コンゴ民主共和国
2005.08.16(火)-21(日)
キンシャサ・・・、かつてモハメド・アリが世界タイトルを行った場所・・・
かつて「アフリカのシャンゼリゼ通り」と呼ばれる栄華を誇ったこの首都のアップタウン地区は、これもアフリカのご多分に洩れず、その栄華は現在は見る面影も無い。
東西に延び”る6月30日大通り”の景色、おおっぴらに写真が撮れない国なのでミニバスの移動中にこっそりと・・・
ただしそこは人口700万の巨大首都、私が宿泊している下町のマトンゲ地区、その中心にあるビットワール広場は中々の賑わいだ。
ホテルから撮影したビットワール広場とその周辺の景色
レトロカーというかアンティークカーがミニバスとして現役で・・・
ホテルから撮影した別方向の景色
中部アフリカ有数のこの都市でとれるだけのビザを取ろうと毎日のように動き回る、ここではコンゴ共和国、ガボン、そしてカメルーンのビザを取得。
カメルーンのビザは3カ月マルチの申請でその分料金を払ったのになぜか一カ月マルチと、ちょっと納得できなかったのでクレームを大使につけたらなぜか2カ月マルチに・・・
このアバウトさはいいのか悪いのか・・・
いずれにしてもほぼ計画通りだ、悪い成果ではない。
ビザを取るのに色々動き回った時に撮った景色、これもミニバスの中からこっそりと・・・
夜屋台がビットワール広場の周りに立ち並ぶ、その景色はここが危険な国という事を忘れさせてくれる・・・
夜のビットワール広場
警官の数は異様に多く、そして警官にパスポートを渡してはいけないと言われるこのキンシャサ・・・・
信号はあるものの全く機能しておらず、警官が交通誘導しているこのキンシャサ・・・
近代的なスーパーの商品(大通りに一軒だけ発見出来た)が劇的に高い(輸入品の1.5Lの水のペットボトルで200円超えていた、袋入りの500mの水が10円で買える現地の物価から行くとあり得ない高さ)この大都市・・・
そしてたかりも多く、断ると露骨に嫌そうな顔をされ、こちらが悪者なのではと思わせるこの首都・・・
ミニバスに乗ると同乗者が気軽に声をかけてきて・・・こちらが日本国籍と分かるとたまに何故か「それならこのミニバス代を奢ってよ!」と屈託の無い笑顔で聞かれてしまうこの街・・・
そもそも金が無いからタクシーを使えずに安いミニバスを使っているのに何故「奢って!」と言ってくるのか全く分からないが・・・(これ以前もこれ以降も数多くの国を訪れたがミニバスやシェアタクシーで同乗者に自分の分も出してと言われたのはここキンシャサだけだった)
ビザ取りの関係もあり、合計6泊・・・
明日はザイール川を越え、コンゴ共和国の首都ブラザヴィルへと向かう事にしようか・・・