2007.01.26
イランのエスファハーンという街に到着。
なんでもこの街はその美しから「イランの真珠」ともたとえられる街で、この街を賞賛する有名な言葉に
「エスファハーンは世界の半分」
という言葉がある程である...
ちょっと話が飛んで、私にとってイランは生涯100カ国目(非公認国を含み日本を除く)の国である。
世界の国数の計算は諸説色々あるが大雑把に言って200カ国ぐらい、
ということは私は既に
「世界の半分を見た...!」
と言っても過言ではあるまい...
そしてここからは単純な足し算だ...
「エスファハーンは世界の半分」
そして「ここで私はその半分を見た!」=1/2
「既に私は世界の半分を見ている」=1/2
数式に直して...
1/2+1/2=1...
ということは
「私は世界の総てを見た...!!!」
という計算が成り立つのは3歳児にも明らかであろう...
不思議とオーストラリアも、アメリカも、ブラジルも、イギリスも...そしてメジャーなインドやタイもまだ全く見ていないような気もするし、一番の憧れドイツにも到達していないような気がしないでもないが...
ともかくこれで計算上では証明出来ただろう!
「私が世界の総てを見た男!!」
で、ある事が...
エスファハーンで見かけたペルシャ美術の粋を結集して作成された歴史博物館前の彫像
完全な18頭身の美を示しており、そしてその表情の奥と彫の深さは当時のペルシャ美術の芸術性の高さを示すものだろう...
「世界の半分」という喩えはこの広場に由来する...
エスファハーン・エマーム広場の夜景...
その美しさは比類なき物である。この写真を見れば納得いただけるだろう...