デューク東城!
チュニス(チュニジア)に滞在中…
滞在二日目、早速残る標的「リビアビザ」を仕留めに向かう…
アルジェリアでは不可!エジプトも不可と聞いている…、チュニジアなら…、可能性はあるだろう…
観光案内所で住所を聞いてバスで行こうとするとタクシーを勧められる。
ちょっと遅く起きたのと、まあ面倒だったのでタクシーで大使館へ…
しかし大使館とビザセクションは別…、
「おいこら観光案内所、しっかり案内せい!」
と思うが、実はこういった時はいい“兆候”だ…
「万事塞翁が馬」、良くない事の後には「幸運」という名の女神が大抵の場合「微笑んで待ってくれている」
期待は高まり「領事館」へ、これまたリッチにタクシーで…
思いは昂まる、アフリカに440日強…
「これでアフリカにケリをつけてやる…」
12時は過ぎたが幸運な事に領事館は開いている…
女神がウインクして待っていてくれていたらしい…
「ようし、これがアフリカ最後のビザだ…」
中に入って早速説明する…
「今までアフリカ53カ国に行っていて、リビアに入国すればアフリカ全部に行ける事になるんだ!どうしても入国したいんだ!!ビザをお願いしマース!!(注、厳密にはソマリアには行っておらず、ソマリランドになるが、嘘も方便なのでここでは無理やり含めている)」
どうだ!こんな男はこの「プロフェッショナル」以外、そうお目にかかれないだろう…。
どうですか?リビアさん??ビザを下さいな!!
と思う間もなく
「レジデンス以外のビザの発給はしない」
とつれないお答え…、無表情でニッチもサッチも行かない…
これじゃ「秒殺」だ…
こちらの必殺技の「哀願」も「嘆願」も…
判定!
「効果無し・・・!!」
待っていたのは「鎌を振り上げた死神」だった…
どうやらこの「プロフェッショナル・デューク東城」
「アフリカにケリをつけられてしまった」
らしい…
うーむ、今後の旅行の展開が…、
自分でも読めない…
「参りました!!」