今回は私が今まで旅行中にやってきた技術的な面にスポットをあて、そのコアの部分を「G技術」として出来るだけ分かり易く、そしてダイジェスティックに纏めてみたつもりだ。
旅行を終えてしばらくたってから書いたものなので書きもらしや記憶の忘れなどもあるだろうが私個人にのみ利用できる技術は省き、極力出来うる限り多くの旅行者の参考になるようにしたつもりだ。
冒頭にも述べたが旅行にリスクは付き物だしそのリスクは少なくとも日本で生活する以上にあるだろう。
だが、こうして色々と気を使っていく事である程度はそのリスクは軽減できると確信している。
もちろん最終的には運が左右するが
「5発実弾で1発空のピストル」でやるロシアンルーレットよりも「1発実弾で5発空のピストル」でやった方が死ぬ確率は低い。
詰まる所はそういった話しだ。
私は普通に観光がしたかったから旅行をしただけであって冒険がしたかった訳ではない。
だからこそ「一か八かの勝負を挑む気など毛頭無く、常に細心の注意を払って七か八の勝負を続けてきた」のだ。
それを積み重ねてきたからこそ安全に旅行を続けられ、そして無事に旅行を終えて今日本で無事にのうのうと暮らす事が出来るようになっていると思っている。
もちろん細心の注意を払っていた所で、自ら呼び込むトラブルでは無くたまたまその場所に居合わせたから出会ってしまうような不可避なトラブルに出くわすことはあるだろう。
その時にどうすれば良いのか?
全てのケースにおいて感情的に物事を処理するのではなく冷静さを失わないようにする事が肝心だ。
ちまたにあふれるサバイバル本でもまず書かれるのは「冷静になる事」だ。
それは多くの人間が危地に陥った際にはパニック状態になり「冷静になれない」からに他ならない。
瞬間的に激昂する事は当然あるが頭の片隅に自分を第三者的に眺められる冷静さを残しておく事だ。
そこで私はプロフェッショナルとしてこの言葉で「G技術」の最後を締めくくろうではないか。
そう、
観光に感動等といった余計な感情は要らない、ただ”事を終わらせる”とだけ考えればいい・・・
と・・・