アメリカ国旗 ワシントン市旗

ワシントンD.C.

基礎データ(2019外務省HPより抜粋し一部加筆)
1.面積371.8万平方マイル(962.8万平方キロメートル,50州・日本の約25倍)
2.人口:3億2775万人(2018年5月 米国国勢局)
3.首都:ワシントンD.C.(人口約60万人)
4.民族
5.言語:主として英語(法律上の定めはない)
6.宗教:信教の自由を憲法で保障,主にキリスト教
7.通貨:アメリカドル 1USD=100C(セント) 1USD≒115円で計算。(換金レート考慮し、さらに分かり易くするためやや割り増し。クレジット払いで計算すると実質113円程度だった)

※ブログの日付は旅行当時に合わせてますが、帰国後に書いているので実際のアップ日は2019.07.23です。

2019.05.21(火)

  ワシントンD.C. 「W.C.」の略称でもお馴染みのこの首都は、街歩きを主眼とするならば昨日でもう終わっていた。

 だが、短期旅行で日程を決め打ちしている現在、滞在はまだ丸2日残っている。

 このままモーテルでのんびりしても決して悪くは無いが、こんな時にいつも考える事がある。
 「ここにもう一度来るのか?
 という事だ。
 答えは何時も決まっている
 「分からない

 ではどうするか?
 出す結論も決まっている。
 「分からないのなら見れる限り見ておくべきだ」
 と・・・
 
 そんな訳で、昨日買った冷凍のチーズマカロニと牛乳にシリアルを朝食にして、ただの消化試合である事を「+α(プラス・アルファ)の市内観光」とボカシしながら街に出る。

左上朝食。その他はメトロのロスリン駅とメトロ車内
 

 『何処から攻めるか・・・』
 昨日周った中心部の気になるところをピンポイントで摘み上げながらさらに深化させるか?
 それともアウトスカートに手を出すべきか?

 ガイドブックを読んでいると気になる記述がある。
 アレキサンドリア(上のGoogleMap上ではアレクサンドリア)
 ここが日本に例えるなら鎌倉や金沢のような古都で、アメリカ建国前、1794年、港町としてスコットランド商人達によって造られ、石畳に煉瓦造り18~19世紀の建物が1000軒ほど残る旧市街の街並は歴史保存地区に指定されている町だという。

 丁度泊まっていたホテルの最寄駅からメトロで乗り換えなしで20分程度で行けるというのもお手軽に訪れられるポイントだ。

上段:途中駅のロナルド・レーガン空港。最下段:アレキサンドリアのあるキング・ストリート駅


 キング・ストリート駅に到着して先ず向かったのは目的地である旧市街とは真反対のワシントン記念石塔だ。
 中に入ってタワーまで登ると10ドル以上かかるので、そこまで払ってみようとは思わず外からチラ見した程度で済ませたが、100mの高さのある石塔を間近に眺めながら階段から眺める景色はそれなりに良かったので、わざわざ回り道した意味はあったのだろう。

 石塔を眺めてからまた駅に戻り、今度はトロリーに乗りアレキサンドリア旧市街に向かう。
 これは無料で乗れるので良心的だ。

ワシントン記念石塔とバス


 無料なので終点までと何時ものセコイ料簡が頭によぎったが、やや手前の市役所前で降り、観光案内所に立ち寄る。
 集めている無料マップは簡単にゲット、また自販機があり、屋台なら3ドルしてたコーラののペットボトルが1.5ドルだったのでついつい買ってしまう。

上段左:市役所。中段:観光案内所。下段左:イギリス商人カーライルの家、右は市街
港沿いの景色


 旧市街・・・
 といってもヨーロッパの旧市街を見慣れている私には特にオールド感は感じず、ただの街並に過ぎない。
 一番面白いと思えたのは魚雷工場美術センターという魚雷の製造工場を改造したアトリエだった。

魚雷工場美術センター。最下段はアメリカ式トイレ、最後まで落ち着けず・・・


 12時前、旧市街からまた駅へと折り返す。
 行きはバスで一気に来た分、帰りは残りの見所と旧市街の景色を楽しみながらのんびりと戻ることにした。

アレキサンドリア旧市街。上段左:スタブラー・リードビーター薬局。
中段左:文化会館、下段右:クライストチャーチ。


 12:20時、取り敢えず最初のエクスカーションは終わりだ。
 キング・ストリート駅からワシントンD.C.市内中心部へ向かう。

キング・ストリート駅


 13:00時、メトロ、ランファン・プラザ駅に到着。
 アクセスし易い古都を見た次にやるべきは、ワシントンD.C.の深化だ。

メトロの車窓からとアンファン・プラザ駅


 私は別に博物館好きではない。
 観光の目的は街歩きメインだし、博物館は大体は有料だから時間が無ければカットして良い対象だ。
 ただ、ワシントンはスミソニアン系の無料博物館で充実しまくっている都市なので、何個かある内の気になった物は訪れるべきだった。
 
航空宇宙博物館への道中。


 真っ先に訪れたのは航空宇宙博物館
 ワシントン到着時、既に別館は訪れていたので今度はそのご本尊様だ。

上段左:ルナ・モジュール・シミュレーター。中段:月の石、触れる。
上段左:火星探査機キュリオシティ、中段:フレンドシップ、下段:2Fから

他色々




 男心を擽るこの数々の展示が無料なのは有難い。
 ただ、時間は何時だって押し迫っている。ここを1時間半程度で片付けて次の目的地へとモールを歩いていく。

上段左:アメリカインディアン博物館。上段下段右、キャピトル。中段:植物庭園


 14:20時、テレビでもお馴染みのU.S.Capitol. 国会議事堂に到着。
 かなり人気があるので予約なしでも見学できるかどうかは分からなかったが、取り敢えず中に入って聞いてみると今の混雑具合なら30分程度待てば大丈夫そうだと教えて貰えたので、折角なので待とうと予約なしの人の列に並ぶ。
 私以外は複数の人のグループばかりだったので、あと一人というツアーグループに前の人たちを飛ばすような形で並んでから直ぐに潜り込めたのはラッキーだった。
 
U.S.Capitol(国会議事堂)


 撮影可能な場所は限られていたが、アメリカ合衆国の核とも言えるこの場所の中を見学できただけでも僥倖と言うべきだろう。

国会議事堂内


 1時間程度のツアーを終え、国会議事堂の真向いにある議会図書館へと向かう。
 3つの図書館で構成されているが、その内の一つ、トーマス・ジェファーソン館は中の雰囲気が良く見てみたい場所だった。

トーマス・ジェファーソン館

内部、下段左はグーテンベルクの聖書

モール北側の通り沿い。上段左:国会議事堂を横から。下段右:ナショナルギャラリー


 時刻は16:30前、後一つは博物館を訪れられそうだったので、航空宇宙博物館の次に見たかった自然史博物館を訪れる。

 セキュリティーチェックを抜けて入るとまず象のはく製がお出迎えしてくれる。
 ここは地球が誕生してから46億年間の自然界に存在するあらゆるものを網羅しようとする博物館だが、私の興味はミーハーながら宝石・鉱物コーナーだった。
 中でも「ホープ・ダイヤモンド」はこの博物館の目玉とも言うべき展示物で絶対に見たいと思えるものだった。  
 
中段:世界一有名と言われる「ホープ・ダイヤモンド」


 他の宝石群も世界最大級の物ばかりで見応えは十分だ。

 ただこの宝石そのものの良さよりも、これ1個で世界何周出来るのだろうか?と考えてしまうのは宝石よりも宝石の価値に目が眩んでしまったからなのだろうか?

他の宝石群。上段右はポールサファイアのネックレス



 やや足早に1時間程度で見学を終わらせたころには17:30時。
 美術館などまだ開いている所はあったが、今日は博物館系はこれで終わりにしてもう一つのエクスカーションに向かう事にする。

中段以下はトランプ・タワー


 サーキュレーターという循環バスに乗り、ワシントン大聖堂へと向かう。
 私の持っているガイドブックは15~16年版で、そこにはバスが有料と書かれていたのでその分を考えて最初にスマートリップカードにチャージしていたが、今は無料になっている。
 思いもかけずラッキーだったが、計算がずれてスマートリップカードを使い切れない可能性も出てきたのはちょっと損したと思えるポイントだ。
 今の時代、予めネットで調べれば簡単に答えは出ているのに、行く前は調べる気が起きないので仕方がないだろう。
 取り敢えず得する方向だというのは確かだから、それで納得するべきだった。

サーキュレーター

 中心部から北にいったジョージタウンの、サーキュレーターの終点で降りてから10分程度歩いてワシントン大聖堂に到着。
 閉まっているのは分かっていたが、外観だけ眺めて満足するつもりだったのでこれでOKだった。

ワシントン大聖堂


 19:15時、中心部西側のフォギー・ボトムで別のサーキュレーターに乗換てロスリン駅へ

 スーパーで明日、明後日の朝食や飲み物を買って、夕食はマクドナルドではなくセブンイレブンでピザを買う。
 2片で2ドル(税抜き)だったので4ピース下さいというと、たまたま5ピース残っていたので1枚おまけをしてくれた。
 
フォギーボトムとロスリン近くのセブンイレブンに買ったピザ


 ワシントン3日目
 郊外エクスカーションに議事堂に博物館。

 プラス・アルファの初日は充実した一日だったが、最初からサーキュレーターを使い続けていれば、市の中心部の移動は無料だったと気付く、なんか損した感のある一日だった・・・

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