この記事は帰国後にあげてますので実際のアップ日は2017.12.07です。
日本
2017.11.13(月)
フライトは順調でやがて日本上空へ到達
機内から
2週間と短期だったので懐かしさは特に感じない。
成田付近。後ろを振り返ると別の旅客機が写っていた。
イミグレを通り抜け、一応検疫所に寄ってみる。係官は親切だったが、掛けた時間ほどの成果は無かった。どのみち後で専門医に診てもらうつもりなので、その時はっきりすれば良いだろう。
東京五輪に向けて準備が始まっていると思われるレイアウトを通り抜け、空港外の喫煙室でまずはグローを吹かす。今回の減量期間中の全てが電子タバコだけで済んだのは幸いだった。
成田空港とスカイアクセス
スカイアクセスに乗り、途中で路線を変えて家に到着したのは20時頃。まだやる事はあったが取り敢えず遠足は終わったのだ・・・
お土産はチョコ三昧。今回は空港ではなくすべて市中のスーパーで購入
『ふ~う・・・』
それにしても旅行は楽になった物だ。昔は海外旅行=行方不明だったのが、今はスマホ一つで世界中と繋がれる。隔世の感がある事は否めない。
『んっ?違うっ!、今回は観光じゃなくダイエットが目的だ!!』
そう言えば、ニウエでは「74.8kg」だった。ただ日本を出発した時、家の物では「74.8kg」だ。恐らくニウエの体重計は精度が悪かったのだろう。
スマートフォンに入れた万歩計がiPhone5ではモーションセンサーが無いので使えないと知ったのは旅行初日だったが、それが無くても歩いたり、自転車に乗っていた時間や距離は普段日本で生活してる物とは比較にならないほど大量だった。成果はがっつりと出ているに間違いない!
風呂上り、少し落ち着いてから測定する。
『74.6kg・・・』
『・・・・・・』
『0.2kg減、ばっちりダイエット成功・・・、な、訳あるか~~~!!!』
シェイプアップベルトをしてあれだけ動き回ったのに一体全体何故何故何故・・・???
釈然としない何かがしこりのように残っているが・・・
折角のトラベル・ダイエットがまさかの”成果無し”に終わるとは・・・
痩せる為にわざわざ南半球まで訪れていたのに・・・(涙)
『そう言えば・・・』
今回の旅行のテーマは「脱欧」の筈だった、だが、南半球で欧州と何一つ関係の無い筈のあの場所で耳にしたのは英語であり、また最大の目的地であるニュージーランドの地名にしても「ウェリントン」だの「オークランド」だの何処かで聞いたような?このプロフェッショナルに取ってあまり違和感の無い物だった・・・
『???』
気になって訪れた3ヶ国を少し調べてみるとこんな記述があった(いずれもWiki先生からの抜粋)
ニュージーランド:イギリス連邦加盟国であり、英連邦王国の一国である。政体はニュージーランド国王 を国家元首とする立憲君主制であり。ニュージーランド国王は連合王国国王(イギリス国王)と同一人物である。
クック諸島:元首は、クック諸島を含むニュージーランド王国(ニュージーランドとは別概念)の女王。発足時より女王はエリザベス2世。
ニウエ:イギリスの女王(ニュージーランド)を元首とする立憲君主制であり、総督はニュージーランド総督が兼任している。2015年現在の元首はエリザベス2世。
『・・・』
『ま、まさか・・・』
そう、私は地理だけを見て完全にヨーロッパを脱出したつもりになっていたが、南太平洋で訪ねたのはイギリス国王を王とする連邦の中の3国、つまりイギリス(関連国)旅行だったのだっ!!ヨーロッパの影は私を逃してはくれなかったのだ・・・!!!
『な、なんていう結末だ・・・』
どうやらこのプロフェッショナル・・・
今回のダイエット、こう呼ばなければならないだろう。
『結局いつものエレガントなヨーロッパ旅行だった』
と・・・
『えっ?』
『そんなんで良ければどこでもヨーロッパ旅行に出来るからいくらなんでも強引過ぎじゃないかって???』
『その質問に対する答えを、俺は用意したことは無い・・・』
と、言わせてもらおうか・・・
※これで今回の旅行記事は全て終わりです。お付き合いくださった方、ありがとうございました。また次回旅行をご期待ください。