アンゴラ
2005.08.13(金)-15(日)
出発後は順調に進む、だが路面の悪さは相変わらずでいつの間にか日付変更線を越えていく。
日付を越えてからの道
ミニバスは14:30時頃、ようやくムバンザ・コンゴへ到着。以前マニ・コンゴ王国の首都だったとされるこの場所は今はそんな面影さえも残さない。
ムバンザコンゴ
そしてマーケットも・・・
ここで乗る4WDはドル払い可でクワンザ払いより得になる、マーケットで残りのクワンザをドルに両替して支払う事にした。
ここから乗る4WD、荷物がうずたかく積まれていく、このプロフェッショナルの荷物ももちろんこの中・・・
4WDは18:00時頃ようやく出発、今度は2時間半待ちなのでそんなに待っていない。
そして出発して深夜00:30時頃・・・
真っ暗な中、ここがどこだかさっぱり分からないような・・・(後で計算したら国境の10Km手前ぐらいだった)
辺鄙な村でいきなり停止、そこで一晩野宿するハメに・・・
『うむぅ・・・』
早朝04:30時に出発、ルボ・ボーダーへは06:00時に到着、国境のオープンは08:00時・・・
しかし国境の手前で宿泊するなら最初からムバンザ・コンゴで泊まっておいて朝早く出れば国境のオープン時間後の10:00くらいに到着出来たのではなかろうか?ヤツラの考え方が良く分からん・・・
国境のオープンを待つ間、何気なしに写真を撮る。小動物が飛び跳ねる姿が可愛らしい。
国境で・・・
中央アフリカの国同士では初めての国境越え、愛らしい動物が私の疲れた心を癒してくれる。これは吉兆に違いないと思い写真を撮っていると4WDで同乗していたエンリケが急に止めに入る、どうやらここでの撮影は禁止らしい。
『・・・』
うーむ・・・
まあ撮ったのは動物ぐらいだ。そんな大した問題にはならないだろう・・・
そして国境のオープンと同時に・・・
警察に呼ばれて小屋の中に連れ込まれて尋問されるこのプロフェッショナルがいた・・・
『・・・』
『・・・・・・』
『やっぱりこうなるのね・・・』
幸いにして同乗していたエンリケともう一人が必死になって「コイツが写真を撮ろうとしたのを俺達が止めたんだ」と伝えてくれて事なきを得たが・・・
これからも気をつけなければいけないだろう。
そしてその後今度は私の持つコンゴ・ビザが問題に・・・
私が取得したのはザンビア、ここではショボイスタンプビザだ。そしてアンゴラで取得できるのはシールビザ、後で人に見せてもらったらライオン・マークが入ったカッコいいものだ。このボーダーはアンゴラとの大動脈・・・というか毛細血管みたいな物だからザンビアでビザを取ってここから入ろうとする旅行者などまずいない、それで疑いの目をもたれたのだろう。
しばし確認するのを待っているとOKサインが、尤もなことだが心臓には悪い。
そんなこんなで国境通過にオープンから3時間かかり・・・
荷物代としてカスタムに5ドル支払い(4WDのドライバーが集めていた、後で聞いたらこれは賄賂だった、まあ現地人のほうがかなりふんだくられていたが・・・)
11:00時、ようやくアンゴラを出国・・・
中央アフリカ最初の国を無難に?終え、次はコンゴの始まりだ・・・