アメリカ

ニューヨーク

USA基礎データ(2019外務省HPより抜粋し一部加筆)
1.面積371.8万平方マイル(962.8万平方キロメートル,50州・日本の約25倍)
2.人口:3億2775万人(2018年5月 米国国勢局)
3.首都:ワシントンD.C.(人口約60万人)
4.民族
5.言語:主として英語(法律上の定めはない)
6.宗教:信教の自由を憲法で保障,主にキリスト教
7.通貨:アメリカドル 1USD=100C(セント) 1USD≒115円で計算。(換金レート考慮し、さらに分かり易くするためやや割り増し。クレジット払いで計算すると実質113円程度だった)

市街図

サブウェイマップ+書き込み(MTAネットワーク公式ページより)

※ブログの日付は旅行当時に合わせてますが、しばらく経ってから記事を書いているので実際のアップ日は2020.07.03です


2019.06.09(日)

 08:30時に起床して、食事をして出発したのは10時。
 昨日の観光ラッシュを言訳に、やや低調なスタートだ。
 お馴染みの79番通りからサブウェイに乗る。

上段左、ホテル、右、いきなりステーキ。


 15分程で、ワールド・トレード・センターへ到着。
 ここはグランドゼロと呼ばれる有名な9.11の惨劇の跡地で、今はワン・ワールド・トレード・センターというアメリカの独立記念年に因んだ1776フィート(541m)の高さを持つビルディングが建っているいる場所だ。

ワールド・トレード・センター駅。オキュラスと言うスペイン人設計の建物の中に出る。


 お目当ては全米一と言われる高さ381mの展望台。
 だが、今ではない。
 ニューヨーク・パスの範囲外なので、タックス込みの42.46USD(5000円弱)支払い、日没が見れる20時を予約する。
 ただでさえパスで200USD以上出しているのに、ここでの出費は大きいが、訪問予定の3つの展望台の内、最も行きたいのはここだったので選択の余地はない。
 こうした出費を気にせず出来るのが短期旅行者の強みの筈だが、常にコストや損得が気になるのは長期旅行時代のの刷り込みなのか?それ以上に元々持っている性格なのだろうか?
 セコさが抜けない自分にモヤモヤとしていたが、先に進むことにした。
 
ワン・ワールド・トレード・センター、下段右がオキュラスの外観


 外に出てグランドゼロと911メモリアルミュージアムを目指す。
 博物館はニューヨーク・パスのカバー内ながら長蛇の列。
 頑張って並べば行けるのだろうが費やす時間を考えて今日はスキップにする。

オキュラス、ワン・ワールド・トレード・センターとグランドゼロ及び911メモリアルミュージアム(中段左)


 今日のマストは2つ。
 ワン・ワールド・トレード・センターで夕日から夜景を展望。
 そしてもう一つが世界遺産自由の女神像を間近に眺める事だ。

 その自由の女神像が建つリバティー・アイランド行のフェリーは、同じロウアー・マンハッタンエリアにあるバッテリー・パークからなので歩いて向かう。

 そのルート上、ニューヨーク・パスのガイドブックに載っている911トリビュート・ミュージアムがある。
 ここは混んでなかったので迷わず訪れる。

911トリビュート・ミュージアム


 911
 2001年のあの日、夜突如としてテレビに映ったシーンは認識し難い事実だった。
 どんなことも起こりうる。
 理屈では分かっていたつもりだったが、それが目の前に現れた。
 当事者でない私に語る何かは無い。
 ただ冥福を祈るだけだ。

バッテリーパーク


 12:00時、バッテリー・パークに到着。
 リバティー・アイランド行のスタチュー・クルーズのチケット売場へ行く。
 パスでチケットは簡単に入手したが、そこから乗場までは長蛇の列。
 しばらく並び、空港に準ずるレベルのセキュリティー・チェックを受けゲートをくぐる。 
 チェックまで時間がかかっている分、乗船はスムーズだ。

チケット売場とセキュリティー・ゲート。そしてフェリー


 昨日クルーズ船で間近に眺めていたがリバティー・アイランドにいよいよ上陸だ。

バッテリー・パークからリバティー・アイランドへ


 12:40時。
 正面から周り込み、女神の背面にある乗場に到着。
 
後ろ姿も中々良い。ファック警察って・・・


 島の反時計回りに歩きながら女神像に近接する。

 そして正面からまじまじと眺め、テレビで何度も見た姿の生を楽しむ。
 像にされて一歩も動けず振り返る事さえ出来ない自由の女神は一番不自由だなんて使い古されたジョークは誰しも一度は耳にしているだろう。
 それが目の前だ。

 『やっと会えたね、こんにちは』

 ニューヨークに来た実感がまた一つ、増えてゆく。
 
世界遺産、自由の女神像


 ちなみに女神像の中にも入れるが、要予約で数ヶ月も先まで埋まっていると聞いていた。
 どうしても登りたいと思う程では無かったので、間近に眺められただけで十分だ。

リバティー島からロウアー・マンハッタンを眺めて。下段右はブルックリン橋


 島を一周して最後は裏側の博物館へ。
 上が見晴らし台になっているので女神の姿を後ろから堪能する。

博物館とその上から


 約40分
 リバティー・アイランドはこれでOKだ。
 
 ロウアー・マンハッタンへ戻るフェリーに乗る。

自由の女神を後ろから、フェリー。

自由の女神像


 途中、隣のエリス島を経由する。
 下船しても良かったが、他にもやりたい事があったのでここはスルーする事にする。

エリス島→バッテリー・パーク


 今日決めているメインディッシュは2つ
 その一つの自由の女神像が終わり、残るワン・ワールド・トレード・センターの展望台も予約済み。
 一見もうやる事は無さそうだが他でもない。
 ニューヨーク・パスを買った時から決めていた。
 元を取るまで観光する事が残り続けている。

 歩き方と併用して活用しているニューヨーク・パスのガイドブックで調べると、クリッパー号という帆船がバッテリー・パークから乗れるので売場に行って予約する。
 時間は17:30時。
 今が14時なのでまだまだ時間がある。
 それまでは色々と気になる所を見る事にする。
 
中段右は帆船のチケットブース

中段はチャージング・ブル。睾丸を触ると良いらしいが人だかりが凄い!

ウォール・ストリート

中段:トランプの所有するビル


 バッテリー・パークからウォール・ストリートを抜け、マンハッタン島の東側に出る。
 目指すのはピア(埠頭)16にあるウォーター・タクシー乗場。

ピア16に乗場がある


 これはホップ・オン・ホップ・オフ・バスみたいに、決まった場所で乗降り自由な水上交通だ。
 元々興味もあったし、それなりの金額もしていたので元を取るのに好都合だった。

  15:10時、出航。

ピア16→ブルックリン橋(イースト・リバー)


 さっきクルーズ船に乗り、帆船も予約済み。
 そして今は高速ボート。
 さらに言うなら昨日もクルーズ船。

回頭してロウアー・マンハッタンの南側を時計回りに


 そんなに船が好きか?
 と、聞かれると答えは”否”だ。

またしても女神付近


 ただ離れた所から都市を眺めるのは好きだ。

 今回、船代は全部パスに込み
 元を取るべく、可能な限り活用することにした。

ハドソン川

昨日のサークルラインの乗場

回頭してハドソン川を南下

ロウアー・マンハッタン


 停泊所では一切降りずに乗り続ける。
 ウォーター・タクシー本来の用途では無いけど、目的は眺める事と元を取る事だから別に構わない。

バッテリー・パーク


 16:20時、出航したピア16へ戻ってくる。
 ブルックリン地区まで乗ってそこから橋を歩いて渡り、バッテリー・パークに向かいたかったが、17:30時の予約を考えるとちょっと微妙だ。
 ここで下船する。

イースト・リバーを北上し、最初のピア16へ


 降りてブルックリン橋のたもとを目指す。
 出来れば少し上を歩きたかったがちょっと時間が足りなそうだ。
 下から眺めただけで結局断念する。

下段がブルックリン橋


 ロウアー・マンハッタンをまたバッテリー・パークへ。

ロウアー・マンハッタン


 動き続けてお腹も少し空いてきたので薬局でコーラとチョコを買う。

上段右は薬局


 17時過ぎにバッテリー・パークへと戻ってくる。
 丁度良い時間だ。
 列に並び乗船を待つ。
 クリッパー号は17:30時、予定通りに出発。

クリッパー号


 本日3回目の船。
 流石にこの頃になると自由の女神も飽きてくる。
 証拠の写真を撮る程度で軽く流す。

ロウアー・マンハッタンに自由の女神像


 18:40時
 バッテリー・パークからリバティー・アイランド付近を周り、1時間ちょっとで遊覧は終了。
 景色はもうだいぶ飽きていたが帆布を広げたり畳んだりするのが見れるのは楽しかった。
 こうした帆船に乗れたのもパスを買ったからだと考えると満足だ。

バッテリー・パークへ


 これで今日のアトラクションの残りは一つ。
 ワン・ワールド・トレード・センターへ向かう。

 911メモリアルミュージアムの明日のチケットが取れればと一応立ち寄ったが売場はもうクローズだ。

バッテリー・パークからグランドゼロへ


 19時、予約時間にまだ少し早かったので近くのショッピングセンターで時間を潰す。

近くのショッピングセンター


 ただそれも30分ほどで、結局待ちきれずにワン・ワールド・トレード・センター戻る。

 19:30時
 予約時間とそれ程離れていなかった事と、想像していた程混んでいなかった事も重なり、普通に受付して中に入る。
 セキュリティーはしっかりとしていた。
 エレベーターに乗るとニューヨークの時代に応じて変化する景色が壁に映し出される。
 中々お洒落な演出だ。

ワールド・トレード・センターの展望台、ワン・ワールド・オブザーバトリー


 102階、エレベーターを降りて映像を眺め、オプションで借りれるiPadの説明を受ける。
 15ドルのレンタル料、その気の無い人には無駄な時間なのでちょっとじれったい。

 それが終わりいよいよ展望台へ。
 19:55時。
 建物に着いてからなんだかんだで30分かかっていた。

上段が映像を眺めた後に現れる景色。下段右は自由の女神像


 全面ガラス越しなので反射が気になるが、381mからの眺めは格別だ。

展望フロアから。下段にエンパイア・ステート・ビルが見える


 1時間ほど粘り日没を眺める。
 水平線ではなく、雲間で消えたのは少し残念だが及第点はあげても良いだろう。
 そしてさらに夜景まで粘る

夕陽から夜景へ。下段がオキュラスを上から


 ガラスの反射で写真を撮っても今一つ決まらない。
 夜景にはエンパイア・ステート・ビルやロックフェラー・センターの方が適していたのだろうか?
 そんな事を思いながらも、振った賽の目は今更変わらないので目の前の景色を楽しんだ。 

夜景。中段にエンパイア・ステート・ビル、下段にブルックリン橋


 21:30時。
 展望台から降りてサブウェイに乗り79番通り駅へ。
 乗り換えなしの1本で戻れるのは有難い。

展望台から駅へ


 途中コンビニでコーラを買いホテルに戻り、シャワーを浴びてレンチンの冷凍食品を食べながら飲む。
 
 昨日に引き続き観光ラッシュな一日だったが、まだまだ見たい所は残っている。
 ニューヨークは巨大だった。

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