アラブ首長国連邦




2006.04.05(水)

 バーレーンからのフライトでUAEどころか中東屈指と言っても過言ではない都市ドバイに到着したのは深夜だった。

到着したドバイの空港
 

 ドバイ・・・

 中東屈指の世界都市で金融都市、リゾート都市として世界中のセレブが集う事でも知られるこの都市は旅行をしない者でも名を知っているくらいに有名な都市だ。 

 旅行界屈指のセレブと呼ばれるこのエレガント・ツーリストとしても外せない都市だった。

 夜は空港で時間を潰して朝は優雅にブレックファーストをほおばる。

空港で食べた朝食
 


 「空港で野宿なんてエレガントさのかけらもないんじゃねえの?」

 等と考える不埒な輩がいるかもしれないがそれは今までこのプロフェッショナル・ツーリストの実物を見ていないだけのこと、生来の気品で身を包むこのエレガントなデューク・東城は 「空港野宿」でさえ何か優美な雰囲気を醸し出す事が可能なのだ。その姿をお見せできないのは残念無念というしかないだろう・・・・


 始発が動いてしばらくたってからバスに乗って市内へ向かう。

 噂に聞くドバイ。いよいよご対面だ。

 最初に到着したのはディラ地区、ドバイで一番賑やかなこの地区で宿を探すことにした。

ちょっとお洒落な時計台に近代的なビル
  

  

  

 

 
 これまで見てきたとこか閑散とした感のあるクウェート・シティーやマナーマや大都市でありながらも近代とはつかないエジプトのカイロ、また伝統的な欧風建築物と教会のあるヴァレッタとは違う、いかにも近代に建てられましたといわんばかりの新興都市ドバイ、その賑やかさはこのプロフェッショナルにとって心浮き立つ華やかさがあった。どれだけ賑やかだったかと言うと今まで見てきたクウェート・シティーと比較するとドバイだけに5倍といってもいいだろう。

 ホテルを決めると直に外に出る事にした。


 最初に行ったのはクリークと呼ばれる運河、ドバイは大きくは私の宿泊しているディラ地区と運河を渡ったバール・ドバイ地区とで分けられている。
 そして旅行者が移動直後にしなければならない宿命のビザ取り、今回はイエメンのビザをとる為にはこの運河を渡って大使館へ行かなければならなかったのだ。

クリークの写真。

















 アブラと呼ばれる水上タクシー、そこから眺めるドバイの景色、「ここは都会だ」というありきたりな言葉しか浮かんでこないが東京近くの近郊住宅で育った私にとってはこの当たり前さが心地よい。

バール・ドバイ地区
 


 まだ日も早い、普段ならゆっくりと市バスで大使館へ行くのだがこの日は何かちょっと嫌な予感がしていた。
 そこでタクシーでイエメン大使館へと急ぎ申請を済ます。通常は受け取りは翌日以降だがディラ地区のツーリスト・インフォで聞いた話だと明日から祝日にはいる為下手をすれば受領が週明けになってしまうので「何とか今日中に」と交渉したら「じゃあ今日の午後で」とスムーズに話がまとまる。
 物価の高いこの国での長期滞在はバジェットに限りがある旅行者にはやはり痛いのでこの好意は有難い。

 そこでビザの受領時間までは行きがけの駄賃とばかりにバール・ドバイ地区を観光する事にした。

バール・ドバイ地区
 



ドバイに数多くあるショッピング・モール


その中


バール・ドバイ地区


こうしてみるとやけに近代的






 何気ない街の散歩、視界に入る近代的なドバイの風景。そうこうしているうちに時は経ち、ビザの受領時間となったので一度イエメン大使館へと向かう。

 口頭だけの約束だったがビザは時間通りに出来上がる。これで次からの行動か確保された形となる。

 まだバール・ドバイ地区で見たい所があったので私はしばらくこの地区の観光を続けることにした。

シェイク・サイード邸


19世紀に建てられたアラブの伝統的な建築様式
  

  

モニュメントも良いが後ろの建物のデザインも良い。
 


 

ドバイ博物館
 

 

 

 

バール・ドバイ地区、2階建ての観光バスが走っていた。
 

左は名もなきただの建物、右はモスク
 


 バール・ドバイ地区の観光を終え、またアブラに乗ってディラ地区へと戻る。

船着き場


丁度運河の中心付近から






ディラ地区に着いた所。


運河の目の前にあったMuniciple-Museum


その2階から運河を眺めて


ディラ地区
 

モスクにスーク(市場)の中
 


 ディラ地区を一通り散歩する。

 先ほども書いたが私にとっては「当たり前」という景色が広がるこの街は特に写真心が刺激される事は少ない。

 ただ心地良さに身を包みながらぶらぶらと時間を潰し、そしてやがて夜になっていった・・・


 日が暮れた後、私は今日中にどうしても見ておきたいものがあったのでまたバス停へと向かう。

バス停付近から
 


 その見たい物・・・


 5ッ星が最高とされるホテル界で唯一「7ッ星」を名乗るブルジュ・アル・アラブ

 どんなものだか興味がわいていた・・・

 今度は運河をバスで渡りジュメイラ・ビーチまで向かう。

 バスを降りて目に入ったホテル、それはいかにも独特な形状をしていた・・・

ブルジュ・アル・アラブ
 


 『これが連邦の新型モビルホテルか・・・』

 ちなみにこのホテルは予約(レストラン等も)ないと中には入れない。今日入国していきなりここにきているので如何なこのプロフェッショナルと言えども中を見学という訳にはいかないのだ。

 ただ大抵の場合は外観が見れればそれで満足な場合が多いので別段それでかまわない。

すぐ近くにあるジュメイラ・ビーチホテル、こちらも高級ホテル。



 ターゲットの狙撃を無事に終え、またディラ地区に戻りレストランで食事する。

食べた食事とディラ地区の夜景
  

 そして少し散歩してホテルに戻る。

泊まったホテルから眺める夜景。
 


 僅か一日、速攻で終えたドバイ観光。

 「ブルジュ・アル・アラブ」を見た今、私がこの様に名乗っても間違いは無いだろう。

 そう、「7ッ星ホテルを見たエレガントなツーリスト」


 即ち「エレガントな7ッ星のツーリスト」

 と・・・

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