函館
2023.06.23(金)19日目:函館
08:20 「ホテルプロモート函館」で朝食バイキング
料金込みで予約していたので、受付に表示されている値段をみたら500円(税込550円)で表示だった。
値段が大分違うので比べたら悪いが、札幌の方が良かった。
朝食バイキング
明日出発なので観光は今日がラスト。
天気予報は雨で空模様は明かに昨日より悪い。
最大の見所の函館山を昨日にしたのは、私に予知能力があったからなのだろうか?
だとしたら旅行界の預言者と言っても間違いないだろう。
出発してから19日目、ここが北海道最後の都市だと思うと感慨深い。
「はるばる来たぜ函館」
とはこういった感情なのだろうか
取り敢えず今日は車は使わず市内観光でゆったりと終えるつもりだ。
09:20 出発
宿の直ぐ近くの公園にあった良く分からないヒーロー像
09:30 「函館駅」の「ツーリストインフォメーション」を訪問。
市街地図を手に入れ、市電の「一日乗車券(600円)」を購入。
スクラッチ式で日付を削るという珍しいタイプだ。
09:35 市電で「函館駅前」発。
入口で乗車券をついつい取ったが、先程の一日乗車券を見せるだけなので不要だった。
函館駅前
路線図(函館市路線案内より)
10:00 五稜郭公園駅着。
早速の雨、そこから徒歩でタワーへ向かう。
10:10 「五稜郭タワー(1000円)」到着。
学生もいて混んでいる。それにチケットを買うのに列があったのも北海道で初めてだ。
登った景色は「函館のシンボル、五稜郭が見えない」事を差し引いても良好で、雨が残念だ。
五稜郭公園駅と五稜郭タワー
10:45 タワーを出て「五稜郭公園」へ中を一通り見る。
勿論晴れの日が良かったが、それを都合よく選べないのがツーリストの日程だ。
最低限のノルマをこなすように傘を差して周る。
五稜郭公園
11:30 「五稜郭公園」を出て。
11:40 「五稜郭公園駅」を出発。
因みに市電にバスもセットになったチケットもあり、観光地の最寄りまでいくならそちらの方が都合が良いがそもそも車で来ているにバスというのも何か気に入らない。
雨に濡れるのは嫌だけど、今日は「市電+徒歩」というのがこのプロフェッショナルの最適解だった。
五稜郭公園駅まで
12:00 市電に乗り「湯の川(湯倉神社)」へ。ここはただ終点だから行っただけなので神社を見たらまた戻って移動する。
湯の川(湯倉神社)駅
12:08 「湯の川」駅発
12:13 「駒場車庫前」駅で下車、行き掛けに眺めた車庫が気になっていたからだ。
停まっている市電はレトロな車輌もあり、カラフルで眺めていて楽しい。
こんな時、気軽に降りられるのが一日乗車券の良い所で、買ってなかったら間違いなくスルーだろう。
12:15 「駒場車庫前」発
湯の川駅と駒場車庫前駅
12:15 「駒場車庫前」発
13:00 もう一つの終点「谷内頭(やちがしら)」へ
※路線的にはカタカナの「ユ」みたいな感じで、「湯の川」は共通の終点で「十字街」で分岐して「谷内頭」と「函館どつく前」と合計3つの終点がある。
ここから徒歩 函館市街からだと函館山の裏側になる立「立待岬」へ向かう。
13:20 途中、「石川啄木一族の墓」と「与謝野晶子の歌碑」通過し到着。
谷内頭(やちがしら)に「石川啄木一族の墓」と「与謝野晶子の歌碑」
岬だけあって風も強く雨も当たる。
こんな日に誰も来ないかと思ったら日本人の団体(10名ぐらい)が一組。
自分の事を棚に上げ「何もこんな日に」と思ったが、私同様「こんな日にしか来れない」訳はあるのだろう。
立待岬
13:46 「谷地頭」駅出発。
14:00 「十字街」で降りここからは徒歩で観光。
14:00 「赤レンガ倉庫群」を抜ける。
十字街から赤レンガ倉庫群
14:15 「西波止場」
14:25 「日本最古のコンクリート電柱」を眺めに行く途中に見つけたスイーツ屋さん「ママデコレ」が美味しそうだったのでチョコシュークリームとカスタードシュークリームとコーヒーのセット(530円)を食べる。
美味しかったのでついでにお土産にラスク(ダークチョコとキャラメルの2袋、計756円)まで購入。
14:44 「日本最古のコンクリート電柱」へ。
ママデコレと日本最古のコンクリート電柱、価値が今ひとつ分からん。
坂を上り元町の教会群へ
この辺りは寺も多い。
14:52 写真上段左:「真宗大谷派 東本願寺 函館別院」、下段左:「カトリック元町教会」、下段右:「聖ヨハネ教会」
14:54 上2段:「ハリストス正教会」
15:00 「元町公園」へ。
有名な「旧函館区公会堂」に「旧北海道庁函館支庁庁舎」を外観だけ眺める。
「旧函館区公会堂」に「旧北海道庁函館支庁庁舎」
「旧函館区公会堂」に「旧北海道庁函館支庁庁舎」
公園を抜けて南側の「旧イギリス領事館」「ペリー提督来航記念碑」へ
「旧北海道庁函館支庁庁舎」中段左:旧イギリス領事館、右:ペリー提督来航記念碑
15:20 そこから少し離れた「旧ロシア領事館(工事中)」へ
ここから外人墓地を目指す、ここも途中色々な寺がある。
中段右:旧ロシア領事館(工事中)
15:40 上段左「大谷派函館別院船見支院」右「實行寺(実行寺)」中段「称名寺」下段「高龍寺」
15:48 外国人墓地へ
※上段:中国人墓地、ロシア人墓地。中段:地蔵寺、プロテスタント墓地。下段:キリスト教墓地
16:10 このまま歩いてもう一つの終点「函館どつく前」駅へ
新選組最後の地「弁天台場跡」
「どつく」って何だろうと分からなかったが単に船の「ドック」だった。
16:30 「松風町」駅(ホテル最寄り)で下車。
市電の路線は完全制覇だ。
松風町
16:50 駅へ向かう。
昨日のリベンジで「どんぶり横丁」へ
開いているのは「道下商店」だけ
どうしても北海道は海鮮丼で締めたかったので「いくらとサーモンの親子丼」(1650円)を頼む。
美味しかった。
どんぶり横丁の道下商店
駅の「北海道四季彩館」で北海道最後になるであろうお土産を買う。
焼かに煎餅(1296円)、五勝手屋羊羹ミニ丸(249円)、五勝手屋羊羹ミニ流し(216円)、函館こ洒落たサブレ(972円)の税込2733円
北海道四季彩館
帰宅してからの撮り直し
18:00 「ツルハドラッグ」でシスコチョコフレークビター(105円)、ウーロン茶(2l,115円)、ポテココンソメ味(105円)、濃密パルテノ(159円)、グーテエア(165円)の税込734円
夜は「独りお菓子パーティー」だ。
ホテルのランドリーで洗濯(200円)に乾燥機(30分100円×2回)
札幌のホテルと全く一緒の値段で物も多分一緒、この旅行3回目の、そしてラストの洗濯をする。
ホテル、下段は市電のスクラッチチケット
終日の雨でゆったりと観光出来なかったが、まあ満足だ。
本日の出費は8383円
函館は千葉からだと北海道で一番近い都市かもしれない。
だが、私に取っては苫小牧から一周して訪れた北海道最後の都市だ。
「はるばる来たぜ函館」とエモーショナルになっても悪くは無いだろう・・・