北キプロス情報(含むバッファーゾーン)
1:VISA:不要、別紙(出入国カード)に出、入国印が押される。パスポート上に押すようにお願いしたが不可であった。
2:両替情報(通貨はトルコリラYTLで表記、補助単位はセントで1YTL=100Cent)
市中の両替商で1US$=15YTL
3:ニコシア情報
A:宿泊 :していないがちょっと聞いてみたらいきなり15YTLのホテルがあって衝撃を受けた。
B:市内交通:旧市街内は徒歩で十分
C:価格:南より圧倒的に安く、だいたい3割位差があった。コーラの缶が1YTL、煙草が1.3YTLぐらいから。
D:通信(ネット):あるが料金は不明
E:地図および観光案内所:旧市街のKYREYAN GATE内にあり地図、パンフ多数。
またバッファーゾーン内に観光案内所あり。ここで貰える建築ガイドブックは秀逸で、南北ニコシアの建築物の詳細が見やすくまとめられている。
南北とバッファーゾーンを併せてニコシア市内の観光案内所は3箇所となる。
F:見所:観光案内所で貰えるTrail Mapに見所が効率的に回れるように記載されている。また道路上にも青線と青のフットプリントで旅行者が迷わないように表示されている。
G:注意点(写真撮影など):南と同様にバッファーゾーン付近は写真不可、看板があるので見落とさない事。
4:全般的な注意事項
北キプロスは日本政府は承認していない。(今現在北キプロスを承認している国家はトルコのみ)
外務省の海外安全ホームページには
キプロス政府の実効的支配が及んでいない「北キプロス」及び国連キプロス平和維持部隊(UNFICYP)駐屯地以外は、旅行制限はありません。
「北キプロス」に入域する場合には、日帰り観光目的であればニコシア市の入域チェックポイント(Ledra Palace Checkpoint)において旅券を提示すれば徒歩及び車での入域が可能です。ただし、0時までに戻ることが条件となります。また、海外から「北キプロス」に直接入域した場合でもニコシアのチェックポイントを通過してキプロス共和国に入国することは可能となっていますが、チェックポイント通過時にキプロス側の係官の対応により何らかのトラブルが生じないとも限りませんので、「北キプロス」入域時のパスポートへの押印はできる限り避け、別の用紙に押印してもらうよう注意が必要です。なお、車両でチェックポイントを通過する場合には、所有する車両及び物品について臨時の検査が行われることがあります
以上キプロス情報、安全対策基礎データより抜粋
とあるがこの日帰りまでの条項はバッファーゾーンにある国連の観光案内所に確認したところ、3年程前から緩和されており、現在は南から入国し、北に宿泊してから南に戻ることは可能であると言われた。実際、その様にしているアメリカ人と出会っている。物価やホテル代の格差を考えると、私は始めに3日分宿泊費を払ってしまったので、ずっと南側に宿泊さざるを得なくなってしまった事が悔やまれてならない。
先に北に入国し、そのまま南に抜ける事が可能かどうかまでは不明だがおそらく大丈夫ではないかと思われる。要確認の事。