名寄→朱鞠内湖→音威子府→クッチャロ→稚内
2023.06.15(木) 11日目:名寄→朱鞠内湖→音威子府→クッチャロ→稚内
06:20 道の駅「なよろ」で起床。
07:20 出発
07:33 風連のホクレンで12.60l給油(2029円)
今日は観光しながら北上し、日本の最北端”風”の場所「宗谷岬」まで行くつもりだ。
道の駅「なよろ」から風連駅まで
08:30 最初に士別経由で「朱鞠内湖」を訪れる。
持っていたるるぶにもまっぷるにも掲載されてなかったが、この湖は日本で一番大きな人造湖だ。
それだけで一瞥する価値がある。
雨竜ダム傍の朱鞠内湖展望台からの眺め。
湖に到着したら縁で立入禁止区域が設定されている。
つい先日(ニュースだと5/14)に釣り人がクマに襲われ亡くなられたことに対する処置だ。
元々深奥部に足を延ばしたり、一周する予定は無い。
これ幸いとばかりに一瞥で切り上げる。
朱鞠内湖
また一つ「日本一のツーリスト」の称号をゲットして、美深を目指す。
道中の朱鞠内湖が見えるスポット。
09:22 「美深峠」を通過。
09:55 道の駅「びふか」を経由しさらに北上、音威子府を目指す。
道の駅「びふか」
10:33 音威子府のセイコーマートで8種おかずの海苔弁当(298円)、ヨーグルト(88円)、ガラナ(98円)を税込552円で購入。
10:46 更に食後のデザートにソフトチョコアイス(120円)を税込129円で購入。
ブランチにデザート
11:16 道の駅「おといねっぷ」内の宗原商会で羊羹8点セット(2616円)をお土産用に購入
左:JR音威子府駅。右:道の駅「おといねっぷ」
お土産の羊羹(帰宅後に撮影)
内陸部をある程度北上したので稚内が大分近付いてきていたが、ここで明らかに遠回りになる東側の沿岸部を目指す。
海岸に出てから北上し、宗谷岬に入るつもりだった。
北海道外縁部を綺麗な形で一周するのはロスが多すぎるので断念したが、それでもなるべく海岸沿いは見れる限り見て一周に近付けたかった。
12:00頃 道沿いのペンケナイ公園へ、トイレ狙いだが閉鎖されていた。
13:11 枝幸の道の駅「マリーンアイランド岡島」でお土産(ビール3本税込1000円と札幌農学校税込1300円)を購入。
道の駅「マリーンアイランド岡島」
左上がここで買ったお土産。他はこれまで写してなかったので備忘の為ここで一気に撮影。
夢街道オホーツク
13:45 道中目に入り気になった「三笠山展望閣」へ。
無料で見晴らしも抜群で天気も良かったので言うことは無い。
三笠山展望閣
14:12 「北見神威岬」へ。
有名な積丹半島にある神威岬は過去に訪問していたがこちらは初めてだ。
もちろん神威の名が冠されている岬だからこその立ち寄りだ。
北見神威岬
明媚な北見神威岬を抜け海岸沿いをさらに北上する。
14:22 浜頓別
14:45 「クッチャロ湖」へ
15:20 浜頓別「ベニヤ原生花園」へ
展望塔目的だったので花園は塔から眺めただけだった。
ベニヤ原生花園
15:50 道の駅「さるふつ公園」到着。
猿払村は日本最北の村ということだ。
道の駅「さるふつ公園」
途中にあった風車が立ち並ぶ丘陵地帯
ここまで来たら宗谷岬まであと少しだ。
このまま海岸部を走り続けるのが定石だが、少し内側に入り高所から下りながら到着というパターンも出来そうだ。
見晴らしの良い高台は遅かれ早かれ訪れるので行き掛けの駄賃とした。
ゲストハウスアルメリアとその周辺から
宗谷岬公園
16:48 最北端”風”の場所、「宗谷岬」到達。
高い所から岬を見ながら徐々に下っての到着は、期待ほどドラマチックではなかったが演出としては悪くないだろう。
因みに最北端に”風”をつけたが勿論訳ありだ。
日本の領土の最北端は占領下の北方四島の択捉島のカムイワッカ岬らしい。
このこの四島を除いても、宗谷岬から1km沖合にある弁天島となる。
なのでここはあくまでも最北端”風”の場所なのだ。
宗谷岬、最下段左は逆光の間宮林蔵、中下段左洋上に弁天島、ズーム撮影しておけば良かった。
とは言え、最北端”感”満載な演出も多く、細かい事を言わなければここが最北端と語れる場所なので観光地としては満足だしこれ目視できる弁天島に幾らそこが今行ける最北端だとしても足を延ばすつもりもない。
記念にお土産の宗谷の塩(税込320円)を購入して出発する。
ショップ、お土産はこの「えぞや」購入。
購入したお土産
1992年に訪れた宗谷岬
取り敢えず最北端風はこれで満足だ。
次は稚内、ノシャップ岬へと向かう。
右に遠目に利尻島と利尻富士が目に入る。
17:28 一旦少し内陸にある眺めが良い「宗谷丘陵駐車帯」を観光。
宗谷丘陵駐車帯
18:01 稚内市内に入り、ホクレンで17.22l給油(2893円)し、最北端風到達記念に前にやって味を占めた機械洗車(1000円)で車に労をねぎらう。
18:20 稚内駅近くの道の駅「わっかない」に到着。
駐車場は無料だがほぼ満車、私が停めて残り一台しか空いてなかったのでラッキーだ。
ただ、ここも車中泊の候補に考えていたが混雑状況と他の利用者の利便性を明らかに妨げそうなので他に候補地があるなら避けた方が良さそうだった。
取り敢えず駅及び周辺を観光する。
稚内駅
最北端の線路の看板
1992年の稚内駅
車に戻り今後の策を練る。
他に車中泊の候補地は2つ、「夕日が丘パーキング」と「稚内森林公園キャンプ場」だ。
時間もまだあるので他の観光もしつつ下見して最終的にどちらか決定すれば良さそうだ。
18:40 「開基100年記念塔」へ行き料金を確認。
全景を見るにはベストなので夜景狙いで後程訪れることにする。
それに近くに「稚内森林公園キャンプ場」があるのも好都合だ。
開基100年記念塔
19:00-19:23 稚内の北のもう一つの突端、「ノシャップ岬」に到着。夕陽狙いだ。
ノシャップ岬
1992年のノシャップ岬
サンセットハンターとして 夕陽は何とかゲットしたが、思っている夕陽とは何か違ったのが少し残念だ。
ノシャップ岬から
海面の手前の雲に沈んでいった
19:36 稚内のセイコーマートでガラナ(98円)、チョコブリッコ(138円)、鳥天丼(378円)を税込663円で購入。
本日の晩飯
20:00 「開基100年記念塔」( 200円)に入館。
本当は先に「夕日丘パーキング」や入浴施設に寄りたかったが、閉館が21時なので先に来るしかなかった。
入館前に外で夜景を撮影。
記念塔はガラスで夜景をうまく写せず、少し残念だ。
記念塔内。
記念塔を諦め「夕日が丘パーキング」へ。
2台駐車していてここでの車中泊を考えたがとりあえずパス。
また戻る事になるがまだ行ってない「稚内森林公園キャンプ場」を見てから最終決定を下せば良いだろう。
20:30-21:00 入浴施設もタイムリミットを気にする時間だ。
日本最北端の温泉と銘打つ「稚内温泉童夢」で入浴(600円)する。
稚内温泉童夢
21:30 「稚内森林公園キャンプ場」へ。
駐車場は「夕日が丘パーキング」よりも泊まっている車の台数は多かったが満車には程遠く、自分周りのスペースも十分確保できるし、海沿いのパーキングよりも快適に過ごせそうだ。時間も遅いのでここに決定する。
因みにここは日本最北のキャンプ場で、ゴミ箱もあり無料と良心的でキャンパーには有名でテント泊も何人もいた。
稚内森林公園キャンプ場に行く前にもう一度開基100年記念塔付近から稚内の夜景を撮影、風が凄かった。
そういえば車中泊とは言えキャンプ場利用は初めてだ。
車を買う時、EVパークやキャンプ場での車中泊をイメージして、外部電源入力キット(外の電気を車内に引いて利用するため)までオプションで付けていたが、調べてみるとその手の施設はどこもかしこもそこそこの料金が発生するのでこれまで利用してこなかった。
それに車中泊にも慣れたので、今後も余程条件に合う場所で無ければこれらの利用は無さそうだ。
本日の出費は13272円
日本最北端”風”な岬を制覇した一日だった。