シエラレオネ(2005/12/7-11)
1:VISA:アクラ/ガーナにて取得、約2ヶ月シングル、45US$、要写真1枚、翌日受領
マルチは旅行者に発給しないといわれ、通常は1ヶ月のシングルしか発給しないところを陸路で行きたいと経路を説明して粘って交渉したら12月末までの期間で発給してもらえた。
2:両替情報(通貨はレオネLeにて表記)
A: Boader MRU Bridge(LiberiaとのBoader) 100L$=5000Le、1US$=2800Le
B:Freetown 1US$=2970-3020Le、F/Bによって多少レ−トが違う、私の見た中では政府バス(SLRTC Bus Station)前の両替商が一番レ−トが良かった。後で気付いたので非常に悲しい思いをした。またGPO前に路上チェンジャー多数、郵便局の隣の銀行の受付ではVISAカードでキャッシング?が可能。
C:Kamria(GuineaとのBoader) 路上チェンジャーはいたがレートは不明
3:経路情報
A:MRU Bridge→Bo ミニバス 30000Le+2000Le(荷物代交渉後) (ワゴン改造型タクシーは35000Le)
12/7 1645発−12/8 1000着
道は本格的な悪路、水溜り多数で途中何度も降りて歩いた。通常は8時間ぐらいらしいが私の場合は故障等も含めて17時間ほどかかってしまった。また途中夜間通過したイミグレで賄賂請求(500Le/1人)あり。ミニバスは荷物も人も満載でオーバーウエイトの為にこのような悪路を走るには適していないと思われる。またチケットを購入する時に客引が誰にでも前座席と嘘をついてくるので注意
MRUからはKenema行もある。
B:Bo→Freetown ミニバス 17000Le(前座席)+2000Le(荷物代交渉後)(後ろは16000Le)
12/8 1130発-1800着、道は舗装路で良好、到着は市の中心近くのFreeSt付近
C:Freetown→Conakry(Direct) ワゴン改造型シェアタク、40000Le+5000Le(荷物代)(ミニバスは35000Le)
12/11 0630発-12/11 1400着 (ボーダーは両国含めて1000-1130の間所要)
道はMastakaまで舗装路、その後はダート、程々に悪路、荷物代は交渉無しでミニバスかシェアタクか悩んでいたらミニバスはタダ!シェアタクは5000と勝手に下がった。この所ミニバスにいい思いがなかったのでシェアタクにした。尚、コナクリ行のダイレクトは早朝のみだがPamelap(Guineaとの国境)行は頻発している。
総括 シエラレオネのシェアタクは詰込式なので結構疲れる。というよりも痺れる。
4:国境情報
A:MRU Bridge(Liberia側):入国と同時にいきなりイミグレで賄賂請求、当初VISAは入国の許可で滞在の許可(日数)はここで決めるので20US$必要と言われた。交渉していると相手はどんどんトーンダウンしていき最後は「Give Me Small」までさがって結局拒否した。ただし滞在日数はVISAの余りが3週間程度あったが2週間となった。ポリスも1000Le請求、怒れば問題なく拒否できる。ここで荷物検査があり全開封検査!かなり面倒であった。検査後ポリスが「私の荷物に一切のダメージを与えていない」という文章をノートに書きそれに署名した。カスタムの検査はほんの少しだけバッグを開けてみた程度で何の問題もなかった。
B:Kamria(Guinea側):検疫でイエローカードのみだと多少突っ込まれる。持物検査は入念で身体検査(ポケットの中身も全部出し体を触って点検した)。賄賂請求はあったが全部ビザのレシートを見せて断った。
5 都市情報(Freetown)
(1)宿泊 YMCA 35000Le ダブル。シャワー、トイレは共同、シングルは25000Le、朝食付き
ロンプラの西アフリカからは削除されていたが市の中心近くにある。混んでいてダブルしか取れなかった。水は一日中流れるが電気は夜1900-2400頃まで、金曜日の夜は最上階でダンスがある。朝食は通常コーヒーorティーとパン+ジャムorチーズorオムレツだが、1000Le支払えばジャム、チーズ、オムレツとつけれる。また夕食が10000Leでオーダー(朝する)でき、メニューはグリルステーキ、ポテト、ライスと結構豪勢に食べれた。
行き方はStateHouseもしくはNationaMuseumまで行きそこからFortStに行く、StateHouseから徒歩3分程
(2) インターネット:宿泊したYMCA近くにあり、5000Le/1hr回線はまあまあ。日本語不可なので南極星をダウンロードしたが20分ぐらいかかった。
(3) 市内交通
シェアタク、ミニバスともあり、シェアタクは1区間700Le前後、ミニバスは行先によるがシェアタクよりやや割安。市の中心に戻るには「タウン」と言う事、結構「タウンの何処?」と聞かれるので自分の行きたい所を言ってみる事。
(4) 見所
(A)Aberdeen地区のCapeSierraにある古ぼけた灯台、寄付2000Leを払って灯台の上まで上がれる。私はシェアタクに2区間分+αの2000Le支払い市内からダイレクトにしてCapeSierraHotelに行きそこから徒歩5分ぐらいであった。尚CapeSierraHotel内にNationalTouristBoardがあり地図(30000Le)、ガイド(10000Le)と購入可能またアイスコーヒ−が特注で2500Leで飲める
(B)FourahBayCollege 市の中心から少し離れたModelJunction(CircularRd沿い、YMCAから徒歩5分程)からシェアタクが600Leである。歩いても十分行ける。小高い丘の上にあり眺めが良い。
(C)TowerHill 市の中心ですぐに行ける。眺めはまあまあ、ParliamentHouseが間近で見れるぐらい
(D)HillStarion ロンプラにもある眺めのいい場所。市が一望できる。市内のUnionTrustBank裏から直行ミニバスがあり900Le、帰りのシェアタクはHillCourtから捉まえるのが良い。
(E)BroadcastHill(もしくはCommunicationCenterSierraLeoneLesterPeak) ここはロンプラに載っていない穴場!HillStationに行くと数本のアンテナが立っている高い丘が見える。HillStationからIMATTへ行き(徒歩だと20分ぐらい)その横の道路をひたすら登る(30-40分)。頂上は通信施設なので原則的には立入禁止だが寄付(料金は要交渉)を支払えば中に入って写真もとらせてもらえる。рフ場合は3人が応対したので1000Le/1人と計3000Le支払った。なお無許可では逮捕される恐れもある。ここが市外を眺められる場所で一番高い位置にあるので建設中のアメリカ大使館が真下に見れたり遠くCapeSierraまで見れて中々良い。寄付を払いたくない人は頂上の通信施設に入る手前に景色のいいポイントがあるのでそこでやめたほうが良い。
(F)NationalMuseum たいした事のないコレクションが見れる。入場料は寄付
(G)Tagrin地区:市からやや離れた所にFerryTerminalがあり対岸に渡れる。料金はスピードボート(木の舟10人乗り)片道5000Le所要15分、大型フェリー片道1500Le所要40−60分で2時間に毎、大型カヌー1500Le所要40−60分で乗客集まり次第。Freetown側ターミナルでコンダクターを介してスピードボート乗ったために往復15000Leと大幅にぼられた。戻った後で偉そうにたった15000Leで景色を楽しめて良かっただろうとぼったことに反省の色全く無し、とても卑しい。気分が悪くなるので船頭と直接交渉する事。実際の景色はFreetownを対岸から見れると思っていたが角度的に全く見えずただ船に乗って往復しただけになってしまった。唯一の見所はスピードボートがTagrinに到着したときに、浜に舟をつけるのでそのまま降りると濡れてしまう為、人が群がって我先に乗客を持上げて運ぼうとしたことぐらい。市の中心からの行き方はEastStあたりからミニバス(700Le)に「FerryJunction」と言う事。
(5)観光局:ロンプラの地図から変更になりStadium近くのStadiumHostel(宿泊施設65000Le程でAC付、電気は夜間のみ)内にある。といっても全く情報も得られないので迷わずCapeSierraHotel内にあるNationalTouristBoardを尋ねたほうが良い
(8) 写真撮影については市の中心付近(政府、軍関連の建物多し)では特に注意すること。原則的には写真撮影する前に近くの人(警察に聞いても問題なし)に尋ねる事
(9)注意。完全停電首都なので夜間は懐中電灯等準備したほうが良い。コナクリ行のダイレクトシェアタク乗場まで0530頃歩いていったがこの時間でも非常に暗い。治安は???、人は何となくだが卑しい感じがする
追加情報
2006年2月 情報提供者「皆殺しのタツ」氏
1:VISA:コナクリ/ギニアにて取得
シングルエントリービザ US$ 100
マルチ US$ 150 とバカ高い!!
しかもギニアフラン払い不可、なので注意。
2005年11月より値上がりしたと、張り紙がしてあった。
午前中に申請、受け取りは翌々日の午前11時。要写真1枚。行く気が無くなるほど高い。かつ遅い。
2:両替情報
ギニアから国境を越える際は、コナクリ市内のバス乗り場、バンベトゥで換金するのがベター。(1500ギニアフラン → 1000レオネ)と、良心的どころか「お前損してない?」という程の好レート。
国境に行ってしまうとこれが(1750ギニアフラン → 1000レオネ)というレートになる。
フリータウン市内では、
1ドル → 2950 〜 3000レオネ。 両替屋によって違う。
銀行は 2780 〜 2850 なので、両替屋の方が良い。
市内で「T/C 2500レオネ」と書いた看板を見掛けたので、一応換金は可能なようだ。フリータウンでT/C両替が出来るのは、Sqndres St と Liverpool St の角。ちなみに。誰もいかないと思いますが。一応
3:BOでの宿泊情報
Hotel Sir Milton ダブル 、トイレシャワー付き 45000レオネ。
停電なしは久しぶりで、感激してました。ダイヤモンド取引きの白人が多く滞在。
T氏追加情報
2007.11
ギニアのシエラレオネ大使館はビザを発給する気はまるで無し。
ビザが欲しいと言っても、レター持って来いと言われたり(ホントは要らない)、シングルビザのシールが切れているから150ドルのマルチしか発給しないとか言われます。
150ドル出してまで行こうかどうか迷ったのですが、結局行くことにしました。
ちなみにビザのシールはシングルもマルチも同じでした。
でもビザにも領収書にも150ドルと書いてあるので、懐に入れているわけではなさそうでした。ただビザ出すのが面倒なのでしょう。
首都のフリータウンは電気すら通ってない国。
夜になると首都の街中でもかなり暗いです。
例によって車は故障するのでフリータウンに着いたのは夜9時だったのですが、一緒のバスに乗ってきた現地人女性はその場でひったくりに遭っていました。
僕は治安以上に役人の賄賂要求を心配していました。
シエラレオネ出国の時はイミグレでスタンプをもらった後に、検問があり、カスタム&検問があり、カスタムがあり、カスタム&検問があり、イエローカードのチェックがあり、検問があって、ようやく国境の橋に着くという面倒臭さ。賄賂は大抵要求されます。
イエローカードは出国時にチェックする意味がよくわかりませんが、ここでも150円くらい要求され、面倒なので30円くらい握らせました。
結局この2カ国(シエラレオネとリベリア)で払った賄賂はこの一度きりだったので、もっと粘れば良かったです。
他の西アフリカ諸国と違ってこの2カ国は英語圏なので、要領良く役人と仲良くなるようにして賄賂は拒否していました。
シエラレオネ人やリベリア人はノリも良いので意外に楽勝です。
2008.01
コナクリで取るシエラ、リベリアビザの取得状況は以前に戻ったらしいです。
僕がかなりの揉め事を起こしたので態度を改めたのか、それとも単に僕が軽く見られてただけなのかわかりませんが。
ですので僕の情報は無視してください。