アフリカ最奥部の首都・狙撃開始!(ヤウンデ→ガルア・ブライ:カメルーン)

カメルーン




2005.09.24(土)

 ガボンへ出発するようへい氏を見送り、しばらくホテルの目の前にあるネットカフェで時間をつぶしてから駅へと向かう。

 14:30時、駅へ到着してチケット売り場のオープンを待つ、目的地はンガウンダル、ンガウンデーレ行の鉄道に乗って途中下車だ。それにしてもンで始まる地名が多いのがアフリカの特色だ。しりとり泣かせとも言えよう。
 16:00時、チケットを購入、たった1時間半の待ち、悪くは無い。

 出発は18:10分なので一度市内にもどりマスターKに別れの挨拶をして荷物を引き揚げる。

 ホテルを出るときにレセのお兄さんが「危ないから生きて帰ってね」と笑顔で、前に聞いた時は「安全だから大丈夫」なんて言っていたのに現金な物だ。

 これでまた日本人1人、アフリカではお馴染みのスタイルだ。旅の連れ合いなんて見つかる訳がない。

 空を見上げて軽く口笛を吹く。



 中央アフリカ共和国・・・

 西アフリカでまだ危険な国は残っているが・・・それに併せて情報が無いという点においてはこの国はアンゴラと双璧だろう。

 それについ1か月前に私が入国しようとしているメイン・ボーダーから30Kmぐらい南に下がった国境村が武装強盗団に襲われたばっかりだ。ここで取れる限りの情報を取り、安全だと踏んだからGoサインを出したのだが油断は出来ない。



 駅に到着して出発を待つ

ヤウンデ駅(写真は以前アップした物を転用)





 18:10分予定の列車は19:30分に出発、僅か1時間20分の遅れで出るとはカメルーン国鉄の優秀性さを示すよい証左であろう、”あのカムエアー”にも是非とも見習ってもらいたい。

 去りゆくヤウンデ、一晩越すのははっきりしているのに寝台車はなく普通のシートに身を横たえてこれから始まる旅行について思いを巡らせていく。

 危険と言われる国に何故自ら好んで身を投じていくのか?

 ”好奇心”以外の答えが見つからないままに出発した鉄道はびっくりするぐらい順調に進んでいった。


2005.09.25(日)

 アフリカの鉄道としては奇跡と行ってもいいぐらい順調に進んだ列車は09:00時にンガウンダルに到着。
 もちろんこの09:00時が「到着予定時刻」だったかどうかの真相は闇の中だが悪くない移動だった。


ンガウンダル駅、駅の周りには何もなかった・・・




 列車の到着と同時にミニバスが待ち受けていたので飛び乗る事に、列車とリンクさせているのだろう。







 目的地の「ガルア・ブライ」への直通は無いらしく乗継でいかなければいけない。


 途中一度乗換、その車がパンクしてもう一度乗換・・・


最後に乗ったミニバス




 国境町のガルア・ブライには18:00時到着。


 これで中央アフリカ共和国の吐息が聞こえる距離にまで接近を果たした。


 いよいよ明日から・・・


 首都バンギへの狙撃開始だ・・・






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