2008.10.03(金)
グリニッジ標準時・・・
いわずとも知れた世界の時計の基準ともいえるこの場所はここロンドンにある。
経度0度、世界の西と東を分けるこの場所に私も早速訪れてみた。
これがグリニッジの旧天文台
そしてここが経度ゼロを表すモニュメントと地面のライン!
時間の基準にいる・・・
ついこの間赤道を見て南北の中心に立ち、そして今東西の中心に立っている・・・
一度の旅行でこうした経験が出来るのは何とも言えない・・・
私はせっかくなので時計をこの基準にぴったりと合わせ直す事にした。
モニュメントの反対を向くと時計があり、世界で一番正確な時間を指している。
『あっあれっ?』
俺の時計と・・・一時間ずれているぞ・・・
アイスランドから来た時に時差は直しているはずだが・・・
一時間ずれているとなるとこれまでの観光中も誤った時間で動いていた事になるがそれは無いのでどうもおかしい。
私はそこにいた警備員に現在の時刻を聞いてみる。
私の時計と寸分の狂いも無い。
ということは・・・標準を示すこの時計が1時間ぴったりずれているのか?それもおかしな話だ。
私は「何故この時計はずれているのか」を問い合わせてみる。
『サッ、サマータイム(夏時間)・・・』
確かにこれなら納得だ、一時間ずれていて仕方が無いが・・・
それにしても基準を設けている場所で早速時差を生じさせるなんて・・・・
今の私の感情は憤懣やるかたないという感じだろうか?
私はこのイギリスにこう言ってやりたくて仕方ない。
『世界の時刻の基準を自分の所で設けているのなら・・・』
『お前が最初から例外になっちゃダメだろう・・・』
と・・・