深谷市旗 埼玉県旗
2019.04.11(木)
宇都宮の余韻も冷めやらぬ1週間後。
今回も泊まり勤務後に居残りして夕方に仕事を上がり、披露した身体を引き摺りながら向かう先はバスタ新宿だ。
バスタ新宿
目的地はお馴染みの高崎。
アンチェインことビスケット・コミネ氏に会う為だ。
ただ夕方から夜にかけて仕事をしている彼に会うのは今日ではない、明日の日中だ。
疲れているのに今日無理に高崎入りをするのは、明日朝慌ただしく千葉からここまで来るのが嫌だからに他ならない。
予約していた宿にチェックインしたのは21時。
先週の餃子が消化不良だったのか?
今回はいつものようにマックやコンビニで済ませようと思わず、ネットで調べて食べたくなっただるま餃子へ向かう。
そして22時まで営業と書かれていたその餃子屋は、本日営業終了だった・・・
高崎駅周辺
『・・・』
当てが外れてどっか食堂に行く気もせず、コンビニで食べ物と普段は飲まない発泡酒を買う事にする。
ローソンとファミマを梯子して夕食とつまみを買うとたまたま籤をやっていて、両方とも当たったのは酒(発泡酒とハイボール)だった・・・
2019.04.12(金)
朝8時にスマホのアラームをセットして宿の軽い朝食を食べる。
ただ、昨日飲んだ慣れない酒の所為か?その後は2度寝3度寝としてしまう。
待ち合わせは11時、そして宿のチェックアウトが12時なので焦る必要も無い。
そうこうしている内にアンチェインからショートメールが入ってくる。
用事が終わったから早く会えそうだという内容だ。
『用意してから行くから少し待ってね』
と返し、チェックアウトする。
左は宿泊したビジネスホテル寿々屋
10:30時、彼と再会する。
半年ぶりぐらいだろうか?
さて今日は・・・
困った事に彼の案内の良さもあって高崎およびその近郊は大体見終わってしまっている。
今日特別にここで何かという事は思いつかなかった。
『どうしようか・・・?』
彼と食事をしてだべるだけでも別に構わないが、何かあればそれに越したことは無い。
そこで訪れる直前に高崎近郊を色々と調べると、実にタイムリーに
栄ちゃん
の名でお馴染みの渋沢栄一氏。
新しい万券の顔となる彼の出生地が群馬との県境に近い、深谷市にあったのだ。
アンチェインに打診をすると、彼の職場もそこからならそれほど遠くなく、訪れた事も無いから丁度良いという事だった。
早速向かう事にする。
あっという間に県境を越え埼玉県に突入、ただ深谷市は埼玉でも鉄道のドアが手動開閉に切り替わる籠原以北の街だ。
そうなると群馬と風景もあまり代り映えしない、牧歌的な物だった。
真っ先に訪れたのは渋沢栄一記念館。
新一万円札になる事が発表されて1週間程度(新札の発表は4/9日)しか経っていないのに早速祝の文字が躍っている。
普段は誰も来ないようなこの記念館だが、万券に決定した事から観光客も増えたらしい。
今日も平日にもかかわらず、数人の先客が既に訪れていた
ここは記念館と言いつつ、公民館でもあるので無料というのは良心的だった・・・
渋沢栄一記念館(公民館)
銅像は裏。結構デカいけど知らないと見逃しそう。
そしてそこから左程離れていない生家を訪れる。
ここも無料だ。
家の中ではガイドが渋沢栄一公の説明をやってくれる、それも無料というのは有難い。
裏は気持ちの良い公園で、さらにいうならトイレはこののどかな風景に似つかわしくないほど立派な物だった。
生家
生家裏の青渕公園
生家併設のトイレがやたらと立派だった。右下はふっかちゃんというゆるキャラ
新札効果で綺麗になった訳ではなく、この状態でずっと整備されているのは渋沢公が実業家だからなのだろうか?
流石は新万券に選ばれるだけのことはある。そう思わざるを得ないだろう・・・
栄ちゃん所縁の地を眺めた後は深谷の観光地を巡る
血洗島という物騒な名前の交差点とそこのセブンイレブン
プレートガーター橋である福川鉄橋。現在は使用しておらずモニュメント的に飾られている感じ。
レンガ工場。最下段はジョイフル
食事をどうするか?
名産は色々とあるのだろうが、敢えてファミレスのジョイフルを選ぶことにする。
以前九州へ自転車旅行で行った時、地元の友人に教えてもらい色々な県で立ち寄っていたファミレスで、大分前に関東に進出していたのでずっと行きたいと思っていたが、自分の生活圏とズレていたので訪ねる機会がなかったからだ。
25年ぶり?とも言える懐かしのジョイフルは、当時の味は覚えていなかったがコストパフォーマンスは記憶通りに抜群だった。
これから仕事に向かう彼に深谷駅で降ろして貰う。
今回もドライブに食事と全て彼におんぶにだっこだった。
感謝の念しかない。
深谷駅
関東の駅100選に入っている立派なつくり
今回の高崎行も満足のいく物だった。
ただ・・・
高崎行といいつつ、実際に訪れたのは埼玉。
それも遅い時間に待ち合わせだったので・・・
実は高崎に泊まらずに、日帰り埼玉往復でも全く問題なかった事は・・・
敢えて気付かずにおこうではないか・・・