当麻→帯広→浦幌
2023.06.09(金)5日目:当麻→帯広→浦幌
07:30 起床
ここは静かで、入浴してさっぱりしたこともありしっかりと寝れた。
当麻スポーツランド、遮光している時の外観と寝床。
こんな感じ、道の駅では無いので車も少ない(朝起きた時点では私だけだった)。最下段はヘルシーシャトー
08:20 出発
今日は内陸部を抉りつつ帯広方面へ、可能なら釧路方面の沿岸部まで南下するつもりだ。
最初に目指したのは上川町にある「エスポワールの鐘」だ。
鳥居の先は大上川神社だと思うが車から撮影したのみ
09:03 「エスポワールの鐘」に到着
これは大雪山連峰の風景が見れる大雪展望台に設置された鐘だ。
エスポワールとはフランス語で希望。
毎日午前9時から3時間ごとに鐘を鳴らすらしいので、今日はギリアウトだ。
エスポワールの鐘
大雪山連峰を眺めて。街も良く見えるけど・・・
ちなみに「るるぶ」には「日本一の規模を誇る鐘」と書かれていたが「日本一の鐘」でググると「日本一巨大な鐘は、蓮華院誕生寺奥之院の梵鐘だが、重さでは知恩院や方広寺の鐘が勝る」と出てくるのでこの「日本一の規模とは何ぞや?」という疑問は拭えない。
だが、鐘の形が格好良いのでその辺りの追及は止めにしよう。
09:31 見学を終え途中セイコーマートでおにぎりセット(298円)、フレンチクルーラー(130円)の税込462円で購入。
エスポワールの鐘と朝食
10:20 層雲峡に到着。
黒岳ロープウェイ(往復2600円)は無事乗れたが、さらに上に行くリフトは6/10からでギリアウト。
まあ行かなくてよい言い訳にでもしよう。
黒岳ロープウェイ
約7分で山頂駅に到着。
標高約1300m、ここからの景色は中々に良く、次の便で降りるつもりが1本延ばす。
山頂駅。ズームで山麓駅のロープウェイがはっきりと写せる。勿論肉眼では何も見えていない。
リフト駅まで往復
11:00 帰りの便に乗る。
30分強は上の景色を堪能した計算だ。
山頂駅から下へ
11:50 40分ほど車で進み、「流星の滝、銀河の滝」へ
中段:流星の滝、下段:銀河の滝
この滝は不動岩という絶壁の両側から流れる二本の滝で、日本の滝百選に数えらえている。
もちろん百なんて多すぎて有難味も無いから、経路上になければ見に来てないだろう。
これで去ろうとふと見たら、駐車場裏の山を少し登ると2つの滝が同時に眺められる「双爆台」という展望スポットがあるらしい。
看板には430m,20分と書かれている。実に微妙だ。
上段は銀河の滝、右にある流星の滝は木に隠れている。
『ふぅ・・・』
溜息をついたが登ることにした。
ここに来るのは一生一度、気付かなければスルーだが気付いてしまったからには行かなければならない。
私が観光マシーンと言われる所以だ。
中腹の展望スポットを過ぎ、辿り着いた双爆台から眺めた景色は予想通りそれほど凄い物ではなかった・・・
12:10頃。双爆台から。左が銀河、右が流星
12:30 車に戻り国道沿いからほんの少し入った「大函」へ立ち寄る。
入口が分かり辛く、一回通り過ぎて戻る羽目となった。
層雲峡大函
「るるぶ」には層雲峡の渓谷美を間近に見られると書かれていたが、これが美なのかは微妙だと思う。
大函
13:15 通りかかった大雪ダムを見学。
大雪ダム
15:00 「るるぶ」の最初の方のページで紹介されていた「三国峠展望台」へ。
国道273号沿いのこの峠は北海道の国道では最高所(1139m)になる峠で、大雪山系の山々と樹海を一望出来る絶景ポイントで旅行前から期待していた場所の一つだ。
ただ生憎の濃霧で何一つ見えず。
絶景といっても「(想像を)絶する」景色ではなく「(視界が)絶えてる」景色だった。
三国峠展望台、下段左がガイドブックにも紹介されていた景色。
14:00 「るるぶ」とかで気になっていた「タウシュベツ川橋梁」へ向かう。
その近くにこれもガイドブックに出ていた「旧幌加駅跡」があったので先にそちらから見学する。
旧幌加駅跡
14:15 「タウシュベツ川橋梁」が眺められる「タウシュベツ展望台」へ。
国道沿いの駐車場(駐車スペース?数台しか停められない)から少し歩く。
橋梁へは行けないのでここから眺めるのが定番だ。
カメラのズームを利用して橋梁を楽しむ。
タウシュベツ展望台
帰りの道。最下段が駐車場(駐車スペース?)
これで今日の見所の最低限が終わったので一路帯広へ向かうと途中然別湖の看板が。
そう言えば鹿追から当麻に向かう途中でも然別湖の看板はあった。
そんなに有名な湖とは思わなかったのでスキップも考えたがガイドブックに載っていたキャッチコピーは「原生林に包まれた天空の湖」
これは行くしかない!
15:10 そして到着した然別湖は曇天の所為もあり、ただの湖の域を超えなかった・・・
然別湖
15:30 扇ヶ原展望台へ。
道中寄れたので一応立ち寄ったが勿論何も見えなかった。
扇ヶ原展望台
16:30 帯広駅到着。
隣接の地下駐車場は最初の30分無料。
見学は駅だけなので駐車して足早に見学する。
帯広駅
31年前の帯広駅。夜なので微妙ながら今とは違っていそう。
それなりの規模はありながら閑静な帯広駅を抜け次は夕食へ
17:00 北海道に来る前にどっかで食べようと思っていた「豚丼」
その有名な店「ぶた丼のとん田」が帯広にあると書かれていた。
営業は18時までで売切れていたら終わりだ。
少しドキドキしていたが首尾よく「ロースとバラの盛合せ(990円)」にありつける。
店内には芸能人の寄せ書きが多数飾られている。
この値段でこの味は素晴らしい、満足だ。
さらに満足感を増す為にソフトクリーム(320円)も食べる。
こちらも美味しかった。
ぶた丼のとみ田
17:55 ENEOSで17.8l給油(2831円)
18:30 帯広の全景が眺められる「十勝が丘展望台」へ立ち寄る。
その全景は、わざわざ夜景まで見ようとは思わない物だった
十勝が丘展望台
十勝が丘公園
18:30 夜景が無いなら今日の見学は終わりだ。
寝床と風呂を考えなければならない。
サイトで評判の良い車中泊場所を探すと道の駅「うらほろ」がヒットする。
そこから少し離れた場所に温泉もあるので、先にそちらへ寄ることにした。
19:30 「うらほろ留真温泉」に到着
入浴料は500円。
高いアルカリ性(PH10)の泉質を持つ温泉で、アルカリ系の方が好きなので満足だった。
風呂上りにコーラ(140円)を飲む。
うらほろ留真温泉
21:00 道の駅「うらほろ」に到着。
ルーチンになっているドラレコのデータをSDカードからPCに移してから眠る。
本日の出費は7843円
計算通りではあったが、絶景とは無縁な一日だった。