたのでこの料金は不明。
H-3:ヨルダンビザ:発給日より1ヶ月有効ビザ、無料、要写真2枚、パスポートコピーとイエメンのビザのページのコピー、即日受領(私の場合は2時間待)

 

6:Shahalaツアー:
Sana’a旧市街のOld Sana’a Palaceにいるアミン氏のツアーで1泊2日、150US$(5人以下の場合)に一人プラス5US$(ホテル・夕食・朝食分)
日程は
1日目:Sana’a(0900)→Thula(1020-1050)→Amran(1135-1145)→(この間に食事休憩あり)→Futh(1400)→Al Qabai(1530)→Shahara(1700):石橋までは徒歩10-15分程
2日目:Shahara(0830)→Al Qabai(1020-1030)→Futh(1200)→(この間に食事休憩あり)→Sana’a(1530)

経路上の注意点:Futh以降は悪路(石がガラガラしている道)、Al Qabaiが麓の町になる。ここにもホテルがありこちらに宿泊しても良い。Al Qubai以降はまたしても悪路で今度は急傾斜がセット販売となる。

注意点全般:我々の場合ドライバーが英語を喋れなかったので、ポリス待の時など状況が良く分からずにイライラした。また、女性の場合、ドライバーにトイレと言うと、道端でそれらしい所に止めるので心の準備が必要。
橋のある方のホテルにの毛布にはダニ等が生存している可能性大、私の他にも被害者あり、寝袋等あった方が良いかも…
また、経路については料金は変化すると思われるがシバームやコウカバン等もツアーに組み入れることも可能。

現在は我々の選んだアミン氏のツアーの他にマナハホテルに出入りしている「マサシ」氏(仇名)のツアーを選ぶ人も多く、料金は割高となるが評判は良い。

今回のツアーは他の旅行者のお任せにしているので私自身「何一つ仕事をしていない」ことを明言し、調整をしてくれた「ツヨシ(仮)氏」に一言お礼申し上げたい。



7:ソコトラ島情報

サナアからフライトし、現地で4WDを借上げた。尚日本人6人でシェア。

A:経路情報:イエメニア航空がサナア、もしくはアデンから週一便フライトしている。
参考までに我々の利用した経路は
A-1-1:往路(金曜日):Sana’a(4/29:0530)→Mukalla(0630-0730)→Socotra(0830着)
A-1-2:復路(月曜日):Socotra(5/1/1200)→Mukalla(1300-1330)→Aden(1430着)
であり、料金は30450YR、復路のMukalla、Adenはどちらで降りても料金は一緒であった。またSocotraの出発は1.5hr遅れている。

B:宿泊:Al GAZILA Hotel:トリプル:2000YR:シャワー、トイレ共同、ファン、冷蔵庫付、ソコトラの基点となる一番の大都市?、Hadiboにある。

C:4WDの料金:空港に到着するとDrが寄ってくる。空港併設のビジターズセンターによると10000-12000/1日でガソリン代等込みが相場らしい。我々の借上げた4WDは友人が事前にサナアで紹介を受けていた者だったので特に料金交渉せずに10000YR/1日で借上げた。ガイドについては断った。また最終日の空港の送迎は当初5000YRと言って来たが高すぎるので1800YRと値切った。3日Totalで31800YR/6人

D:価格:全般に本土よりは高い、水が50YR(サナアでは30YR)、チキンは半分で500YR(サナアでは250YRぐらい)、但しライスとフィッシュは100YRであれば食べられる。Drが紹介したTaj Socotra Hotel併設のレストランで食事をするとツーリストが多いので高い物を食べさせようとしてくる。ローカルレストランは3軒ぐらいあるのでドライバーの言う通りにせずに回って見た方が良いと思う。

E:観光案内所:空港にビジターズセンターがあり、ちょっとしたパンフや葉書等が購入可能。飛行機の発着に合わせてオープンしているものと思われる。

F:日程及びHadiboからの所要時間
1日目
F-1:空港⇔Hadibo:約30分
F-2:Qalansiya:ビーチがキレイ:Hadiboから所要約2時間
2日目
F-3:Hadibo→Diksam:約1.5-2時間:固有種である竜血樹が多数
F-4:Diksam→Noged:約1時間:ビーチがキレイで泳げる。付近(と言っても浜から車で20分ぐらい山に向かって戻るが)に洞穴もある。
F-5:Noged→Hadibo:約2.5-3時間
注:Noged近郊に運転手の家があり、そこで昼食及び写真(主に子供)を撮影した。参考までに請求額は食事代と写真撮影代で1000YR/6人であった。
3日目
F-6:Hadibo→Homhil:所要約2.5時間:途中にボトルツリー多数、Homhilに到着すると竜血樹や野鳥が見れる。またHomhilは自然保護区のため入場料500YR。
F-7:Homhil→Dihamri:所要約1.5時間:海がキレイでダイブポイントになっている。ここも保護区で入場料500YR、シュノーケリングの器材一式が500YR
F-8:Dihamri→Hadibo:所要約1時間:Hadibo付近に廃戦車あり、夕日も良く見える。
4日目
F-9:Hadibo→空港:0900→0930
注:上記の移動時間は途中に写真撮影したりしているので大まかな目安と考えて頂きたい。

G:ソコトラ島全般:近年になって旅行者が入り始めたために特に基礎データがなく、地球の歩き方には存在すら載っていなかった。上述した4WD料金も、伝聞した話では1人で行った人で20US$/1日で借りた人やカップルで100US$/1日だった人もいるらしいのでここに行く時は人数を集めてシェアした方が良いと思われる。
私の場合はイエメン入国時にソコトラ島の存在すら知らなかったが、たまたま下調べをして情熱を燃やしていた人の「シェアパートナー募集のポスター」に出会い、それにつられる様にして行く事を決断した。最終的には6人と丁度いい人数が集まった為に、料金的なことでは随分と得をしたと思う。
また、ソコトラ島は海が綺麗なばかりでなく植物の固有種も多数(約150種)とあるので3日間存分に楽しめた
ちなみに私自身は「ただ楽しむばかりで他の事は完全に人にお任せモードにしていて、何一つ同行した方々に貢献しなかった」事は言うまでもないであろう。申し訳ない…!!この場を借りて自らの不明をお詫びする。



8:全般的な注意事項

トラベルパーミット及びバスチケットについて

8-1:トラベルパーミット
現在西方(アデン、タイズ、ザビード等)においては必要が無い、必要となるのは陸路でサナアからサユーンやムカッラ、オマーン方面に抜けるときでこの時はサナアのツーリストポリスで取得が可能、また周遊の形にしてパーミットを取得することも可能。サユーンやムカッラへオマーンから入国した際は各都市のツーリストポリスで取得が可能。但しサナアとは違いサユーン→サナア、やムカッラ→サナア等、出発地から目的地までのみのパーミットとなる。

またサナアから北部のシャハラ(ツアーは可能)やサーダ、東部のマーリブは許可がおりない。

8-2:バスチケット
サユーン→サナア、ムカッラ→サナアへはチケットが現状では入手出来るが「チケットを購入できる会社がコロコロと変わる」、1週間前に買えたオフィスでも購入できなくなり、以前は売ってくれなかった所から購入できるようになっていたりかなり変動的である。私の感触では基本的には「1社は外国人にチケットを売れるようにして、その1社を持ち回り(どちらかと言うとタライ回し)にしているのではないか?」と推測される。
東方からサナアに向かう場合はバスのチケットさえ購入できれば後はさほど問題はないと思われる。
また、「地球の歩き方の04-05年版」ではムカッラ→アデン間は通り抜けられるとあったが、現在はこの経路上に危険な町があるらしく、チケットの購入は不可であった。
逆のサナア→サユーンへの道も、「チケットを売ってくれる会社はどこか一つ」と推測され、また厄介なのは、このルートも「マーリブ」という危険といわれる町を通過する為に、トラベルパーミットを取得してチケットの購入が出来たとしても「サナアを出る時の検問で降ろされてサナアに戻された」という方にも数人出会っているので状況は非常に流動的である。
サナア→ムカッラへのルートは現地の人によるとそんなに問題はなさそうだがこのルートを利用する旅行者自体少ないために、大丈夫なのかどうなのかはなんとも言いがたい。ここも「チケットを売ってくれる会社はどこか一つ」かと思われる。


9:付録

イエメンにおけるサウジアラビア・トランジットビザ取得の現状

現在サウジビザの取得は困難。
私の場合は取得できず。

参考までに経緯を記す。

1.2006/5/2(火)サウジアラビア大使館
当初、「外人はマクタブ・ノーソック(サウジビザの代行取得をする代理店の名前・サウジ大使館正面の細い路地を入ってすぐ)」に行くようにとゲートの所で言われたが、日本大使館のレターと準備した書類を見せた所、取り合えず中には入れることに、2時間ほど待って領事とその他2人の職員と面会、領事は私の書類を見て「ノープロブレム」と言っていたが、ほかの2人は「3ヶ月のイエメンレジデントビザが必要」と言っていた。領事が「土曜日にもう一度来るように」と言ったのでそれで話は終わった。
この時に、3日前から状況が変わり、「外国人は代理店を通さないとビザの取得が出来ない」と申請に来ていた英語を喋れる男から説明を受けた。

2.2006/5/6(土)
火曜日と同様に当初は門前払いになりかけたが書類を見せて「領事に今日来るように言われている」と伝えたら、取り合えず中には入れた、私のみならず現地人も2時間ぐらい待って受付が開いたので行ったら「レジデント」の一言で終わった。
ここで方法を変えて「マクタブ・ノーソック」へ行き代行申請をお願いしてみることにした。大使館提出用の書類と料金を5400YR(イエメンレアル)支払った。尚、サウジアラビアレアルでも支払い可能で100SRであった。レートは[1SR=52.50YR]なのでSR払いの方がお得。この時に明日の5時に事務所に来るように言われている。

3.2006/5/7(日)
1700時ころ尋ねると「イエメンのレジデント」が無いから発給できないと言われた。尚、前日支払った料金は問題無くキャッシュバック出来た。
尚、ここで以前イミグレに行ったときに「3ヶ月のレジデントビザの取得」には「HIVの検査(病院はイミグレの指定病院)とレター(日本大使館からの)」が必要と言われたが、レジデントビザを取得するためのレターは通常旅行者に出すレターとは全く質が異なる為に「日本大使館からは発給出来ない」と確認しており、1ヶ月のレジデントビザも少し頭をよぎったが(おそらくHIVの検査のみかと思われる)、「1ヶ月のイエメン・レジデントビザを取得して、サウジのビザが取得できなかったら」と考えると時間のロスが多過ぎる為にこの段階でビザの取得を断念した。


注:マナハホテルの日本語情報ノートによると、サウジアラビアのトランジットビザの取得には2006年の3月中旬ころから「イエメンのレジデントビザ」が必要になったらしく、殆どの者が取得できなかったらしい。
しかし、上記に「不可能ではなく困難」と記載した理由は、私が入国した時期(2006/4/10)にカップルでビザの取得に成功したと人から伝聞し、また5月の頭頃に「代理店」を通じて取得した短期旅行者がいると伝え聞いたからである。
あくまでも私の推測では、その旅行者は「1ヶ月のレジデントビザを取得して代理店に申請したのでは?」と思ってはいるが真相は不明である。

よって、困難ながらも可能性自体が全く無い訳では無いと考えられるので、今後サウジのビザの取得に成功された方がいたら、後続の旅行者の為に旅行人等に情報を公開していただきたい

注:その後旅行人の方に投稿したが、その際に私とほぼ同時期に挑戦した者が投稿しており、どうやら私の伝聞に誤りがあるようで、3月中旬以降、ビザの取得に成功したものは皆無らしい、もし、取得に成功した方がいたら、御一報願えれば幸いである。






  • What’s new?(2024.02.22)

    「謎の日常」「レイバーキャンプ編」「国内観光編 」に新記事
    2024.02.22
    故郷は・・・(千葉)New!

    「謎の日常」「謎5thミッション国内車旅行編」「謎5th2nd北海道編 」に新記事
    2024.02.19
    第5任務第2話の終り(弘前:青森ー松戸:千葉)New!
    2024.02.14
    もう一つの半島(平舘ー弘前:青森)New!
    をアップ

    Facebookはこちら
    東城 皇司
    インスタグラムはこちら
    GOLCO31
  • Categories

    open all | close all
  • ETC・・・


  • リンク用バナー
    このページはリンクフリーです。

    にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
    人気ブログランキングへ