インド

コルカタ→ブッダガヤ

基礎データ(2019外務省HPより抜粋し一部加筆)
1.面積:328万7,469平方キロメートル※日本の約9倍、インド政府資料:パキスタン,中国との係争地を含む。(2011年国勢調査)
2.人口:12億1,057万人(2011年国勢調査)
3.首都:デリー
4.民族:インド・アーリヤ族,ドラビダ族,モンゴロイド族等
5.言語:連邦公用語はヒンディー語,他に憲法で公認されている州の言語が21
6.宗教:ヒンドゥー教徒79.8%,イスラム教徒14.2%,キリスト教徒2.3%,シク教徒1.7%,仏教徒0.7%,ジャイナ教徒0.4%(2011年国勢調査)
7.通貨:インドルピー 1Rs=100P(パイサ) 1Rs≒3円で計算。(実際は2.75程度)

※ブログの日付は旅行当時に合わせてますが、帰国後10年以上経てから記事を書いているので実際のアップ日は2020.09.20です。

2007.05.08(火)

 結局コルカタの出発は5時間遅れで朝03:00時
 そこから8時間で11:00時にブッダガヤに到着。

 ここは釈迦が悟りを開いたとされる仏教の八大聖地の一つだ。
 これまで訪れた国々の出入国カードに「宗教」の欄があれば無宗教無信仰ながら迷わず「仏教徒」と偽って書く程敬虔な信者であるこのプロフェッショナルにとり、ここを訪れる事は運命の必然だ。 

 簡素な駅で町に降り立ち、コルカタで知り合った女性も加えて3人でオートリクシャーをシェアしてお目当てのウェルカム・ゲスト・ハウスへ向かう。

 仏教の聖地に相応しく、宿に行く途中で戦車のモニュメントが我々を歓待していた。 


鉄道からの景色。中段以下が到着したブッダガヤ


 13:00時 
 目的の宿に到着し、少し落ち着いてから昼食を食べる。
 朝食のセットがこの時間でも食べられるのが有難い。
 
朝食セットと宿から道を眺めて


 コルカタでの出発が大幅に遅れた所為で食事を終えても落ち着く暇はない。
 幸いだったのは鉄道が快適な1等寝台だったので、移動による疲労が無い事だ。

 14:00時、散策を始める。
 メインディッシュは釈迦が悟りを開いたとされる、世界遺産「マハーボーディ寺院(大菩提寺)」
 ただ町は歩いて周れる広さ、「美味しい物は最後に食べる」という観光の基本に則り、周辺から攻めることにした。

 ここは仏教の聖地だけあり、各国の寺院が建てられている。
 それを巡るのは良い考えだろう。

上段:バングラデシュ寺、中段:タイ僧院、下段:ブータン寺

お約束の日本寺、各宗派の共同建立。下段:上段 :正覚山釈迦堂


 ここは日本寺がある事でも分かるように、仏教徒の多い日本人にとって所縁の深い土地だ。

道端で見た牛と豚。中下段:チベット僧院

上段:ブータン寺、中段:all india bhikkhuni sangha



 余談ながら日本各地にある「保土ヶ谷」(神奈川県横浜市が有名)という地名は、このブッダガヤという名前がインドから中国を経て日本へ伝達の過程
 ブッダガヤ→ボドガヤ→ホドガヤ
 と変形してついた地名で、これは仏教を広めようとした僧侶がその地に住み着き布教を始めた事に由来する。

 
 というのは、この記事を書いている時に思いついた事実無根の嘘である。

 『・・・・・・』

 『特に何も書くことが無かったから言いたくなっただけです、ごめんなさい・・・・・・』

中段左:ツーリスト・センター

中段:真理研究所



 16:00時
 2時間程度の散策で各国寺院巡りを止め、本題のマハーボーディ寺院(大菩提寺)を訪問

マハーボーディ寺院周辺


 入るのは無料だが要脱靴でカメラは20ルピー(約60円)で許可が必要だ。
 私は敬虔な仏教徒だ、勿論支払って中に入る。

マハーボーディ寺院(大菩提寺)


 建物自体と同等に、釈迦が悟りを開いたと言われる菩提樹も魅力的だ。
 裏側にあるその場所を訪れ、しばし眺め思索に耽る。 

菩提樹


 ただ元来の性格を「明鏡止水(邪念が無く澄み切った様子)」と喩えられるこのプロフェッショナル。
 これ以上に悟れる悟りは無かった

 だが、聖地と言われるこの場所に来た事に意味はあるのだろう。

マハーボーディ寺院(大菩提寺)、上段右は蓮池の仏陀像


 一旦マハーボーディを離れネットカフェで1時間程度費やしてから夕食。
 何故か宿泊しても居ないホテル・ラクシミのオーナーが奢ってくれる。
 悟りを開いといて良かったと思える瞬間だ。

 丁度良いぐらいに暗くなったのでもう一度マハーボーディを訪れ夜の景色を楽しむ。
 これでこの地に思い残すことは無い。

マハーボーディ寺院(大菩提寺)


2007.05.09(水)

 朝6時に宿を出てバス乗場へ向かう。
 聖地といえども見所はマハーボーディ寺院だけ、長居は不要だ。
 それ以上にインドビザのカラータイマーは鳴り続けているのだ。

宿からバス停へ


 最初の06:45時発の便は乗れず、出発は次の8時のバス。
 これでこの聖地とはお別れだ。

左上が乗ったバス。他は屋根の上に人というスタンダードな風景


 Incredible! India!!(信じられない!インド!!)

 仏陀がここで悟りを開いたのは今から約2500年も昔の事らしい。

 これにはこのプロフェッショナルをもってしても

 ブッダだけにブッダまげた!

 と言わざるを得ないだろう・・

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