Road to “Stop to Smoke” to “Stop Smoking”
(吸う為に立ち止まる事から、吸う事を止める為への道のり)
喫煙は中毒ではなく習慣
そしてその習慣とは吸わなければいけないという自己洗脳
それに気付いたら、以外にあっさりと止めれました・・・
当コーナーは折角「禁煙」したので、その技術的な事を残し、自らを省みると共に、今後試みる方の手法の一つの参考になればと残す事にしたものである。
時間的な流れ
⓪198×年。喫煙開始(1日1箱~2箱ペース)
①2017年6月頃。散歩開始。
②2017年8月頃。ちょっと健康が気になったので電子タバコ、c-tec購入。ニコチン無しの為、物足りず、ほぼ使わず。
③2017年9月頃。電子タバコglo購入。紙巻から電子タバコへシフトを開始。
④2017年10月頃。電子タバコiQos購入。gloと比べてあまり好みでないため使わず。
⑤2017年11月頃。4thMission 2nd Story. 紙巻きたばこゼロ。すべて電子タバコで賄う。
⑥2017年12月頃。三大電子タバコの最後、プルームテック購入。吸い感がなく、結局glo一本に。
⑦2017年12月頃。iQosを同僚に上げる
⑧2018年1月頃。散歩からジョギングへ変更。
⑨2018年2月頃。充電が途中で切れたり、破損して吸えなくなる事を恐れ電子タバコglo2個目を購入。
⑩2018年4月頃。煙草に疲れて禁煙決意。c-tecは復活。(ノンタール、ノンニコチン。アロマみたいな感じで使用)
⑪2018年4月頃。glo2個を同僚に譲る。
⑫2018年5月中盤~終わり。旅行にc-tecも携行せず。何も無しでOKかを確認。尚、c-tecは帰国後友人に譲渡
⑬20118年10月。禁煙して半年、禁断症状等全く無し。なお、他人が近くで吸っていても特に気にもならず。
1.禁煙するには何が必要か?(2018年3月頃)
まず一番大事なのは大小問わず「禁煙する気」があるかどうかという事だ。
その動機はなんでも構わない
私の場合は
①「身体に悪い事だからやめれるならやめた方がいいとなんとなく思っていた」
②「現代の魔女狩りで喫煙する場所を探すのがしんどくなった」
事があり、
最終的には旅行に行くのにも安いタバコはどこか?喫煙場所はどこか?等、気を煩わされることが嫌になり
「煙草から自由になりたくなった」
と気持ちが禁煙開始の一番の動機となった。
2.今まで禁煙しなかった(出来なかった)のは何故?(過去からこれまで)
私は最長48時間までの禁煙を過去恐らく100回以上はしていると思う。
要するに禁煙のプロフェショナルだった。
それが悉く失敗したのは何故か?
簡単に言えば「禁煙する必要を感じなかったから」だ。
そして止める止める詐欺を繰り返した時の言い訳は
①ニコチン依存症。
②2度目の20代を5年生きれば人生はもう十分だと思っていた。なので体に悪くてもそこまで生きてれば十分だったから
③身体に悪い事は世の中に幾らでもある、酒を飲まないので喫煙ぐらいは良いだろう
④また若いころはガンガン身体を使う仕事だったので「タバコを吸ってもこれだけ動ける自分すげえ」と良く分からないマッチョ願望に染まっていた。
という理由からだった。
3.禁煙に手を出したのは何故?(2018.4月頃)
①想像以上に長生きした。喫煙し続けていれば、苦しんで死ぬ確率もあがると思い始めた
②ジョギングを始めると体力が戻らない事に気づいた。
③喫煙場所を探すのが困難になってきた
④電子タバコに替えて慣れたが、充電だのそれにまつわる諸々が面倒になってきた
⑤タバコを持たない、吸わない方が自由であると思い始めてきた
つまり1でも書いたが「煙草から自由になりたくなった」からだった。
4.まず何をしたか?(2018.3月頃)
①禁煙の手法が書いてある本を探す。
喫煙者の常として、禁煙と言うとその気が無いとそれだけで追い込まれ、止めようとすればするほど我慢出来ずに吸ってしまうという悪循環に陥りがちだ。
なので喫煙のメカニズムを理解し、楽に止めれる方法を探す事が重要だと思った。
呼び寄せの法則、ではないが、人間何かそちらに意識が向くとアンテナも自然とその方向に張られていく。
私がたまたまコンビニで出会ったのは「やめる」習慣(古川武士著)で、それまで喫煙はニコチン中毒だと思っていたのが、実は単なる習慣だったと理解した事(実際は不明、プラセボ効果かも?)が目から鱗だった。
②禁煙を書いてあるサイトを探して読む
本と同時にネットでもアンテナを張ってみる
ⅰ. 簡単に止めれるやり方が書いてある
ⅱ.禁煙するとどういう症状が出るかが書いてある
ⅲ.禁煙により手にする自由が何かが書いてある
など、調べてみるとその名もずばり「簡単な禁煙法」良質なサイトがあり、それが参考になった。
そして喫煙習慣は自分で自分に掛けた「洗脳」であると理解した。
※当時気付かなかったが、改めて調べると「完璧な禁煙への道(常識を覆す最後の方法)」というのもあり、これも良いと思った。
5.禁煙スタート(2018.4月頃)
本、サイトを読み、じゃあそろそろ始めるかいう頃
①「簡単な禁煙法」内でも触れられているが、有名な「禁煙セラピー」(アレン・カー氏著)を購入。
②それまでのカートン買いを止める
③残っていた煙草の最後の一本を吸う
後は時が流れゆくまま
そして禁煙を開始してから禁煙セラピーを読んでいった・・・
6.どうやって禁煙に成功したか?
禁煙のポイントは二つ
①喫煙習慣を無くす
②喫煙したいという自己洗脳を解く
その為の手法は「ソフトランディング」
具体的には
紙巻→電子タバコ(ニコチンあり)
とまず、紙巻を完全に止めてニコチンありの電子タバコに移行した後、禁煙を開始。
吸いたくなったら電子タバコ(ニコチン無し)→徐々に吸う回数を減らす→喫煙習慣無し
と、行った。
尚、この時、もし途中で吸ってしまったら、
「結局吸ってしまった、俺禁煙無理」と減点主義にするのではなく、「吸ったけど、俺って○○時間も煙草吸わない強い意志がある」と加点主義で考える程度の緩さで開始した。
これは禁煙外来等も含め、事情があって急な喫煙をした人は、退路を断って喫煙意志を無理矢理封じ込めている人が多いので、話を聞くと「止めたけど実は機会があったらまた吸いたい」という人が多かった為で、また自分でも今まで100回以上失敗しているのは「よし止めよう、やっぱ無理」の繰り返しだったので、ダイエットと同じで急に止めるとリバウンドが来ると思っていたからだ。
この「いつでも喫煙に戻れるから今吸わなくても大丈夫」というやり方は自分に合っていたらしく、ニコチン抜きにした4月以降、特に禁断症状も無く半年経過した現在に至る。
7.最後に
私は上記のやり方が上手くはまったので止めれたというだけで、すべての人に適していると思ってはいない。
ただ参考になれば。と言う程度の物である。
禁煙しなければいけないか?
特にそうも思わない、現在の魔女狩りの様に「煙草は悪」というような風潮にも断固反対だ。
個人的にはアルコールを嗜まないのもあり、また昔好きでもないのに無理やり飲まされた事から、酒や酒で酔って色々やる人の方が遥かに害悪が強いと思うし、それに対して大したアクションもしない風潮の方が嫌いだ。
また、酒に限らず、世の中には煙草以上に悪い物なんて幾らでもある。
個人的には節度をもった分煙(増えているが例えば飲食店では喫煙席ではなく喫煙ルームを設け、席からそこに行かなければ吸えない様にする)で十分ではないかと考えている。
敢えて禁煙の記事を技術として書いたのは、たまたま成功してしまったからだけだ。
最後に
喫煙は中毒ではなく習慣
そしてその習慣とは吸わなければいけないという自己洗脳
もし興味があって禁煙したいという方がいたら、手法の参考の一助にして頂ければ幸いである。