佐渡島→新潟市→十日町→上越→糸魚川→妙高



 新潟は兎にも角にも長い
 県境から県境までは実に330km、これは東京から名古屋福岡から鹿児島に相当する距離だ。
 その長さを「1新潟」という単位にし、「1新潟でどこまで行ける」とTwitterにアップしている人がいるくらいだ。
※詳しくはこちら

 面積ランキングでも堂々5位。
 ※実は先に抜けた福島県が3位と広いのだが、今回は掠っただけなのでその広さは味わわず。

 新潟に入り4日目。
 この長さに佐渡訪問も加わり、距離も時間もより長く感じていた・・・



2022.05.20(金)

12:10 新潟港から約20分、ナビ様のお蔭で迷うことなくフレンドパーク東中通2番町駐車場に到着。
 ほぼベストな場所が空いててホッとする。
 隣接するアパホテルへ、チェックインにはまだ早い。
 取り敢えず宿泊と市内観光の準備をする。

12:50 今回はそもそもがドライブ旅行”市内観光はついで”なので効率的に越したことはない。
 コインパーキングなので車を出すと、またここに戻れる保証はない。
 そこでるるぶ新潟掲載の新潟市観光巡回バスルート自転車で周る事にする。
 周回なのでガイドブックのスタート=ゴールは気にせず、付近のルート上から開始、最初の名所は白山神社だ。 

フレンドパーク東中通2番町、写真中央の前を向くグレーの車が私。中段以下:白山神社と隣接の交差点

12:55 白山神社(新潟の総鎮守として千有余年の歴史がある)

忠犬タマ公とは・・・

13:25 上段:マリンピア日本海(水族館)
→中下段:護國神社(戊辰戦争から第二次世界大戦までの新潟県出身の戦死者を祀る)


 少し外れた所にある変わった建物が気になり見に行く。
 「日本海タワー」と看板があり、残念な事に2014年(平成26年)に老朽化で閉鎖されていた。

13:55 海岸→下段左:日本海タワー

14:00 北方文化博物館新潟分館前→古町・本町


 時折スマホを開いて確認。
 るるぶ新潟も電子版で必要な所は見れるし、GoogleMapで迷う事も無い。
 いちいち地図を開いて観光していた時と比べると楽で良い世の中になったものだ。

 それに積載の自転車で市内もスイスイだ。
 維持費の安い、色々積める軽の貨物車で、FFで乗用車に近い乗り心地N-VANを新車にしたのは大正解だ。

14:20 旧小澤家住宅入口→旧新潟税関庁舎

14:30 新潟市歴史博物館(旧税関裏)→

14:40 金毘羅神社(トラックが前に停車していて何度か気付かず)

上段、中段左:柳都大橋、中段右:本立寺、下段:ピア万代


15:15 Befcoばかうけ展望室に到着。
 ガイドブックの写真を見て、新潟市で一番行きたいのがここだった。
 無料がさらにその気持ちに拍車をかける。

万代島ビル(高さ140.5m)


 展望室はビルの31階、最上階では無いが125mと市街を見渡すのに十分な高さだ。

 今朝下船したばかりの佐渡汽船ターミナルを眼下にする。
 これだけでも来て良かった。

展望台から。ばかうけはあのお菓子のばかうけ、製造は栗山米菓は新潟の会社。


 駅周りも興味はあったが無料駐輪場が反対側。
 そこに停めてまで観光する程意欲が湧かない。
 そのまま先に進む。

15:40 新潟駅→郵便局


16:20 萬代橋を経由して駐車場に戻る。
 チェックインには丁度良い時間だ。

16:00 やや古風な萬代橋、自転車はまた出るので後ろのポールに鍵止め。


 高名なアパホテルへの宿泊は人生初。
 隣接の駐車場は24h900円だが、アパホテル〈新潟東中通〉で申し出ると800円で900円分のサービス券を出してもらえる。
 このロケーションで宿泊費の3300円と併せて4100円なら激安だ。
 ランドリーもある、どうしても洗濯したかったので満足だ。

 部屋でPCを広げ、外付けHDDをセットする。
 ドラレコの128GBのSDカードは今の設定だと大体2日ドライブしたら満パンだ。小まめにデータを移すしかない。
 
18:00 さながら空母から艦載機が出るように、自転車で出撃。

古町→萬代橋


18:45 万代島ビル、Befcoばかうけ展望室に到着。
 日没時間は狙い通りだが生憎の雲で夕陽はノーチャンス。
 客も私だけだ。

万代島ビル、Befcoばかうけ展望室


 夜景に標的を変え、自転車は万代島ビルに置き先に食事に向かう。
 昼自転車で通り、気になっていた駅近くの「紅虎餃子房」へ。
 新潟かその周辺のチェーンだと思っていたが、後で全国チェーン(際コーポレーション)と分かった。

 餃子2種(やみつき&鉄鍋棒)にライス、東坡肉。
 東坡肉が単体で1000円越えたのでトータルで2000円超え。
 私にしては高い食事だが、味は普通だった。 

マクドナルドに紅虎餃子房


20:00 ばかうけ展望台に戻る。
 今度は2組5名と少し増えている。

Befcoばかうけ展望台、上段奥が萬代橋、手前が柳都大橋。中段右は佐渡汽船ターミナル

ガラス越しの夜景は今イチだ。


20:40 ミスドに寄り道。
 外から覗いたら閉店も近く、種類もあまり残ってなかった(10種類ぐらいしか無い)ので購入せず。

20:40頃



21:00 ホテルに戻りシャワーを浴びてからランドリーへ。
 200円で洗濯機を回してから近くのローソンへ買物。
 おやつや家では飲まないコーラを購入。
 袋不要つもりが伝わらず、面倒なのでキャンセルせずに購入。
 スイーツをクーポンで20円引きしてるから由とする。

アパホテルと買ったおやつ。


22:20 乾燥機は300円なので断念。
 そのまま洗濯物を車内に干す。
 中に今日履いていたユニクロ?のボクサーブリーフが見当たらず。
 どうやら洗い損ねたらしい。

 画竜点睛を欠く、締まりのない一日の終わりだ。


2022.05.21(土)

09:00 準備中にアパホテルは朝食付きだと思い出す。
 9:30まで、まだ何とかセーフ。慌ててレストランへ向かう。
 メニューはパンとジュース、コーヒーだけだが、偏食なので却ってありがたい。
 量は少ないけど腹の足しとしては十分だ。

 駐車場に行き洗濯物をチェック、やはりまだ乾いていない。
 ケチらずに乾燥機を使えば良かった。
 チェックアウトまで全部乾かないだろうから、このまま出発するしかなさそうだ。

アパホテルの朝食と社内の洗濯物


10:30 チェックアウト。
 乾いていない洗濯物を干し直して出発。

 後ろの視界が大分塞がれるが、バーチャルルームミラー(ナビの画面にドラレコのリアカメラをリアルタイムに映す機能)があるので問題ない。
 純正ではなく、ケンウッドの彩速ナビ(MDV M807HD)にして大正解だ。

 今日は車中泊の予定、候補は何ヶ所か調べているが、進捗状況次第なので決めるのは夕方だろう。

11:30頃


11:50 弥彦山スカイラインに乗り、九合目にある弥彦山頂公園に到着。

 パノラマタワーとクライミングカー共通券が、開業250万人突破記念で特別価格500円!
 通常両方買うと合計で1030円(650円と380円)なので51.5%もオフっているのは滅茶苦茶お得だ。
 元からこの手の物はあれば登る気満々なので迷わずチケットを購入。
 ラッキーだ。

高さ100mの回転昇降展望塔「パノラマタワー」

中の展望室が360度回転しながら上下する。


 パノラマタワーは控えめに言って最高だ。
 どこかレトロで、回転しながら上がるので座っているだけで360度の景色が楽しめる。
 横着者の私にはぴったりな展望タワーだ。

一番上近く。上段右写真の手前右から2番目のグレーの車が私の愛車。


12:10 同じ建物に乗場のあるクライミングカーでまた登る。 

クライミングカー


 実はこちらは必要ないと思っていてカットするつもりだった。
 ただ弥彦山頂と、彌彦神社御神廟はこちらからでなければ行けない(山麓からロープウェイもある)。
 危うく省く所だったので、共通券のプロモーションに感謝だ。

弥彦山頂に御神廟。ちなみに山頂の634mは東京スカイツリーと同じ高さ

Nikon CoolpixA1000の光学35倍ズームで遊ぶ。


 14:00 弥彦スカイラインを抜ける。

※実は1991年にここに来ていた。帰宅後に判明。


 次は彌彦神社本体へ。
 県内随一のパワースポットらしいが、どんなパワースポットかは不明だ。
 調べる気も無い。
 
彌彦神社


 拝殿への参拝は他と違い「2礼4拍子1礼」と拍子が2回多い。
 ただ、そもそも無神論者の私には、見る事にそれが強要されない限りは無縁だ。
 ただ眺めただけで終える。

彌彦神社


 次に向かうのは離れた場所にある彌彦神社の大鳥居。
 途中夏井のハザ木を経由する。
 ハザ木とは収穫した稲穂を干して乾燥させるために、田んぼの農道脇に植えた木で、 はざ木に渡した横竹に、刈り取った稲をかけることを「はざかけ」と言いらしいが、素人目には何が何だか良く分からない。

夏井のハザ木


14:20 道の途中にある彌彦神社大鳥居に到着。
 高さ30.16メートル、柱間20メートル、笠木の長さ38.5メートルの特殊鋼製で、両部鳥居として日本一の大きさだ。
 これで私は日本一の鳥居を訪れたツーリスト。
 即ち「日本一のツーリスト」確定だ。

彌彦神社大鳥居


14:45 るるぶで気になっていたアウトレットショップ、ストックバスターズに立ち寄る。
 楽しいけど狙い目の物は見つからず。
 燕三条へ急ぎたいのででざっくりと見て、バターナイフだけ買って出発。

ストックバスターズとバターナイフ、硬いバターもスルッと切れた。


15:00 道の駅 燕三条地場産センターに到着。
 金属製品のメッカ、燕三条でまず訪れろとガイドブックに載っていて絶対に行きたいと思っていた場所だ。
 天気は弱い雨。
 駐車場から土産物屋が近いのは良いが、金属製品はあまりない。
 コーナーの一角にある程度だ。
 ただ欲しかったチタンのタンブラーはある。

 近くに駅内の燕三条Wingもあるので保留にしてそちらを先に見ることにする。

 直ぐに決めきれず、2度往復し、途中付近のイオンモールまで見て悩む。
 最終的には燕三条Wingで土産物の初爪を買い、燕三条地場産センターでチタンタンブラーを買う。
 両方とも単品で1万円程度、ここで散財したかったのでこれで良い。 
 
道の駅 燕三条地場産センター

上のハリカで買ったホリエのチタンタンブラー、氷を入れると結露するのが残念。

燕三条駅と燕三条Wing

燕三条Wingで買った初爪という爪やすり


帰宅してこのブログを書いている最中に燕三条地場産センターだと思っていた店は「ハリカ」という純粋な土産物屋で、センターは同敷地内の別の建物だと分かる。
 金属製品が少ないと思いながら気づかなかったのは痛恨だ。
 これで私が如何に浅く考え無しか思い知らされたが、また行く理由が出来たと考えれば悪くない結果だ。
 いや、また行く理由を作るため、今回は旅行の神様が敢えて気付かせなかったのだろう。
 無神論者と時折PRはしているが、神様はこちらの都合の良い時は登場してもらおうではないか。


 燕三条地場産センター付近で大分手間取ったが、爪切りで有名なSUWADAの製品が無い事が気になっていた。
 調べてたら少し離れた所にSUWADA OPEN FACTORYがある。
 工場見学は間に合いそうも無いが、アウトレットも取り扱うショップなら開いている時間に着けそうだ。

17:45 到着
 スワダの爪切りはブラックという物を相当昔(それこそ20年以上)に買っていた。
 ただ、ニッパー型で馴染みが無かったので通常型の爪切りから中々切り替えようと思わず、また大きいので旅行にも携行出来ず、新品のまま家で眠っていた。
 だが数年前にどうせ余生も短くなってきたからと使い始めたら、余りの使い勝手の良さに、もう家では普通の爪切りに戻れなくなるほど気に入っていた。

 なので、今回は買わないまでもSUWADA製品は本拠地燕三条でどうしても見たかったのだ。

SUWADA OPEN FACTORY


 結局見ると欲しくなり、アウトレットで土産物として爪切りのミラーのS
 そして自分用に新製品のプチまで買ってしまう。
 併せて1万3千円くらい。
 今日一日の土産物だけで3万円越えこの旅行が終わるまで一日でこれ程金を使う事はもうないだろう。

下段がプチ、爪切り型のブラックの方が使いやすいので今後は国内旅行用にするかも?


 そろそろ日が暮れてきた。
 花火以外これといった見所が無さそうな長岡を横にして南下。

19:45 途中ファミマで軽食+お菓子。

ファミマ
 

20:00 道の駅 クロステン十日町に到着。
 今日はここで車中泊。
 助手席側をフルフラットにしてしっかり寝る。
 温泉も併設されていたが入らなかった。(群馬以降は入ったので後で後悔)


2022.05.22(日)

07:30頃 起床。
08:30 準備を終え出発。
 直ぐ近くのガソリンスタンドで給油、佐渡で大分埃をかぶっていたのでついでに機械洗車もする。
 家に戻ったら半年点検があり、それに機械洗車もセットだが、待てないほど汚れていた。
 旧ラパンなら放置だが、新車だと気になってしまう。
 これも新しい内だけだろうか?

 途中セブンイレブンに寄り朝食。
 今日も車中泊予定、長いドライブになりそうだ。

道の駅 クロステン十日町、GS、セブンイレブン


09:50 最初の景勝地、清津峡に到着。
 日曜の所為か?
 最寄りの駐車場は混雑していて、誘導員もいる。

 首尾よく駐車し、少し歩き坑道の入口へ。
 入坑料はこの期間は大地の芸術祭とのセットになっていて1400円(後でHPを見たら入坑料1000円+芸術祭500円とあったので記憶地が華も、)
 峡谷が見たいのに、芸術作品まで見させられるのはある意味迷惑だ。

駐車場から坑道入口まで。2,3分歩く。


 坑道は雰囲気のあるライティング。
 これは通常運転だろうか?

 「箱淵」と呼ばれる第一見晴所に到着。
 ここはシンプルだ。

第一見晴所


 また少し歩いて「丸淵」と呼ばれる第2見晴所へ
 明らかにアートな作品かと思いきやトイレだ。
 後で調べると、このトイレは中からだけ外が見える仕掛けだったので入れば良かったのだが、当時は知る由も無い。
 
第2見晴所


 そして「屏風岩」と名付けられた第3見晴所へ
 如何にもアートな空間だが、芸術祭なのか?通常運転か?は、分かる術も無い。
 否、 調べれば分かるのだろうけど、入場料は支払い済みなのでもうどうでも良くなっているというのが本音だろう。
 ※2018年夏の「大地の芸術祭」に合わせて誕生したというアート空間だそうです

第3見晴所


 そして750m歩いたドンツキは「パノラマステーション
 ガイドブックやWeb上で、フォトジェニックな場所として必ず紹介されている場所だ。

「パノラマステーション」


 ここまで見て、渓谷そのものは正直言って「まあこんなものか」といった感じだ。
 それに作られたルート上での仕掛けで、楽しませようという意図が透けている。
 個人的には必要最小限の加工(トンネルと見晴所を作る程度)で、なるべくそのまま見たいというのが本音だ。

 ただ、様々な観光地が人集めに知恵を絞っている中、私の嗜好はともかく、明らかに多くの観光客を惹き付けるこのアプローチは成功だし流石と言わざるを得ない。

 清津峡の魅力だけは、ここまで観光客は来なかっただろう。 

 坑道の出口で、八海山ロープウェーの看板が目に入る。
 ちょっと魅力的だ。

 車に戻って調べると、予定の目的地とは反対に進むが、そんなに離れていない。
 ここ最近、繰り返し始めたフレーズが頭の中でまたリフレインする。

 『見て見ぬふりをして通り過ぎれば、観光は避けられたのに・・・』

 と・・・

※漫画「バガボンド」の中のワンシーンから。迷った時こんな感じで毎回頭の中をよぎりました。

結果は2択、左右いずれかの結末。


 気付かずにいたならやり過ごせたが、もう行くと決心は決まっている。

11:40 八海山ロープウェーに到着。
 2200円という安くない料金を支払いロープウェイに乗る。

八海山ロープウェー

往路はガラガラだ。


 1174mある山頂駅(4合目)に到着。
 1778mある山頂へ駅からまたかなり登らなければならないし、本格的な装備も必要だ。
 山頂駅付近で残雪もあるし時間も無い。
 近くの展望台で景色を眺めるだけで十分だ。
 
駅付近と展望台

天候はあまり良くないが時折晴れ間があり平野が見通せる。

これだけでも来て良かった。



12:25 復路は定員81名(コロナ対策で現在は41名)のロープウェーを独り占め。
 何とも贅沢だ。

復路

 
 戻った駅で残り一個だったメロンパンが気になり衝動買い。
 車に戻って食べたが、まあ普通だった。

八海山


14:40 次の目的地、星峠の棚田に到着
 ここは大小様々な水田約200枚がまるで魚の鱗のように斜面に広がり、 四季折々・朝昼晩と様々な顔を見せてくれる名所ということだ。
 また、雲海が発生し、水鏡が輝く時がベストシーズンらしい。
 さらに現役の棚田なので観光するにもそれに配慮したマナーが必要だ。

 と、色々と言って見た物の、残念ながら今はベストシーズンではない。
 一瞥して満足し、先に進む。

星峠の棚田


 しかし最初に新潟に入った村上、笹川流れが下越。
 そこから南下しているのに向かう先は上越。
 京に向かう(近い)方が上と言いたいのは分かるが、現代人には北から南に下がっているのに下(越)から上(越)へ向かっているのは何とも納得し難い感覚だ。

16:10時 そんなくだらない事を考えている内にストックバスターズ上越に到着。
 燕三条で系列店に寄っていたのでこちらはカットする予定だったが、あまりにも見事に経路上にあるので無視出来ず。
 左折して入る直前に国道の降り口があり、ナビ任せにしていたら曲がる場所を間違えてプチ逆走する。
 危ないとこだった。

最上段:15時頃、ほくほく大島駅。最下段がストックバスターズ上越とモール


 折角寄ったからには何かが欲しくなり、アウトレットの内24金のタンブラーが16000円から5500円に下がっていたので購入。
 物欲には抗えず。

内24金のタンブラー

※結局性能はずっと使っていたサーモスの方が上だった。
 ただ見た目は楽しいので、現在はこれが家のメイン使い。

17:00 目指す春日山城跡の手前にある春日山城跡ものがたり館に到着。
 ちょっと興味はあったが残念ながらもう閉館。
 トイレだけ借り、敷地内にある謙信公の騎馬像を撮影する。

春日山城跡ものがたり館と謙信公の騎馬像。逆光で顔が映せず。


17:14 春日山城跡の駐車場に到着。
 これから登って見る事を考えると少し骨が折れそうだが、日没前には戻れそうだ。
 折角なので全部周る。

駐車場→春日山神社→


→直江山城守宅阯→

→毘沙門堂→


 実はここも大分昔(20年位前)に来ている。
 その事は、はっきりと覚えているが、ディテールはさっぱり思い出せない。
 記憶にしか残さなかった当時を考えると、やはり旅は記録が全てだ。
 
→春日山城阯(本丸)→

→春日山城阯(本丸看板)→

井戸丸阯→景勝屋敷阯→御成街道→

→柿崎和泉守宅阯→二の丸→青苧(あおそ:越後上布の原料)→

→三の丸→甘粕近江守宅阯→謙信公像(逆光で写真では分かり辛い)


18:10 約1時間の散策を経て出発。
 海沿いまで出て夕陽を見るのにまだ十分に間に合う時間だ。 

18:30 上越を西に少し進み、夕陽が綺麗な事でも有名な道の駅 うみてらす名立に到着。
 時間は狙い通りだったが、夕日は雲でダメだった。

うみてらす名立


 この後南下して長野方面へ向かい、色々と充実してそうな道の駅あらいで車中泊か?
 それともさらに西へ向かい、糸魚川を抜け親不知ピアパークを目指すか?
 どちらが決めかねていた。

 最終的には天気予報が雨だったので、高速下にあり雨が凌げそうな親不知ピアパークに決定する。 

19:40 糸魚川ガストで晩飯、この旅行初のファミレスだ。
 今日まで全くファミレスが思い浮かばず、コンビニコンビニだったのはブランクの所為だろう。
 まあ、こういった事を思い出すのも今回のテスト旅行の一環だ。
 途中で気付けばそれをオプションにすれば良い・・・

20:30 道の駅 親不知ピアパークに到着 
 高速下、途中で雨も降って来たのでこちらで良かったと一安心する。

糸魚川のガスト。最下段が親不知ピアパーク


 公衆トイレの前辺りでテントを張っているライダーがいる。
 気持ちは分かるが、そんな場所で無いのに自己中な行為に感じてしまう。
 こうした人達の所為で、道の駅の車中泊が嫌われているのかもと思わざるを得なかった・・・

2022.05.23(月)

05:30 目が覚める。

車はこんな感じ

有名?な亀のモニュメント、デカくて立派。


06:30 出発

 長野に抜ける前に、以前訪問した親不知子不知も寄る事にする。
 景色の記憶はあるが、折角来たからにはもう一度見たかった。

 さらに調べると、親不知トンネルというのがあるらしい。
 こちらは間違いなく未訪問だ。

 『見て見ぬふりをして通り過ぎれば観光は避けられたのに・・・』
 また頭の中をリフレインする。
 そしてこのフレーズを聞いた時、訪問は決まっていた・・・

07:30 親不知トンネルの駐車場に到着。

親不知トンネル。

ブラタモリ撮影の看板もある。

親不知トンネル

トンネルから降りて海岸に。


07:15 結局朝一から1時間弱観光してしまう。
 まだまだ早い時間なのでなるべく早く長野へ向かおうと上越方向に戻ると途中に親不知記念広場がある。
 親不知を一望するこの景色は、ぼんやりと記憶に残っていた

親不知記念広場

※1991年訪問、親不知(左下の写真)は覚えていた。亀は完全に忘れていたので後でビックリ!


09:00 上越に入り南下すると直ぐにマクドナルドがあり、たまらず立ち寄る。
 朝マックは久しぶりだ。

フィレオフィッシュセットにソーセージエッグマフィン


10:00 道の駅 あらい到着。
 国道18号の両側にある巨大な道の駅は施設も充実している。
 雨さえなければ車中泊はこちらが正解だったかもしれない。

道の駅 あらい


 ここでお土産を物色。
 職場用の「南蛮海老煎餅:と、自分用に気になっていたエチゴビールの3本セットを購入。

お土産


10:50 妙高、いもり池に到着。
 妙高山を映す池で、鏡のような水面が特徴らしいが、一瞥して先に進む。
 昼前までに新潟は抜けられるのだろうか?

いもり池


11:15 苗名滝到着、日本の滝100選に選ばれている名所だ。
 案内看板を見ると往復でそれなりに時間は消費しそうだ。

苗名滝


 世界ランクの滝は見ているので、こんなマイナーリーグは省いてもよかった。
 だが、「通過する経路上にガイドブックに載るような見所があればついつい立ち寄る」悪癖が出てしまう。
 そして見た苗名滝は勿論悪くは無い物の、訪問必須な程、凄くも無かった。

11:15頃、苗名滝


11:45 苗名滝を抜け、長野県の黒姫高原へ。
 何とか12時前に新潟県を終わらせた


 それにしても・・・
 会津若松を抜け、最初に立ち寄った笹川流れから、長野に至るまで6泊7日もかかってしまった。
 
 佐渡島を含めるとは言え、新潟はとても長かった・・・・・・

 

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