私は旅行界で
“唯一プロフェッショナル”と言われている男である…
他に誰も名乗っているのを聞いた事がないからという”事実”はほっておいて「プロフェッショナル」と名乗るからには
「プロとしての条件」
というものがあり、これをクリアーしない限りは、例え何人であっても
「プロを名乗る事は出来ない」
厳しい物である。
例えば
「世界7大陸制覇」
「数年に渡る世界一周旅行」
「海外渡航100カ国以上」
「エベレスト登頂やザイール川の川下り...」
等と、いくら旅歴を誇ったところで、その程度では「プロ」と言うには程遠いのである...
その条件とは?
一例を、さる有名な某「プロフェッショナル」が言った言葉を借りて表現すると、
彼は“プロのテロリストとして生き残ってきた第一の理由“を
「俺がラビットのように臆病だからだ...」
と、語っており、
また“超一流のプロとして呼ばれるために必要な条件”としては
「10%の才能と20%の努力、そして30%の臆病さとあとの残りは“運”だろうな...」
とまで言っている。
このことから考えるに、
「臆病」
というファクターは
「プロであることと切っても切れない関係にある」
ということが出来よう。
このことからも導き出されるようにこの私、「デューク東城」は
「超8流のプロフェッショナル」
として、次の条件を掲げる。
それは...
「チキン(臆病者)であること!」
である...
病的なまでに用心深く、臆病でなければ「プロ」足り得ないのである...
そして、
「0%の才能と0%の努力、60%の臆病さと、あとの残りは“運”」
と言う先程のプロの言葉を、若干の比率を変えて“肝に銘じ”任務を遂行していることが
「私のみが旅行界で唯一プロ足りうる男」
と呼ばれ続ける所以であろう...